楽しい外国語2013/04/07 21:53

 無事にラジオ番組 [Theme Time Radio Hour] の録音、iPodへの取り込み成功。
 ディラン様の有り難いお言葉は、やはり聞き取れない。ところどころ単語は分かるのだが…。

 一回目の "Weaher" で面白かったのは、スティーヴィー・ワンダーのヒット曲、"A Place in the Sun" のイタリア語バージョン、"Il Sole è di Tutti" だ。スティーヴィー自身が歌っている。



 このイタリア語バージョンの存在を知らなかったので、びっくり仰天。スティーヴィーの唱法がイタリア語に合っていない。そして、バックコーラスは英語のまま。おそらく、オリジナルのバック・レコーディングに、イタリア語のボーカルを被せたのだろう。
 一体どういう経緯でイタリア語バージョンが録音されたのだろうか。ディランの説明は特になし。イタリア語の歌詞を例のだみ声で詠んだだけ。
 ここは、番組最後のピーター・バラカンによる解説に期待していたのだが、なんとこの曲の解説は飛ばされてしまった。仕方が無いので、Wikipedia を見たのだが、「イタリア語バージョンも録音した」としか書いていない。それならばと、イタリア語のWikipedia もチェックしたのだが、同じ事しか書いていない。
 要するに、今のところどうしてこういうものが録音、発売されたのか分からずじまい。モータウンに詳しい人なら知っているに違いない、教えて、マーティン先生!(本気!)

 英語のポップスを他の言語で歌うということで一番有名なのは、ビートルズだろう。彼ら初期の大ヒット曲 "She Loves You", "I Want to Hold Your Hand" を、ドイツ語で録音している。





 こちらは、当時のマーケティング上、当時の西ドイツEMIの強い希望があったとのこと。Fabは全く乗り気がしなかったそうだ。
 彼らが乗り気だったかどうかなど、アニメ・ザ・ビートルズは頓着しない。ドイツ語というわけで、ドイツ語圏 ― アルプスの村にやってきたビートルズが、険しい山頂にビートルズ・フラッグを立てに行くという雑なエピソード。



 必然なのか、Fabもいかにもなチロリアン・スタイルにされる。英国男子は一度はこのチロリアン・スタイルをやってみたいのだろうか。モンティ・パイソンなどを見ていてもそう思う。



 イタリア語教室なのに、生徒はイタリア人ばかり。一人、どうも勝手の違うのが紛れている。きみはドイツ語教室に行きたまえ!

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