譜面台2022/06/26 20:06

 生まれて初めて、譜面台を買った。
 ピアノはともかく、10歳からのフルートに始まり、ホルン、龍笛、バロック・リコーダー、小鼓(能楽)、ティン・ホイッスル、ウクレレと様々な楽器を習っていながらにして、譜面台を所有していなかった方が不思議だった。
 これまで、適当な椅子を引っ張り出して、譜面をおいていたのだが、最近 Work from Home のために椅子を新しくしたのだ。コクヨのワーキング・チェア ing Life。お高い買い物だったが、長時間座るので、妥協はしない方がいい。さらにインテリア的にキャスターが無い方を選んだので、気楽に引っ張り出して譜面を置くには不便になった。
 そこで、遅ればせながら譜面台を購入したというわけ。

 譜面台を出しっぱなしにしておく人は、かなり頑丈で立派なものを購入するのだろうが、私は使うたびに取り出して、使い終わったらしまいたい。そうなると、当然折りたたみ式になるわけだ。
 この折りたたみ譜面台というのが、クセモノ。小学生のころから、いろいろな折りたたみ譜面台をあつかってきたが、だいたいどこかネジが緩んでいて、不安定だったり、台がひっくり返ったりする。音高、音大時代も、ダメダメな譜面台をだましだまし使ったものだ。

 今回購入したのは、安心と信頼の日本製、しかもヤマハ MS-250ALS アルミで軽く、黒いマットな仕上がり。正しい扱い方の動画で、白衣のお兄さんが真面目くさって譜面台を出したりしまったりしてるのが、なんだか面白い。



 ネジが緩くなりにくい構造で、安心感もある。折りたたんで袋に収納。コンパクトに!



 我ながらなぜ、これまで購入していなかったのか不思議だ。
 道具を揃えて、楽器練習にも熱が入る ―― はず。