Not Fade Away2012/04/03 21:36

 ザ・ローリング・ストーンズのライブDVD "Some Girls, Live in Texas '78" を見た流れで、最近ずっとストーンズを聴いている。
 デビューから50年になろうとしている彼らのアルバムは、どれを聴いてもだいたい安定感のあるロックンロールが貫かれていて、安心感がある。あまり「コンセプトアルバム」とか、「ロック・オペラ」みたいなものに振れなかったのも良いと思う。
 思えば、二十歳そこそこの若者(ある意味子供?)だった頃と同じ事を、何十年後も自信をもってできるのだから、格好良いのは当たり前だ。
 まずは、若い、若いストーンズによる、"Not Fade Away"



 テンポもあるし、ミックの声も甲高いので早回しかとも思うのだが、どうやらそうでもなさそう。
 私はこの "Not Fade Away" という曲のオリジナルは、ボ・ディドリーだと固く信じていた。このたび、確認してみてバディ・ホリーの曲と知ってびっくり仰天してしまった。



 なるほど、確かにバディ・ホリー!
 あのリズムなら絶対にボ・ディドリーだと信じていたわけだが、バディ・ホリーが、ディドリーに影響されて作ったということらしい。
 そこで、今度は本当のボ・ディドリー。これは映画 [Runnnin' down a dream: Tom Petty & The Heartbreakers] で使われた映像かも知れない。



 この独特のリズムは、ザ・ボ・ディドリー・ビートと呼ばれているそうだ。バディ・ホリーをはじめ、多くのロックンローラーに影響を与え、私が一番好きなTP&HBの曲である、"American Girl" もこのリズムだ。
 ウィキペディアの解説には、音符を使ってこのリズムを説明してある。なるほど、こういうことかと改めて納得。いわゆる、「2拍に3連符をあてこむ」…という、学生時代にさんざんやった…アレだ。

 最後は、TP&HBによる、"Not Fade Away"。…格好良いッ!

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