The Kinks in Dublin 1994 ― 2015/01/10 22:17
去年のニューヨーク遠征後、日々の iPod は、アーチスト名を Z からアルファベット順に遡って聴いていくということを続けている。TP&HB, ストーンズ,ディラン,ジョージ,ビートルズは除外。
存在を忘れていたけど、意外に良いアルバムだったり、最初に良くないと思ったものはやっぱり良くなかったりと、なかなか面白い。
いよいよアルファベットの中盤 K に来て、ザ・キンクスをたっぷり聴いた。
どうやら、私の好きなキンクスは、1970年 [Lola versus Powerman and the Moneygoround, Part One] でほぼ終わっているらしい。その後の3枚のアルバムはあまり評価が高くなく、その後は購入していない。
そもそも、私はロック・ミュージックに関して「コンセプト・アルバム」という考え方を買っていないし、ロック・オペラはもっと低評価だ。ビートルズ・ファンがそんなことで良いのかとも思うが、仕方がない。
ともあれ、[Lola...] まではコンセプト・アルバムであっても個々の曲の出来映えが素晴らしく、ロックで格好良く大好きだ。そういえば、1994年に発売されたライブ音源集の [To the Bone] はもちろん持っている。キンクスで一番好きなアルバムはこれだと言ったら、反則だろうか。
残念ながら、キンクスはバンドとしてはちろん、ソロとしてのライブも見たことがない。
60年代からデイヴィス兄弟が続けてきたキンクスは、どうやら1996年頃に終わっているらしい。私自身が詳細な知識を持っていないし、日本語の Wikipediaは経歴が途中で終わっている。
そのキンクスが、1994年10月14日に、アイルランド,ダブリンでテレビ番組に出演し、2曲を披露している動画があった。まさにキンクス最後の時期というわけだ。
幾分おじさんになったけど、やはり間違いなくデイヴィス兄弟。
美しく、しみ入るようではあるが、"Sunny Afternoon" だけでは、なんとなく物足りない。やはり2曲目に "You Realy Got Me" があるのが最高。
曲の格好良さは言うまでもなく、レイのお茶目な表情が魅力的。ちょっと回数が多いが、サングラスを上げる仕草がかわいい。地響きのようなリフの上に、デイヴの駆け上がるが如き、軽やかな躍動感のあるギター・ソロ。
60年代から続く「現役」バンド最後の輝きなのだろうか。30年の時を越え、ロックは輝き続き、その輝きはその後20年たっても失われていない。
ところで、客席にシャツにネクタイ,ジャケット無しの男性が多いのはどうしてだろう。当時は、これが普通だったのだろうか?それともアイルランド,ダブリン限定?
存在を忘れていたけど、意外に良いアルバムだったり、最初に良くないと思ったものはやっぱり良くなかったりと、なかなか面白い。
いよいよアルファベットの中盤 K に来て、ザ・キンクスをたっぷり聴いた。
どうやら、私の好きなキンクスは、1970年 [Lola versus Powerman and the Moneygoround, Part One] でほぼ終わっているらしい。その後の3枚のアルバムはあまり評価が高くなく、その後は購入していない。
そもそも、私はロック・ミュージックに関して「コンセプト・アルバム」という考え方を買っていないし、ロック・オペラはもっと低評価だ。ビートルズ・ファンがそんなことで良いのかとも思うが、仕方がない。
ともあれ、[Lola...] まではコンセプト・アルバムであっても個々の曲の出来映えが素晴らしく、ロックで格好良く大好きだ。そういえば、1994年に発売されたライブ音源集の [To the Bone] はもちろん持っている。キンクスで一番好きなアルバムはこれだと言ったら、反則だろうか。
残念ながら、キンクスはバンドとしてはちろん、ソロとしてのライブも見たことがない。
60年代からデイヴィス兄弟が続けてきたキンクスは、どうやら1996年頃に終わっているらしい。私自身が詳細な知識を持っていないし、日本語の Wikipediaは経歴が途中で終わっている。
そのキンクスが、1994年10月14日に、アイルランド,ダブリンでテレビ番組に出演し、2曲を披露している動画があった。まさにキンクス最後の時期というわけだ。
幾分おじさんになったけど、やはり間違いなくデイヴィス兄弟。
美しく、しみ入るようではあるが、"Sunny Afternoon" だけでは、なんとなく物足りない。やはり2曲目に "You Realy Got Me" があるのが最高。
曲の格好良さは言うまでもなく、レイのお茶目な表情が魅力的。ちょっと回数が多いが、サングラスを上げる仕草がかわいい。地響きのようなリフの上に、デイヴの駆け上がるが如き、軽やかな躍動感のあるギター・ソロ。
60年代から続く「現役」バンド最後の輝きなのだろうか。30年の時を越え、ロックは輝き続き、その輝きはその後20年たっても失われていない。
ところで、客席にシャツにネクタイ,ジャケット無しの男性が多いのはどうしてだろう。当時は、これが普通だったのだろうか?それともアイルランド,ダブリン限定?
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