It's the same sad Echo

　前にも書いたが、私は野球が好きだ。野球がやっていると燃える。どこを応援しているのかと聞かれれば一応横浜なのだが、むしろ野球そのものが好き。そしてジャイアンツが嫌い。ジャイアンツが負ければ何でも良い。それから、ヤンキースとレッドソックスが嫌い。これら以外を無暗に応援する。
　長く真剣勝負を楽しめるので、プレーオフ制も歓迎。ペナントの優勝チームはそれはそれで重要。一方で、日本シリーズという短期決戦に強いチームを送り出すと言う意味で、プレーオフは有意義だと思う。…今のホークスを日本シリーズに持って行っても、勝てまい。

　"Wild Thing" という曲は1966年にザ・トロッグスがカバーしたバージョンが最初のヒットだそうだが、その後もたくさんの名カバーを生み出している。しかし、一番有名なのはこれだろう。



　スペイン語の吹き替えバージョンらしい。
　やっぱりチャーリー・シーンが "Wild Thing" に乗せてノシノシ歩いて来るのを見ると燃える。チャーリー・シーンは私生活では問題の多い人のようだが、コメディ俳優としては一級の人だと思う。

　前置きが長くなったが、今日10月20日は、トム・ぺティの誕生日！60回目、お誕生日おめでとう！あなたがこの世に生れてくれただけでも、この世は生きる価値がある。
　誕生日にどんなトムさんを鑑賞しようかと物色していて、眼に着いたのが、このトム・ペティ＆ザ・ハートブレイカーズによる、"Wild Thing"。



　格好良い。さすがに。格好良い。
　このセッションは、"Keep Me Alive" をやっているシーンが有名だ。トムさんとマイクが、いつもにましてスリムに見える。トムさんの青いバンダナは、べつにネギの湿布をしているのではなく、おしゃれなんだろう。
　ハートブレイカーズというバンドの格好良さが、いかんなく発揮されているし、トムさんのパワフルなボーカルも最高。マイクにソロを促す合図もキマっている。ギターを振りまわし過ぎて、思わずマイクスタンドを倒しそうになり、咄嗟に止める仕草さえサマになっている（そしてマイクが笑っている）。
　この曲、ライブで聴いてみたいので、リクエスト企画があれば一票入れたい。

　せっかくトム・ぺティの誕生日なのにどうかとも思うのだが…やはりコメントせずにはいられないのは、マイク・キャンベルの格好良さ！別に派手な動きもしていないのに、とてつもなくクールで格好良い。この人が居るバンドって、幸せだと思う。