We Love Wilburys !2014/04/16 22:34

 トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズを愛するミュージシャン達が集い、思い思いにTP&HBの曲を演奏する、いわばトリビュート・ライブ ― Petty Festは、ここ数年、毎年開催されている。
 複数の都市で開催するのが最近の傾向で、けっこう名の知れた大物が登場することもある。ジョニー・デップが、自慢のマイク・キャンベル・シグネチャー・モデル・デューセンバーグを引っさげて Petty Festに登場したのも、記憶に新しい。

 今年の注目は、なんと言っても4月3日にLAで開催された回。あの、ダーニ・ハリスンが出演したのだ。どの出演者よりも、トムさんやマイクと直接的に親しいに違いない。
 むむッ!ジョージもTP&HBも異常なほど好きな私が、気にならないはずがない!
 セットリストを確認してみると、どうやらダーニは "Don't Come Around Here No More" を演奏した模様。残念ながら、動画などは発見できていない。
 その代わりに、"End of the Line" に参加するダーニの姿を発見した。



 おお!ダーニだ、ダーニだ!
 この日のセットリストでは、最後から2曲目がこの "End of the Line", 最後の曲が "Handle with Care" だったそうだ。これはもう、半分Harisson festのような気もする。
 YouTubeには、シアトルの演奏として "Handle with Care" が上がっているが、シアトルのセットリストにこの曲はないので、おそらくLAの間違いだろう。ダーニの姿は見えないが…物陰に隠れたのだろうか。



 "End of the Line" にしろ、"Handle with Care" は、仲間でワイワイやるのにうってつけの曲だ。そもそも、ウィルベリーズの成り立ちからして、ジョージが仲の良い友達と「楽しくやったらこうなった」である。音楽と、友達、幸せを掛け合わせれば、ああいう音楽になる。
 Petty Fest に集った人々も、そんな素敵なウィルベリー一族の仲間入りしたに違いない。

 ちょっと毛色の違うカバーを一つ。
 1989年というから、オリジナル・ウィルベリーズ最初のアルバムが発表されて間もなく、デンマークのグループ Hobo-Ekspressen (読み方は皆目分からない)が、 "Handle with Care" をカバーしている。



 なんだろう、こう…似ているようで、全然似ていないような、とにかくヒゲと金髪は揃えた感じ。しかも金髪はキレイどころという点も押さえている。
 このグループも、「オールスター・グループ」とのことで、言わばデンマーク版ウィルベリーズといったところ。  演奏そのものは中々素敵ではないか。ギターソロも良いと思う。

 きょうもどこかで、素敵な音楽と、素敵な仲間がいるところに、ウィルベリーズが響くと良いな。

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