Twenty Flight Rock ― 2022/06/06 20:20
プラチナム・ジュビリーである。何か面白い物はないかなぁと思って、[Platinum Party at the Palace] の出し物をざっと確認したのだが、残念ながら私の好きそうな物はないみたい。
ロッドの歌が上手かったのは良かったけど、曲がいまいち。どうしてもっとメジャーな曲にしなかったのだろう?
そうこうして YouTube をふらふらしていたら、ストーンズが1982年にリーズで行ったライブ映像にぶつかった。もうこうなると、ジュビリーもなにも関係ない。
格好良い。1982年ということは、ビル・ワイマンやチャーリーは四十代に入り、ミックとキースも四十代一歩手前だった。四十代の中年になっても、彼らはロックし続けるのか?世間も、ファンも、そして彼ら自身もいくらか疑問を持っていた頃だろうか。80年代という、ロックにとっては試練と言える時代の到来でもある。
ミックの衣装は奇妙キテレツだし、方向性が良くわからない。でも、チャーリーを見ると、もう完成形のチャーリーになっているように見える。今になってみると特に思うのだが、チャーリーのこの落ち着きが、ストーンズ存続のための土台になっていたような気がする。土台の上でミックとキースが取っ組み合いのケンカをしても、結局ストーンズは解体することはなかった。
オリジナルはスモーキー・ロビンソン&ミラクルズの "Going to a Go Go" も大好きなのだが、今回はエディ・コクランの "Twenty Flight Rock" に注目。
1957年のヒット曲で、特に UK の少年たちを熱狂させた。そしてこの曲を有名にしたエピソードの一つが、ビートルズ結成のきっかけである。ジョンのバンド、クォリーメンを見に来たポールが、できると言ってジョンに披露したのが、 "Twenty Flight Rock" だった。
ディラン様の [Theme Time Radio Hour] によると、ジョンはポールが「歌詞をちゃんと覚えていることに感心した」とのことだった。ポールはポールで、ジョンが歌詞を忘れてもとっさに上手く歌いつないだのを「頭のいい奴」と思ったというのだから、ロック史最高のコンビはうまくできている。
エディ・コクラン、"Twenty Flight Rock" となれば、当然 "Somethin' Els" と話題は続いていく。そう、もちろん。以前にも記事にしたことがある曲かも知れないが、初めて見たバージョンがあったので、次回はそちらの話。
ロッドの歌が上手かったのは良かったけど、曲がいまいち。どうしてもっとメジャーな曲にしなかったのだろう?
そうこうして YouTube をふらふらしていたら、ストーンズが1982年にリーズで行ったライブ映像にぶつかった。もうこうなると、ジュビリーもなにも関係ない。
格好良い。1982年ということは、ビル・ワイマンやチャーリーは四十代に入り、ミックとキースも四十代一歩手前だった。四十代の中年になっても、彼らはロックし続けるのか?世間も、ファンも、そして彼ら自身もいくらか疑問を持っていた頃だろうか。80年代という、ロックにとっては試練と言える時代の到来でもある。
ミックの衣装は奇妙キテレツだし、方向性が良くわからない。でも、チャーリーを見ると、もう完成形のチャーリーになっているように見える。今になってみると特に思うのだが、チャーリーのこの落ち着きが、ストーンズ存続のための土台になっていたような気がする。土台の上でミックとキースが取っ組み合いのケンカをしても、結局ストーンズは解体することはなかった。
オリジナルはスモーキー・ロビンソン&ミラクルズの "Going to a Go Go" も大好きなのだが、今回はエディ・コクランの "Twenty Flight Rock" に注目。
1957年のヒット曲で、特に UK の少年たちを熱狂させた。そしてこの曲を有名にしたエピソードの一つが、ビートルズ結成のきっかけである。ジョンのバンド、クォリーメンを見に来たポールが、できると言ってジョンに披露したのが、 "Twenty Flight Rock" だった。
ディラン様の [Theme Time Radio Hour] によると、ジョンはポールが「歌詞をちゃんと覚えていることに感心した」とのことだった。ポールはポールで、ジョンが歌詞を忘れてもとっさに上手く歌いつないだのを「頭のいい奴」と思ったというのだから、ロック史最高のコンビはうまくできている。
エディ・コクラン、"Twenty Flight Rock" となれば、当然 "Somethin' Els" と話題は続いていく。そう、もちろん。以前にも記事にしたことがある曲かも知れないが、初めて見たバージョンがあったので、次回はそちらの話。
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