モッズコートが欲しい2011/10/19 22:22

 モッズコートが欲しい。
 「モッズコート」と呼ぶのは、どうやら日本だけの習慣らしい。もともとは、1950年代にアメリカ軍で使われていた「ミリタリーパーカー」が、モッズファッションに取り入れられ、現在まで引き継がれた物を指すそうだ。今では、日本でもよく見かけるファッションだし、女性用も多い。
 とにかく、モッズコートが欲しい。

 まずは、こんな感じで。



 こんばんは。ちょっと着ぶくれているようだけど、それはコートの下にバクダンが巻き付けてあるからなので、気にしない。あとでひっぺがされるし。

 ファッショニスタ、ノエル・フィールディングも、もちろん着ている。映画[SWEET] の一場面。シマTシャツに、モッズコート!完璧だ!



 同じ映画の中で、ジュリアンも着ている。ノエルと共有かも知れない。低予算映画だから。



 いや、待てよ。ここまで、あこがれのモッズコートスタイルは、UKコメディばかりではないか(「こんばんは」の人も、私のカテゴリーではコメディの人)。いかん、いかん、ここは一つ、アメリカ人ミュージシャンにもお出まし願おう。



 完璧に着こなしている英国人たちに対して、明らかに「着られている」彼。どう見ても、南のワニの国の王子さまが、寒い国に亡命したみたいだ。今にも凍死しそう。実際、インタビュアーに「やぁ、ごきげんいかが?」と言われただけなのに、受け答えが不自然だ。

 とにかく。私はモッズコートが欲しい。
 そういう訳で、多少お店などを覗いているのだが…重大なことに気付いた。このモッズコート、やたらに重い!
「どうぞ、羽織ってみて下さ~い♪」
 などと可愛い店員さんにのせられたものの、持っただけで「おもっ!バクダンでも巻いてあるのか?!」
 そうか、そうだよな。米軍物だもんね。軽いはずがない。小柄なマーティンだって、170cmはあるんだし。トムさんだってやせっぽちだけど私よりはましだ。
 極端に体格の悪く、ひどくなで肩の私の都合など、考えているはずがない。もちろん、防寒用のライナーを外せばいくらか軽くなるのだが、私は異常な寒がりときている。
 きょうび、「かるい!」…がウリの防寒着が流行っているのに…どうしよう。

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