Mike Campbell for "Jumpin' Jack Flash"2017/03/05 19:53

 昨日は、お世話になっている日本のトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ・ファン・コミュニティ,Heatbreakers Japan Party のオフライン・ミーティングだった。年に3回のペース、今回で記念の60回目となった。
 これほど長く、コンスタントに活動を続けている洋楽ファン・コミュニティがあるだろうか。本当に凄い事だと思う。

 TP&HBのファン同士で楽しく交流したり、情報を交換したり、TP&HB以外の音楽でも大いに盛り上がったり。
 知らなかった映像や、音源の情報を得るのも、貴重な体験だ。昨日、そういう新発見で一番良かったのが、これ。
 2013年5月23日に開催された、ザ・ローリング・ストーンズのトリビュート・ライブ,[Stones Fest] での "Jumpin' Jack Flash" にマイク・キャンベルが登場したのだ。ステージ上でも貫禄とオーラが全然違う。



 聞こえるエレキは主にマイクの音。凄まじく格好良い。そもそも、ストーンズの曲ということで、とっくに格好良いのに、ストーンズにも負けない世界最高のロック・バンドのギタリストである。イカしてないはずがない。

 "Jumpin' Jack Flash" の著名なカバーと言えば、アレサ・フランクリンが有名だが、ちょっとソウル風に上手すぎる。ロックの良さの中には、ある種の「拙さ」があると思う。アレサは上手すぎて、私が "Jampin' Jack Flash" に求める方向とはちょっと違う。
 やはり、[Concert for Bangla Desh] でのレオン・ラッセルが最高だろう。

 TP&HBには、1997年フィルモアにおける、"Time is on my side" と "Satisfaction" という伝説のストーン・カバーがある。"Jumpin' Jack Flash" もぜひともTP&HBで披露して欲しいものだ。