Radio, Radio / Listen to Her Heart2013/08/31 20:39

 なんとなくウクレレのカタログを眺めていたら、VOXが作ったというアンプ内蔵のエレクトリック・ウクレレ、ELEUKUなるものが紹介されていた。
 か、乾電池で…鳴る。うわぁ…いらない…。しかし、ゆるキャラには笑ってしまった。ブライニャンだそうだ。ブライニャン・ジョーンズね。なるほど。



 ディラン様ラジオこと、[Theme Time Radio Hour] のテーマは、"Radio"。
 ヴァン・モリソンの "Caravan" のオリジナルバージョンが流れて、興味深かった。しかし、この曲はなんといと言っても、[The Last Waltz] での演奏が印象的だ。
 演奏の格好良さと、ヴァン・モリソンのダサすぎるピッチピチ衣装のギャップが凄い。



 この演奏でいつもクスっと笑ってしまうのは、モリソンの衣装だけではない。曲が終わった瞬間、どうやらガース・ハドソンが終わり損ねたようで、オルガンが少しだけ鳴っているところ。

 番組の最後には、エルヴィス・コステロの "Radio, Radio" が流れた。SNLで、何の打ち合わせもなしにいきなりこの曲お歌って、番組から長い間しめ出されていたとこのと。ロックだなぁ…



 TP&HBファンだったら誰でも気付くこと。曲の終わり方が、"Listen to Her Heart" にそっくり。
 この件に関しては、トムさんがカントム(翻訳は Cool Dry Place のPart 2 you're gonna get it 参照)で語っており、コステロは、このエンディングを "Listen to Her Heart" から拝借したことを認めているとのこと。
 そのようなわけで、TP&HBのバージョン。[The Old Grey Whistle Test] での演奏。トムさんのサングラスがキマっている。



 手首までしっかりセーター?を着込んでいるマイク。ちょっと珍しいスタイル。フロリダ出身のマイクには、ロンドンは寒すぎたかな…。
 ハートブレイカーズの面々は南部育ち過ぎて、ストーブの扱いが分かっていなかった。LAに移住してから初めてストーブを扱うことになったのだが、唯一寒いところでの生活経験のあり、ストーブにも慣れているベンモントが、危なっかしい連中の取り扱いを嫌がったというエピソードが好きだ。
 ニューイングランドのボーディングスクール(UKのパブリックスクールとか、ドイツのギムナジウムみたいなところ)で中高生時代を過ごしたバンドの末っ子ベンモント、がんばれ。
 「わー!やめろ!そこに灯油入れるな!」