Harrison historical marker2013/08/28 22:15

 いよいよ、ディラン様の新しいブートレグ・シリーズ [Another Self Portrait] の発売日を迎えたが、まだ入手していない。
 ワイト島でのバンドとのライブ音声がどうしても欲しいため、デラックス4枚組が欲しいのだが、日本の各ショッピングサイトなどで国内盤を買うと20000円近くする。これは高い。ディラン様のためにも浪費は許されない昨今、輸入盤を買うことにする。
 しかし、日本のアマゾンでもお届けには1週間から3週間かかり、価格は12000円強とある。もうちょっとどうにかならないものかとアメリカのアマゾンを見ると、送料込み、1週間程度待てば10000円強で入手出来ることを発見。こちらで注文し、到着を待っているところだ。
 どうやら、ジョージとの曲というのが、"If Not for You" だけではない模様。楽しみ過ぎる。

 さて、アメリカはイリノイ州のニュースサイト、The Southern Illinoisan によると、きたる9月21日、同州のベントンという町にて、「最初にアメリカにやってきたビートル、ジョージ・ハリスンの記念碑の除幕式」が行われるらしい。

Harrison historical marker to be unveiled

 なんでも、ジョージが姉のルイーズを訪ねてこの町にやってきたのが、1963年9月のこと。今年はそれから50周年にあたり、それを記念した "marker" が作られるというわけ。除幕式には、ルイーズも出席する。
 この "marker" というものは、どの程度のものなのだろうか。「記念碑」というよりは、プレートのようなものだろうか。それとも、ロンドンにあるブルー・プラークのようなものか。
 それにしても、ビートルズの凄さを改めて思い知らされた。ジョージが個人的に休暇でお姉さんを訪ねただけで、50年後に記念碑みたいなものが出来るのだ。弘法大師みたいだな。
 1963年前半にはでにアルバム [Please Please Me] も発売されており、UKでは押しも押されぬ超アイドルだったビートルズ。そんな中、ジョージはアメリカではファンに追い回されることも無く、楽しい休日を過ごしたと記事にはある。3週間も居たというのだから、少し驚き。20歳のロック小僧が、お姉ちゃんの嫁ぎ先に3週間ものんびりしていたというのだから、さすが末っ子、行動が可愛い。
 除幕式は午後2時から。根性のあるジョージファンはぜひとも出席されたし。

 初めてアメリカの土を踏んだビートルはジョージ。…と言えば、[The Beatles Anthology] でかねがね気になっている箇所がある。
 もしかしたら、このブログで話題にしたことがあるかもしれないが…
 Vol.2 の最後で、いよいよアメリカに乗り込むことになったものの、不安と期待とが一行の心には入り交じっていたというのだが、そのときリンゴの言葉に、日本語字幕がこうついている。



 「マーティン」というのは、もちろんプロデューサーの、ジョージ・マーティンだろう。しかし、英語の字幕はこう。



 どうやら、日本語字幕をつけた人は、ジョージが1963年9月にアメリカに行っていることを知らなかったらしい。ビートルズ・ファンなら知っていそうな情報だが…。アンソロジーの日本語字幕は誰がつけたのか知らないが、ちょっと訂正しておいて欲しい箇所。せっかく、記念碑みたいなものもできることだし。

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