Commercials2022/04/24 19:41

 あの、ザ・ローリング・ストーンズがケロッグのライス・シリアルのコマーシャル・ソングを歌っていたという話は、ずいぶん前に聞いたことがあるはずだが、このブログの記事にしたかどうかは覚えていない。10年以上やっていると、けっこう忘れるのだ…



   当時としてはかなりイケてる CM だったのではないだうか。

 CM には、商品をのものを連呼して買ってもらうのもや、なんとなく雰囲気でブランドイメージを売り込むものもある。
 こちらは、我らが Bose の、ルイス・ハミルトンを使った CM。ルイスとお友達のピザ・パーティの雰囲気だけで、Bose の製品そのものは出てこない。



 ちなみに、 Bose は既に今年の F1 とは提携していない。既にかなり元を取っただろう。
 ルイス、どうか腐らないで。レギュレーションの大きな変更があって、実質別の車になった以上、どこかのチームが悪い状況に陥るのは仕方が無い。ルイス自身も、それを知っているし、セバスチャンはさらにもっと身にしみて分かっている。そういう世界を生き抜いてきたのが、ライコネンやアロンソであり、ルイスやセバスチャンであってほしい。

 トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズは CM とは無縁かと思ったら、MTV のイベントの CM に使われていた。ハートブレイカーズ、オフィス・ワーカーになるの巻。



 例によって一番芸達者なのは、ハウイ。トムさんが電話に出たら、内容を理解する自信がない。でも、ビデオ会議はぜひともお願いしたい。

Willie Mays2022/04/10 20:02

 フィギュアスケート・シーズンの終盤に F1 が始まったものの、私のセバスチャンが欠場で物足りない想いもあったが、今週末のオーストラリアから復帰した。マシンに慣れないという低次元でもう散々な結果ではあったが、彼が帰ってきたことをみんなが歓迎し、良くも悪くも目立ち、大好きな二輪を乗り回し、ああ、セブが帰ってきたなぁと思う。
 私が好きなドライバーで言うと、ボッタスはアルファ・ロメオでも強さをそれなりに発揮し、ノリスとリカルドのマクラーレンは苦労し、ハミルトンのマシンは盛大に "porpoising" をおこし、セバスチャンは超出遅れる。
 でもまぁ、いいや。私は今シーズン、フェルスタッペンがチャンピオンにさえならなけりゃなんでもいい。(そこまでフェルスタッペンが嫌いなのかというと…嫌いというか、好きになれないのだ。)フェラーリが復活してルクレールなり、なんなんりチャンピオンになれば盛り上がるだろう。

 そして野球も始まる。野球が始まると困るのが、ダラダラとテレビで野球を見てしまうことだ。しかも、今日のような大記録に限って見ていないときている。(だってF1の決勝だったんだもん…)困った物だ。
 そういえば最近、仕事中にボブ・ディランの "Theme Time Radio Hour" を再聴している。バラカンさんの解説付き。第1シーズンの序盤で、「野球」がテーマになる。ディラン様があれでけっこう、野球好きなのは有名だ。息子だか、孫だか、だれかの野球の試合を熱心に見に行っていた。
 それでバラカンさんは解説の最後に、そのときのテーマに合う、ディラン自身の曲を一曲流すのだが、野球の時は選曲に困ったという。さすがに野球がテーマの曲というのもはない。
 ただ、歌詞に "Willie Mays" が登場する、"I Shall Be Free" を見つけ出して、流してくれた。



 ウィリー・メイズは1950年代から60年代にかけてジャイアンツなどで活躍した名プレイヤーだ。打率、本塁打、盗塁に優れた日本の最近の選手で言えば、「トリプル3」を達成したホークスの柳田や、スワローズの山田のようなタイプだろうか。
 実は彼を最も有名にしたのは守備の方で、1954年のワールドシリーズで大飛球を捕球したことで、相手チームの勝ち越しを阻み、このプレイが "The Catch" として伝説化しているのだ。確かにまっしぐらに走っており、完全にボールが落ちる場所を把握していた名プレーだ。日本の高校野球にも「奇跡のバックホーム」というのがあるが、その手の印象的な守備だろう。
 このプレーでジャイアンツはピンチを脱し、この年のワールドチャンピオンに輝いている。
 こういうのがあるから、野球ファンってのもやめられないんだ…

FIA Executive Summary Report2022/03/22 22:02

 F1 2021年シーズンは、去年12月13日(日本時間14日)に最終アブダビGPのチェッカーフラッグが振られてから、ずっと私のなかで時が止まってしまっていた。
 日本では圧倒的に、そして世界でも少数派であっただろう、ハミルトン・サポーターだった私は、間違いなく彼のものだったワールド・チャンピオンシップが、魔術にかかったかのようにほかの人の物になってしまった瞬間を、消化できなかった。
 悪夢を避けるように、あのときのことを考えないようにして、ニュース記事にもあまり触れないようにしていた。あまりにも恐ろしい現実に、それを見つめ直すのも辛かったのだ。
 だから、あのソーシャル・メディア好きなハミルトンが、ふっつりといなくなり、懲罰承知で表彰式を欠席したのも理解できた。受け入れがたい悲劇から、距離を取ることが可能であれば、誰にでもその権利はある。もしそれが、7回のワールド・チャンピオンであってもだ。

 心が片付かないまま、今年の F1 開幕を迎えた。
 最初に見たのが、バーレーンの予選セッション。そのテレビ放映の冒頭で、FIA が去年の最終戦アブダビGPに関する調査結果を発表したことを知った。曰く、「セイフティ・カーと、再スタート、周回遅れの車の扱いにおいて、レギュレーションに曖昧な点があった」とし、「レースディレクターは誠意を持って、自らの知識の及ぶ限り行動した」とのこと。
 さっそく、原文を見に行った。

FIA Executive Summary Report / Executive summary of the analysis and clarification exercise conducted by the FIA following the 2021 Abu Dhabi Grand Prix

 じっくり読んで分かったのは、レース・ディレクター(マイケル・マシ)が強いプレッシャーを受けて、難しい状況に置かれたということだ。特にメルセデスとレッドブル、双方からの無線通信がさらに彼の状況を困難な物にした ―― としている。この「チームからの口出し」が悪影響をもたらしたことは、何度か強調されている。
 さらに、前任のチャーリー・ホワイティングは、長年にわたって複数のタスクをこなしており、その経験豊かなホワイティングの急逝によって急遽就任したのがマシであることも、考慮に入れるべきだとしているように読める。
 そのような状況の結果、レース・ディレクターは、ハミルトンと、フェルスタッペンの間を走っていた周回遅れの車だけをセイフティ・カーの前に出し、グリーンにするという、「ミス」を犯したのだった。

 人間はミスをする。

 私はやっと、自分を説得することが出来たような気がする。人間は完璧ではない。そういう運命の結果として、チャンピオンシップは、ハミルトンのものにはならなかった。それが2021年の F1 だった。

 いまでも、世界にはいろいろな理不尽が起る。何の罪もない人々が、おなじく人がもたらした戦禍に苦しめられる。
 次元は異なっても、いつもどこかで、おかしな事が起きる。故意なり、誠実なミスなり。大なり、小なり。そういう諸々の中に、F1チャンピオンシップも存在したのだ。

 なんと言っても、新シーズンは始まっているのだ。しかも私の贔屓は揃いも揃って低調ときている。マクラーレンとアストン・マーチンの遅さには頭が痛い。その上セバスチャンがCOVID-19 陽性って…!私にどうしろと?
 耐えろ,耐えろ、苦しい時は必ずあるものだ…!望んだ物が手に入るとは限らない!

伝説の F1 ドライバー2021/12/02 20:32

 先月いっぱい、日本経済新聞の「私の履歴書」は中嶋悟さんで、とても楽しく読ませてもらった。
 説明無用、日本人初の F1 フルタイム・ドライバーである。中嶋さんが F1 を走るという事が決まったとき、兄たちが興奮していたような記憶がある。
 思えば、5年間 F1 ドライバーを続けることが出来ること自体が凄い。しかもプロドライバーとしての最後の実績である。中嶋さんの連載では、がむしゃらに突き進み、いつか F1 を走ってやるという根性、意志の強さ、そしてなんと言っても才能がキラキラ光っている感じが素敵だった。
 中嶋さんというと、ホンダという印象を持っていたが、それは F1 でのキャリアのせいで、中嶋さんは日本の自動車,自動車産業全体の星だったのも、新鮮な印象だった。

 中嶋さんは、いままで何度「アイルトン・セナはどんな人だった?」と訊かれただろうか。だから、連載でもセナのために一回分費やした。
 セナは、「面倒見の良い男」だった。無論、中嶋さんが敵ではなかったからだろうが、それにしても、モナコでは手の皮がむけるのを防ぐためのテープをくれるなんて(パワステ時代以前)…いい人。
 登場するドライバーの名前も、マンセル、ピケ、プロスト、アレジなどなど、伝説のドライバーばかりである。
 重いハンドル、忙しいギア操作。ここは一つ、中嶋さんとシルバーストーンを回ってみよう。



 伝説のドライバーにして、飄々として、ダンディな中嶋さん。でもけっこうお茶目な仕事もする。
 何年か前にサンドウィッチマンのバラエティ番組で、超狭小駐車場にあらゆる車を車庫入れするという、謎だけど凄く面白い企画に中嶋さん、片山右京さん、土屋圭一(なぜ土屋だけ呼び捨て?)が参加していたのだ。
 馬鹿馬鹿しいんだけど、右京さんや土屋が、ハンドルの重い古い車で四苦八苦しているのに、急に最新スーパーカーが出てくると、「ぼくこれ~」と言ってスイスイと車庫入れをする中嶋さんが最高だった。

 さぁ、F1 シーズンも大詰め。あと二戦。勝つのはフェルスタッペンか、ハミルトンか。
 宣言しておくが、私はハミルトン派である。(←少数派)どうなったとしても、良いレースをしてほしい。みんな無事に、充実したレースになりますように。

Tchaikovsky Piano Concerto No 12021/09/29 19:43

 世界アンチ・ドーピング機関(World Anti-Doping Agency, WADA)の裁定のため、いまロシアは国際スポーツ大会で、国として参加することは出来ず、国旗,国歌も使用できない。
 東京オリンピック・パラリンピックでは、ロシアからの選手が金メダルを取った場合は、国歌の代わりに、チャイコフスキーのピアノ・コンチェルト1番の冒頭をアレンジした曲が用いられたという、話は聞いていた。
 それってアイディアとしては凄いと思う。そりゃもう、格好良く、派手で威厳に満ちた、イケてる曲であることに関しては、これ以上ない ―― 反則じゃん!と突っ込みを入れたいくらいの ―― 選曲だ。

 F1 もこの制裁の対象で、ロシアでグランプリこそ開催されるものの、国旗,国歌は使用できない。シーズン前、ハースのカラーリングがロシア国旗を想起させる物ではないかと、待ったがかかったが、この問題はとりあえず「無関係」ということになっている。
 決勝レースの前、毎回国歌(地域によってはもっと狭い範囲の曲)を演奏することになっているが、先週のロシア GP でも「ナショナル・セレモニー」というものが行われ、ここでもチャイコフスキーの出番となった。
 ところが、これがやってみると、なんとも珍妙なパフォーマンスになっており、もの凄く強烈だった…
 チャイコフスキーをバックに、グルグル回るピアノとピアニスト、ピアノの上には白鳥のバレリーナがクルクル踊る…シュール過ぎる…
 世界のトップレーサー20人が神妙な顔をしているのも、そのシュールさを際立たせた。



 そもそも、私はピアノの上に人を載せるという趣向があまり好きではないのだ。
 ロシアの芸術の誉れ,チャイコフスキーの要素をこれでもかと詰め込んで、よく分からないシロモノになってしまった。これにはピョートルもびっくりだろう。

 レースそのものは凄く面白かった。私としては、もちろんノリスに優勝して欲しかったが、あの雨は難しすぎた。ハミルトンの強さというのは本物で、運の強さ、決断力、チーム力、間違いなく最強だと思う。でもノリス君、きみはすぐに勝つよ。その日は遠くない。応援してる。
 セバスチャンも雨にやられた。アレがなかったら、チームメイトよりも前だったし(ストロール、ミラーを見たまえ)…一方で、帰ってきたライコネンがちゃっかり上位なのだから、この人、本当に引退するのかと不思議な気分だ。

How to Pronounce German F1 Driver Names2021/08/05 19:23

 オリンピックが始まってから、一番面白かったもの。
 それは、F1 ハンガリー・グランプリだ!

 そりゃぁもう、面白いレースだった。雨、多重クラッシュ、赤旗、どひゃぁー!な再スタート、晴れ ―― 追い抜きあり、ブロックあり、タービュランスに、新しい優勝者、そしてガス欠 ―― いやぁ、面白かった。
 結果として、セバスチャン・ベッテルが18ポイントを逃したのは事実だし痛いが、あのもの凄い展開の中で、二番目にフィニッシュしたのは間違いないし、ハンガロリンクじゃない、ほかの抜けるサーキットだったら、たぶんオコンの前に出ていただろう。ついでにハミルトンには簡単に抜かれて、優勝はしていないだろう。

 ホンダ ―― ね。それから、みんなが大好きなフェルスタッペンね。私は F1 においては日本のメーカーやドライバーを、それほど贔屓にしているわけではないので。
 そもそも、前からフェルスタッペン好きじゃないし。まぁ、あれだけ応援されているんだから、私ひとりくらい、ハミルトンを応援しても良いんじゃない?

 面白い動画を発見。
 ドイツ人 F1 ドライバーの名前を、正しく発音したまえ!という動画。



 ひとしきり発音をしてから、ビールを飲んでスイスを罵り、ドイツ人じゃないけど、ライコネンの発音に一家言あって、「わかったか!!」とぶち切れる。
 ライコネンもしぶといんだよね…アロンソもしぶといけど。セブにしても、この二人にしても、やっぱりワールド・チャンピオンってひと味違う。
 F1 も夏休み。来年のシートの話も色々でているけど…まぁ、とにかく面白いレースを見せて欲しい。私の希望は、セブとノリス君の、わたし的ダブル表彰台だな。

monsters (Tom Odell)2021/07/18 21:40

 トム・オデールの最新アルバム [monsters] が到着。
 これがどことなく、聴く前から期待値が低かった。なんとなくジャケットがイケてない。うーん、これは内容を反映して、ぱっとしない感じなのだろうか…
 実物が届いてみると、更にうーん。なぜ今更プラスチックケースなのだろう?これまで通り、紙でよかったのに。

 アルバムを聴いてみると、またまたうーん…どうしちゃったかなぁという感じ。
 歌詞は良いと思うが、メロディラインがこれまでに比べて窮屈で、ジャケットのとおり鬱屈のたまった感じが漂う。
 しかも、サウンドが最近の R&B っぽくって、私の守備範囲ではない。もっとロックバンドサウンドにしてほしかった…
 まぁ、まだキャリアも浅いわけだし(他の大物に比べて…)、いろいろなアルバムがあって、その中でイマイチな一つとなるのかな、という感じ。

 それでもそこは、実力派のトム・オデール。良い曲もある。
 "lose you again" は、彼らしくてとても良かった。
 公式ビデオがあって、横長。ウェンブリー・スタジアムと言えば、先日のフットボールの暴徒ども、許さん。よくも私のランドー・ノリス君をボコボコにしてくれたわね。まぁ、予選を見る限りは、元気みたいだからよかったけど…ノリス君、あまり派手な車で派手なところに行くもんじゃないよ。早々にセバスチャンを見習って、私生活はひっそりスタイルで行って欲しいな。
 あと、オデール君。ピアノの上に立つのはやめなさい。腰掛けるのもやめなさい。

2021 Azerbaijan Grand Prix (6/7/2021 追記)2021/06/06 23:54

 F1,アゼルバイジャンGPは、23時頃には終わるだろうから、その後で今日の記事をアップすればいいやと思っていた。

 甘かった……。アゼルバイジャンは荒れるんだ……。

 なんだかもう、心臓に悪いし、神経も脳も疲れ切って、眠ることも難しい。今日、記事をアップするのは、諦める。
 明日、私がまともでいたら、追記することにしよう。

 これだから、F1ファンはやめられない。

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 前戦のモナコから、セバスチャン・ベッテルが復調している、と言われている。モナコもポイントを取ったし、今回はなんと2位だ。
 もっとも、モナコも、アゼルバイジャンも市街地の特殊なコースだ。いつもとは事情が異なり、番狂わせも多い。ここで浮かれること無く、次戦に臨んで欲しい。

 そうは言っても…!
 やっぱり、セブの2位ポディウム獲得には、泣いた。あの明るい笑顔、声、生き生きとしたセバスチャン。やっぱり F1 には彼が必要だ。
 ペレスを押し出すことになった移籍だったが、そのペレスが優勝というのも粋ではないか。にこやかに握手する二人に、こちらも笑顔になってしまう。
 「歌う?歌う?!」と期待する川井ちゃんもふくめ、実況陣も嬉しそうだった。
 確かにセブはシーズン前に「成長曲線になるだろう」と、慎重なコメントをしていた。実際、開幕からは苦しんでいた。そして、この二戦の復調である。今のところ、彼の言った通りになっている。
 シーズンは長い。タフなこと、辛いこと、嬉しいこと、波乱、事件、きっといろいろあるだろう。でも、私はきっとまたセブの明るい表情が見られると、信じている。

 レースそのものは、予選からもう、ドカンドカンとぶつかりまくり、大混乱だった。
 ストロールとフェルスタッペンのタイヤトラブルに関して、ピレリを非難する声も多い。ストロールに関しては、予想外の出来事で、どうにも仕方がないと思う。
 ただ、フェルスタッペンは、ストロールのトラブルに何か学ぶべき物がなかったのだろうか。トラブルの直前にファステストも出している。ファステストの1ポイントよりも、走りきることの方が、何倍も重要だったはずだ。ハードタイヤに限界があることを予想して、もっとタイヤをいたわれば、彼はポディウムの頂点にいて、ハミルトンを引き離していたのではないだろうか。
 まぁ、私はみんなが大好きな、フェルスタッペンがあまり好きじゃないので、コメントが辛くなるのだが。

 ハミルトンが再スタート時の 1 コーナーで止まらずに直進したときは、ああ、これも運命だなと思った。彼にはあんなリスクを負う必要なんてなかった。普通に考えればそうなのだ。
 しかし、車をあんな速度で走らせるという、ちょっとイカれた競技の頂点に君臨する男は、普通ではなかった。ああするのが、彼の宿命だった。
 どちらかというと、タイトルはハミルトンに取らせたい私だが、あの直進は、ショッキングでありつつ、なんだかすがすがしささえ、感じられた。
 これで、タイトル争いはほぼイーブンに戻った。次回から仕切り直しだ。

 ホンダは、総合的にはご機嫌な週末だったろう。角田くんもポイントを取ったし。
 ただ、ホンダの活躍を見ても、私は心のどこかで、「でも F1 から去るんだよね」という、冷めた感覚がする。これから、F1 は変わっていくだろう。ガソリンがメインの燃料ではなくなるかも知れないし、カテゴリーの再編がはじまるだろう。でも、そのときホンダは F1 にはいないのだ。居ると居ないとでは、大違いだ。
 去ることを選択したホンダを、日本人の平均ほどには応援していない。

 最後に、F1 七不思議。
 どうして、ライコネンが10位でポイントゲットなの?ジョヴィナッツィが前に出るはずじゃないの?!どうしてほぼ毎回(脇見運転しなければ)、キミが上なの?!
 好きだ…キミのこういう魔法使いみたいな所も…
 たぶん、セブは大宴会の後、キミと二人でささやかなお祝をいしているだろう。

What You Eat You Are2021/04/19 19:51

 いままで、なんとなく好きかも…と思っていたが…
 ランドー・ノリス!きみは、私の贔屓ドライバー決定だ!



 これ、一生言われるよ。さっそく川井ちゃんにもネタにされてたし。キミのアイスクリームと一緒だよ。
 もういいんです。私はセブがこの世に生きているだけで。キミがなぜかチームメイトの前で走って、ノリスが何か食べて、表彰台に上がって、セブが生きていればそれでいいんです。

 食べる人といえば、ジョージ。
 ジョージは痩せの大食いである。
 特に、ビートルズがマッシュルームだった時期、ジョージはよく食べていたようだ。[A Hard Day's Night] の脚本は、メンバーの普段の様子をよく観察して、その特徴をとらえているという。
 何かというと食べているジョージは、本当によく食べていたのだろう。
 たくさん食べるきみが好き!



 [A Hard Day's Night] のプレミアで、プリンセス・マーガレットが長居するので、ごはんがお預けになっていたジョージ。プリンセスに「Ma'am, あなたが帰らないと、食事にありつけないんです」と言ったのは有名な話だ。
 生きることは、食べること。毎食感謝しつつ、いただきます。

F1 ゆく年くる年2020/12/14 20:04

 異例ずくめだった、今年の F1 シーズンが終わった。
 3月、オーストラリアのドタキャンから始まって、紆余曲折の末、17戦。ドライバー、メカニック、チーム関係者、主催者側、メディアなどなど、すべての F1 にかかわった皆さん、お疲れ様。この大変な状況で、17戦も開催してくれたことに感謝。
 日本の実況陣も、今シーズンの感慨にふけって、「ゆく年くる年みたいになっちゃった」とか言っている。
 私はキミとセブがイチャイチャするのを見るのも好きだが、実はテレビの実況連中が楽しくワチャワチャするのを聴くのも好きだ。特に川井ちゃんと右京さんの掛け合いはいいよね…!

「『うそつき』って言ってるの、右京さんだけですからね!」
「なんで半分笑いながら言うの…」
「あと5周です!」

 森脇さんや、浜島さんもお疲れ様。健康に気をつけて、来年も楽しく実況してほしい。

 ワールド・チャンピオン争いこそ、早々に決まってしまったが、F1はやっぱり魅力的。一戦たりとも、見逃せない。
 先週のサクヒールなんて、大混乱ぶりに川井ちゃんが「すいませんねぇ、こんな夜遅くにガタガタ騒いで…」と我に返る一幕も。
 わかる…。
 F1って時差が大きいことが多いから、寝静まった時間帯にガタガタ大騒ぎせざるを得ないのよ…!

 今年の F1 を振り返って、バーレーンでのグロージャンの事故に、触れないわけにはいかないだろう。
 本当にショッキングで、今の F1 でこんな事が起きるだなんて、本当に信じられなかった。グロージャンがヘルメットを取ったところが放映されたとき、心底ほっとした。
 川井ちゃんに言わせれば、コース上でのあれほどの炎上事故は、イモラのベルガー以来だという。私はまだ見ていない頃だが、たしか兄が見ていたと思う。給油をしていた頃は、ガレージで火がでることもあったが…今回の「爆発」は、本当に凄まじかった。
 これまでの F1 における安全のための取り組みが、有益なことだったことを、あんな形ではあるが、証明してみせた。これからもその歩みをとめることなく、いってほしい。

 セバスチャン・ベッテルが好きすぎて辛いので、ほかにも若いドライバーが好きになるといいなぁ、と思っていた今年のレース。どうやら、私はランドー・ノリスが好きらしい。かなり応援している。
 セブもそうなんだけど、まず笑顔がいい。私はけっこう、そういう第一印象を重視することがある。可愛い笑顔で、ヘルメットのデザインをアレコレ変えるってところもセブに似てる。
 来年はマクラーレンにリカルドも来るから(彼も好き)、笑顔が良いコンビになりそう。楽しみだ。

 キミ・ライコネンは相変わらずのマイペースで、なぜかチームメイトよりも前でフィニッシュする。予選はぜんぜんダメなのに。やっぱり長いレースには経験って大事なんだなと思わせる。
 私を含めたキミ・ファンにとって最高だったのは、やはりポルトガルのオープニングラップだろう。グラフィックの6位にキミが表示されたときは、本当に興奮して、夜中だというのに「ライコネンっ!!」と叫んでいた。
 タイヤがソフトだったということもあるが、同じソフト勢も3台抜いている。わずかに濡れた路面で、経験と技術が最高に発揮された瞬間だった。



 セバスチャン。本当に辛いシーズンを、最後まで走ってくれてありがとう。途中で抜けてもおかしくないくらいの状況だった。でも、セブは責任感があって、優しいから、ちゃんと走って、ちゃんと辛い思いをしてしまうのだ。
 フェラーリの6年間には、悔しさばかりが残るだろう。しかし、2017,2018年シーズンは、立派にチャンピオン争いをしたことや、去年の鈴鹿でポールを取ったことを、忘れないで欲しい。彼がトップ・ドライバーの一人であることは、私が信じて疑わない。
 来年は心機一転。新たなチーム、新たなエンジンだ。いきなりチャンピオンになれとは言わないけれど、ポディウムに加わることが増えることを、期待している。
 最後に、今年のセブの最高のオープニングラップ。雨のイスタンブール。去年のドイツもそうだったけど、ドライバーの腕が試されるウェットで、最高に輝いていた。