2021 Azerbaijan Grand Prix (6/7/2021 追記) ― 2021/06/06 23:54
F1,アゼルバイジャンGPは、23時頃には終わるだろうから、その後で今日の記事をアップすればいいやと思っていた。
甘かった……。アゼルバイジャンは荒れるんだ……。
なんだかもう、心臓に悪いし、神経も脳も疲れ切って、眠ることも難しい。今日、記事をアップするのは、諦める。
明日、私がまともでいたら、追記することにしよう。
これだから、F1ファンはやめられない。
=================================
前戦のモナコから、セバスチャン・ベッテルが復調している、と言われている。モナコもポイントを取ったし、今回はなんと2位だ。
もっとも、モナコも、アゼルバイジャンも市街地の特殊なコースだ。いつもとは事情が異なり、番狂わせも多い。ここで浮かれること無く、次戦に臨んで欲しい。
そうは言っても…!
やっぱり、セブの2位ポディウム獲得には、泣いた。あの明るい笑顔、声、生き生きとしたセバスチャン。やっぱり F1 には彼が必要だ。
ペレスを押し出すことになった移籍だったが、そのペレスが優勝というのも粋ではないか。にこやかに握手する二人に、こちらも笑顔になってしまう。
「歌う?歌う?!」と期待する川井ちゃんもふくめ、実況陣も嬉しそうだった。
確かにセブはシーズン前に「成長曲線になるだろう」と、慎重なコメントをしていた。実際、開幕からは苦しんでいた。そして、この二戦の復調である。今のところ、彼の言った通りになっている。
シーズンは長い。タフなこと、辛いこと、嬉しいこと、波乱、事件、きっといろいろあるだろう。でも、私はきっとまたセブの明るい表情が見られると、信じている。
レースそのものは、予選からもう、ドカンドカンとぶつかりまくり、大混乱だった。
ストロールとフェルスタッペンのタイヤトラブルに関して、ピレリを非難する声も多い。ストロールに関しては、予想外の出来事で、どうにも仕方がないと思う。
ただ、フェルスタッペンは、ストロールのトラブルに何か学ぶべき物がなかったのだろうか。トラブルの直前にファステストも出している。ファステストの1ポイントよりも、走りきることの方が、何倍も重要だったはずだ。ハードタイヤに限界があることを予想して、もっとタイヤをいたわれば、彼はポディウムの頂点にいて、ハミルトンを引き離していたのではないだろうか。
まぁ、私はみんなが大好きな、フェルスタッペンがあまり好きじゃないので、コメントが辛くなるのだが。
ハミルトンが再スタート時の 1 コーナーで止まらずに直進したときは、ああ、これも運命だなと思った。彼にはあんなリスクを負う必要なんてなかった。普通に考えればそうなのだ。
しかし、車をあんな速度で走らせるという、ちょっとイカれた競技の頂点に君臨する男は、普通ではなかった。ああするのが、彼の宿命だった。
どちらかというと、タイトルはハミルトンに取らせたい私だが、あの直進は、ショッキングでありつつ、なんだかすがすがしささえ、感じられた。
これで、タイトル争いはほぼイーブンに戻った。次回から仕切り直しだ。
ホンダは、総合的にはご機嫌な週末だったろう。角田くんもポイントを取ったし。
ただ、ホンダの活躍を見ても、私は心のどこかで、「でも F1 から去るんだよね」という、冷めた感覚がする。これから、F1 は変わっていくだろう。ガソリンがメインの燃料ではなくなるかも知れないし、カテゴリーの再編がはじまるだろう。でも、そのときホンダは F1 にはいないのだ。居ると居ないとでは、大違いだ。
去ることを選択したホンダを、日本人の平均ほどには応援していない。
最後に、F1 七不思議。
どうして、ライコネンが10位でポイントゲットなの?ジョヴィナッツィが前に出るはずじゃないの?!どうしてほぼ毎回(脇見運転しなければ)、キミが上なの?!
好きだ…キミのこういう魔法使いみたいな所も…
たぶん、セブは大宴会の後、キミと二人でささやかなお祝をいしているだろう。
甘かった……。アゼルバイジャンは荒れるんだ……。
なんだかもう、心臓に悪いし、神経も脳も疲れ切って、眠ることも難しい。今日、記事をアップするのは、諦める。
明日、私がまともでいたら、追記することにしよう。
これだから、F1ファンはやめられない。
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前戦のモナコから、セバスチャン・ベッテルが復調している、と言われている。モナコもポイントを取ったし、今回はなんと2位だ。
もっとも、モナコも、アゼルバイジャンも市街地の特殊なコースだ。いつもとは事情が異なり、番狂わせも多い。ここで浮かれること無く、次戦に臨んで欲しい。
そうは言っても…!
やっぱり、セブの2位ポディウム獲得には、泣いた。あの明るい笑顔、声、生き生きとしたセバスチャン。やっぱり F1 には彼が必要だ。
ペレスを押し出すことになった移籍だったが、そのペレスが優勝というのも粋ではないか。にこやかに握手する二人に、こちらも笑顔になってしまう。
「歌う?歌う?!」と期待する川井ちゃんもふくめ、実況陣も嬉しそうだった。
確かにセブはシーズン前に「成長曲線になるだろう」と、慎重なコメントをしていた。実際、開幕からは苦しんでいた。そして、この二戦の復調である。今のところ、彼の言った通りになっている。
シーズンは長い。タフなこと、辛いこと、嬉しいこと、波乱、事件、きっといろいろあるだろう。でも、私はきっとまたセブの明るい表情が見られると、信じている。
レースそのものは、予選からもう、ドカンドカンとぶつかりまくり、大混乱だった。
ストロールとフェルスタッペンのタイヤトラブルに関して、ピレリを非難する声も多い。ストロールに関しては、予想外の出来事で、どうにも仕方がないと思う。
ただ、フェルスタッペンは、ストロールのトラブルに何か学ぶべき物がなかったのだろうか。トラブルの直前にファステストも出している。ファステストの1ポイントよりも、走りきることの方が、何倍も重要だったはずだ。ハードタイヤに限界があることを予想して、もっとタイヤをいたわれば、彼はポディウムの頂点にいて、ハミルトンを引き離していたのではないだろうか。
まぁ、私はみんなが大好きな、フェルスタッペンがあまり好きじゃないので、コメントが辛くなるのだが。
ハミルトンが再スタート時の 1 コーナーで止まらずに直進したときは、ああ、これも運命だなと思った。彼にはあんなリスクを負う必要なんてなかった。普通に考えればそうなのだ。
しかし、車をあんな速度で走らせるという、ちょっとイカれた競技の頂点に君臨する男は、普通ではなかった。ああするのが、彼の宿命だった。
どちらかというと、タイトルはハミルトンに取らせたい私だが、あの直進は、ショッキングでありつつ、なんだかすがすがしささえ、感じられた。
これで、タイトル争いはほぼイーブンに戻った。次回から仕切り直しだ。
ホンダは、総合的にはご機嫌な週末だったろう。角田くんもポイントを取ったし。
ただ、ホンダの活躍を見ても、私は心のどこかで、「でも F1 から去るんだよね」という、冷めた感覚がする。これから、F1 は変わっていくだろう。ガソリンがメインの燃料ではなくなるかも知れないし、カテゴリーの再編がはじまるだろう。でも、そのときホンダは F1 にはいないのだ。居ると居ないとでは、大違いだ。
去ることを選択したホンダを、日本人の平均ほどには応援していない。
最後に、F1 七不思議。
どうして、ライコネンが10位でポイントゲットなの?ジョヴィナッツィが前に出るはずじゃないの?!どうしてほぼ毎回(脇見運転しなければ)、キミが上なの?!
好きだ…キミのこういう魔法使いみたいな所も…
たぶん、セブは大宴会の後、キミと二人でささやかなお祝をいしているだろう。
What You Eat You Are ― 2021/04/19 19:51
いままで、なんとなく好きかも…と思っていたが…
ランドー・ノリス!きみは、私の贔屓ドライバー決定だ!
これ、一生言われるよ。さっそく川井ちゃんにもネタにされてたし。キミのアイスクリームと一緒だよ。
もういいんです。私はセブがこの世に生きているだけで。キミがなぜかチームメイトの前で走って、ノリスが何か食べて、表彰台に上がって、セブが生きていればそれでいいんです。
食べる人といえば、ジョージ。
ジョージは痩せの大食いである。
特に、ビートルズがマッシュルームだった時期、ジョージはよく食べていたようだ。[A Hard Day's Night] の脚本は、メンバーの普段の様子をよく観察して、その特徴をとらえているという。
何かというと食べているジョージは、本当によく食べていたのだろう。
たくさん食べるきみが好き!
[A Hard Day's Night] のプレミアで、プリンセス・マーガレットが長居するので、ごはんがお預けになっていたジョージ。プリンセスに「Ma'am, あなたが帰らないと、食事にありつけないんです」と言ったのは有名な話だ。
生きることは、食べること。毎食感謝しつつ、いただきます。
ランドー・ノリス!きみは、私の贔屓ドライバー決定だ!
lando norris? eating a cookie pic.twitter.com/2JjQSMITVG
— andy (@iiiuminateandy) April 18, 2021
これ、一生言われるよ。さっそく川井ちゃんにもネタにされてたし。キミのアイスクリームと一緒だよ。
もういいんです。私はセブがこの世に生きているだけで。キミがなぜかチームメイトの前で走って、ノリスが何か食べて、表彰台に上がって、セブが生きていればそれでいいんです。
食べる人といえば、ジョージ。
ジョージは痩せの大食いである。
特に、ビートルズがマッシュルームだった時期、ジョージはよく食べていたようだ。[A Hard Day's Night] の脚本は、メンバーの普段の様子をよく観察して、その特徴をとらえているという。
何かというと食べているジョージは、本当によく食べていたのだろう。
たくさん食べるきみが好き!
[A Hard Day's Night] のプレミアで、プリンセス・マーガレットが長居するので、ごはんがお預けになっていたジョージ。プリンセスに「Ma'am, あなたが帰らないと、食事にありつけないんです」と言ったのは有名な話だ。
生きることは、食べること。毎食感謝しつつ、いただきます。
F1 ゆく年くる年 ― 2020/12/14 20:04
異例ずくめだった、今年の F1 シーズンが終わった。
3月、オーストラリアのドタキャンから始まって、紆余曲折の末、17戦。ドライバー、メカニック、チーム関係者、主催者側、メディアなどなど、すべての F1 にかかわった皆さん、お疲れ様。この大変な状況で、17戦も開催してくれたことに感謝。
日本の実況陣も、今シーズンの感慨にふけって、「ゆく年くる年みたいになっちゃった」とか言っている。
私はキミとセブがイチャイチャするのを見るのも好きだが、実はテレビの実況連中が楽しくワチャワチャするのを聴くのも好きだ。特に川井ちゃんと右京さんの掛け合いはいいよね…!
「『うそつき』って言ってるの、右京さんだけですからね!」
「なんで半分笑いながら言うの…」
「あと5周です!」
森脇さんや、浜島さんもお疲れ様。健康に気をつけて、来年も楽しく実況してほしい。
ワールド・チャンピオン争いこそ、早々に決まってしまったが、F1はやっぱり魅力的。一戦たりとも、見逃せない。
先週のサクヒールなんて、大混乱ぶりに川井ちゃんが「すいませんねぇ、こんな夜遅くにガタガタ騒いで…」と我に返る一幕も。
わかる…。
F1って時差が大きいことが多いから、寝静まった時間帯にガタガタ大騒ぎせざるを得ないのよ…!
今年の F1 を振り返って、バーレーンでのグロージャンの事故に、触れないわけにはいかないだろう。
本当にショッキングで、今の F1 でこんな事が起きるだなんて、本当に信じられなかった。グロージャンがヘルメットを取ったところが放映されたとき、心底ほっとした。
川井ちゃんに言わせれば、コース上でのあれほどの炎上事故は、イモラのベルガー以来だという。私はまだ見ていない頃だが、たしか兄が見ていたと思う。給油をしていた頃は、ガレージで火がでることもあったが…今回の「爆発」は、本当に凄まじかった。
これまでの F1 における安全のための取り組みが、有益なことだったことを、あんな形ではあるが、証明してみせた。これからもその歩みをとめることなく、いってほしい。
セバスチャン・ベッテルが好きすぎて辛いので、ほかにも若いドライバーが好きになるといいなぁ、と思っていた今年のレース。どうやら、私はランドー・ノリスが好きらしい。かなり応援している。
セブもそうなんだけど、まず笑顔がいい。私はけっこう、そういう第一印象を重視することがある。可愛い笑顔で、ヘルメットのデザインをアレコレ変えるってところもセブに似てる。
来年はマクラーレンにリカルドも来るから(彼も好き)、笑顔が良いコンビになりそう。楽しみだ。
キミ・ライコネンは相変わらずのマイペースで、なぜかチームメイトよりも前でフィニッシュする。予選はぜんぜんダメなのに。やっぱり長いレースには経験って大事なんだなと思わせる。
私を含めたキミ・ファンにとって最高だったのは、やはりポルトガルのオープニングラップだろう。グラフィックの6位にキミが表示されたときは、本当に興奮して、夜中だというのに「ライコネンっ!!」と叫んでいた。
タイヤがソフトだったということもあるが、同じソフト勢も3台抜いている。わずかに濡れた路面で、経験と技術が最高に発揮された瞬間だった。
セバスチャン。本当に辛いシーズンを、最後まで走ってくれてありがとう。途中で抜けてもおかしくないくらいの状況だった。でも、セブは責任感があって、優しいから、ちゃんと走って、ちゃんと辛い思いをしてしまうのだ。
フェラーリの6年間には、悔しさばかりが残るだろう。しかし、2017,2018年シーズンは、立派にチャンピオン争いをしたことや、去年の鈴鹿でポールを取ったことを、忘れないで欲しい。彼がトップ・ドライバーの一人であることは、私が信じて疑わない。
来年は心機一転。新たなチーム、新たなエンジンだ。いきなりチャンピオンになれとは言わないけれど、ポディウムに加わることが増えることを、期待している。
最後に、今年のセブの最高のオープニングラップ。雨のイスタンブール。去年のドイツもそうだったけど、ドライバーの腕が試されるウェットで、最高に輝いていた。
3月、オーストラリアのドタキャンから始まって、紆余曲折の末、17戦。ドライバー、メカニック、チーム関係者、主催者側、メディアなどなど、すべての F1 にかかわった皆さん、お疲れ様。この大変な状況で、17戦も開催してくれたことに感謝。
日本の実況陣も、今シーズンの感慨にふけって、「ゆく年くる年みたいになっちゃった」とか言っている。
私はキミとセブがイチャイチャするのを見るのも好きだが、実はテレビの実況連中が楽しくワチャワチャするのを聴くのも好きだ。特に川井ちゃんと右京さんの掛け合いはいいよね…!
「『うそつき』って言ってるの、右京さんだけですからね!」
「なんで半分笑いながら言うの…」
「あと5周です!」
森脇さんや、浜島さんもお疲れ様。健康に気をつけて、来年も楽しく実況してほしい。
ワールド・チャンピオン争いこそ、早々に決まってしまったが、F1はやっぱり魅力的。一戦たりとも、見逃せない。
先週のサクヒールなんて、大混乱ぶりに川井ちゃんが「すいませんねぇ、こんな夜遅くにガタガタ騒いで…」と我に返る一幕も。
わかる…。
F1って時差が大きいことが多いから、寝静まった時間帯にガタガタ大騒ぎせざるを得ないのよ…!
今年の F1 を振り返って、バーレーンでのグロージャンの事故に、触れないわけにはいかないだろう。
本当にショッキングで、今の F1 でこんな事が起きるだなんて、本当に信じられなかった。グロージャンがヘルメットを取ったところが放映されたとき、心底ほっとした。
川井ちゃんに言わせれば、コース上でのあれほどの炎上事故は、イモラのベルガー以来だという。私はまだ見ていない頃だが、たしか兄が見ていたと思う。給油をしていた頃は、ガレージで火がでることもあったが…今回の「爆発」は、本当に凄まじかった。
これまでの F1 における安全のための取り組みが、有益なことだったことを、あんな形ではあるが、証明してみせた。これからもその歩みをとめることなく、いってほしい。
セバスチャン・ベッテルが好きすぎて辛いので、ほかにも若いドライバーが好きになるといいなぁ、と思っていた今年のレース。どうやら、私はランドー・ノリスが好きらしい。かなり応援している。
セブもそうなんだけど、まず笑顔がいい。私はけっこう、そういう第一印象を重視することがある。可愛い笑顔で、ヘルメットのデザインをアレコレ変えるってところもセブに似てる。
来年はマクラーレンにリカルドも来るから(彼も好き)、笑顔が良いコンビになりそう。楽しみだ。
キミ・ライコネンは相変わらずのマイペースで、なぜかチームメイトよりも前でフィニッシュする。予選はぜんぜんダメなのに。やっぱり長いレースには経験って大事なんだなと思わせる。
私を含めたキミ・ファンにとって最高だったのは、やはりポルトガルのオープニングラップだろう。グラフィックの6位にキミが表示されたときは、本当に興奮して、夜中だというのに「ライコネンっ!!」と叫んでいた。
タイヤがソフトだったということもあるが、同じソフト勢も3台抜いている。わずかに濡れた路面で、経験と技術が最高に発揮された瞬間だった。
セバスチャン。本当に辛いシーズンを、最後まで走ってくれてありがとう。途中で抜けてもおかしくないくらいの状況だった。でも、セブは責任感があって、優しいから、ちゃんと走って、ちゃんと辛い思いをしてしまうのだ。
フェラーリの6年間には、悔しさばかりが残るだろう。しかし、2017,2018年シーズンは、立派にチャンピオン争いをしたことや、去年の鈴鹿でポールを取ったことを、忘れないで欲しい。彼がトップ・ドライバーの一人であることは、私が信じて疑わない。
来年は心機一転。新たなチーム、新たなエンジンだ。いきなりチャンピオンになれとは言わないけれど、ポディウムに加わることが増えることを、期待している。
最後に、今年のセブの最高のオープニングラップ。雨のイスタンブール。去年のドイツもそうだったけど、ドライバーの腕が試されるウェットで、最高に輝いていた。
F1 GP 2020 ― 2020/07/20 14:04
問題は、F1である。
開幕戦から軒並みキャンセルされ、7月のオーストリア2連戦から始まった。ハンガリー、シルバーストーン(2戦)、スペイン、スパ、イタリア(2戦)、今のところ最後はロシア。合計10レースのみである。
カナダ、日本、シンガポールなどはキャンセルが決まっており、ヨーロッパ大陸以外でグランプリが開催されるかどうかは、不透明だ。
いずれにせよ、今年は短期決戦ということになる。
3戦終わったところで、もはやチャンピオン争いは、どうでも良くなった。
いや、厳密には、もちろんボッタスに頑張って欲しい。しかし、無理っぽい。ハミルトンの強さたるや、メルセデスという車の性能以上のものを感じる。
一方、フェラーリは最悪である。自分がティフォシじゃなくて、本当に良かったと思う。
Tifosi ティフォシとは、「チフス」からくるイタリア語で、熱狂的なファンのことだが、主にF1の熱狂的フェラーリ・ファンのことを言う。
私はセバスチャン・ベッテルのファンであって、ティフォシではないのだ。
思えば、セブ&キミのコンビで、チャンピオン争いをしていた時期は、フェラーリの良き時代だったのだ。
フェラーリは2月頃まで、セブとの契約継続の方針だったようだが、その後の情勢変化やらなにやら、ゴタゴタあった末に、セブとは今年で契約終了にしてしまった。セブはちょっとショックだったようだ。
しかし、今年のフェラーリのだめさ加減を思うと、セブにとっては良い転機かも知れない。
無論、情勢は甘くない。メルセデスやレッドブルに、セブのシートの余地はなく、中堅、下位のチームにしか、シートのチャンスはないだろう。様々な噂が飛び交う中で、最近出てきたのが、来年アストン・マーチンとなる、現レーシング・ポイントへの移籍の噂である。
ペレスとの契約を反故にしてでも、セブと契約するか?ちょっと疑問だが、実現したら、セブにとっては良い話だろう。むしろ、ストロールをセブにすげ替えた方が良い ―― 一部川井ちゃんみたいなことを考えもするのだが、まぁ、それはない。ハンガリーのレースを見ても、ストロールだってそれなりに走れる。
ハースはセブを歓迎するようだが、マシン的に問題がありすぎるし、チームの存続そのものが心配だ。
一番笑えるシナリオは、アルファ・ロメオのジョヴィナッツィの代わりに、セブが入る(つまりライコネンとまたチームメイトになる)ことだが、まぁ、さすがにこれもないだろう。最大限言って、キミが勇退してセブが入るとか。
セブのファンとしては、一番避けて欲しいのは引退。寂しい。
あり得るとしたら、休養。ほかのカテゴリーに出ることも考えられるが、休養もありだろう。出戻りはライコネンや、アロンソ(来年)の例があるし、プロストに至っては休養して復帰して、チャンピオンになって引退した。
私はもう、世界のどこかで、セバスチャンが幸せに生きていてくれさえすれば良い、という境地のファンなので、静かに彼の動静を見守ろうと思う。もちろん、良いレースをしてくれるに越したことはないけれど。
あまりにもセブが好きすぎて、色々辛いので、ほかにも応援するドライバーがいると良いと思う。
日本のメディアや、F1そのものが、フェルスタッペンを次のチャンピオンとしてフォーカスしているのだが、残念ながら私は彼のファンではない。何が良くないんだろう?顔かな。親かな。
ライコネンは大好きだけど、セブより八つも年上。さすがにキャリアも、そろそろ終わりだろう。それにしても、レースが終わってみると、毎回チームメイトより上で終わっているキミ。さすがキミ。
あと好きなのは…リカルド。うーん、往年の追い抜きロックンロール(右京さん曰く。川井ちゃんによれば「デスメタル」)は、最近鳴りを潜めている。
ノリスとか、こういう世代の人を好きになると楽しみなんだけど…好きな飲み物 ミルク。嫌いな食べ物 寿司。なんだそりゃ…。
何か、ないのぉ?!ジョージ・ハリスンとお友達とか、ビートルズとモンティ・パイソン好きとか!!
UK つながりで、ラッセルとか?ラッセルは良いけど、問題はチームであって。やっぱり名門ウィリアムズにはその名を残して欲しいと思う。
そうなると、最初に戻るが、ボッタスかな。頑張れ、ボッタス。少しでもチャンピオンを苦しめろ。ついでにフェルスタッペンを抑えろ。
スポーツは、音楽と違って勝敗がある。さらにF1は政治,経済,技術のスポーツであって、入れ込むと辛い思いもする。それも含めて、このスポーツのファンなのだ。
開幕戦から軒並みキャンセルされ、7月のオーストリア2連戦から始まった。ハンガリー、シルバーストーン(2戦)、スペイン、スパ、イタリア(2戦)、今のところ最後はロシア。合計10レースのみである。
カナダ、日本、シンガポールなどはキャンセルが決まっており、ヨーロッパ大陸以外でグランプリが開催されるかどうかは、不透明だ。
いずれにせよ、今年は短期決戦ということになる。
3戦終わったところで、もはやチャンピオン争いは、どうでも良くなった。
いや、厳密には、もちろんボッタスに頑張って欲しい。しかし、無理っぽい。ハミルトンの強さたるや、メルセデスという車の性能以上のものを感じる。
一方、フェラーリは最悪である。自分がティフォシじゃなくて、本当に良かったと思う。
Tifosi ティフォシとは、「チフス」からくるイタリア語で、熱狂的なファンのことだが、主にF1の熱狂的フェラーリ・ファンのことを言う。
私はセバスチャン・ベッテルのファンであって、ティフォシではないのだ。
思えば、セブ&キミのコンビで、チャンピオン争いをしていた時期は、フェラーリの良き時代だったのだ。
フェラーリは2月頃まで、セブとの契約継続の方針だったようだが、その後の情勢変化やらなにやら、ゴタゴタあった末に、セブとは今年で契約終了にしてしまった。セブはちょっとショックだったようだ。
しかし、今年のフェラーリのだめさ加減を思うと、セブにとっては良い転機かも知れない。
無論、情勢は甘くない。メルセデスやレッドブルに、セブのシートの余地はなく、中堅、下位のチームにしか、シートのチャンスはないだろう。様々な噂が飛び交う中で、最近出てきたのが、来年アストン・マーチンとなる、現レーシング・ポイントへの移籍の噂である。
ペレスとの契約を反故にしてでも、セブと契約するか?ちょっと疑問だが、実現したら、セブにとっては良い話だろう。むしろ、ストロールをセブにすげ替えた方が良い ―― 一部川井ちゃんみたいなことを考えもするのだが、まぁ、それはない。ハンガリーのレースを見ても、ストロールだってそれなりに走れる。
ハースはセブを歓迎するようだが、マシン的に問題がありすぎるし、チームの存続そのものが心配だ。
一番笑えるシナリオは、アルファ・ロメオのジョヴィナッツィの代わりに、セブが入る(つまりライコネンとまたチームメイトになる)ことだが、まぁ、さすがにこれもないだろう。最大限言って、キミが勇退してセブが入るとか。
セブのファンとしては、一番避けて欲しいのは引退。寂しい。
あり得るとしたら、休養。ほかのカテゴリーに出ることも考えられるが、休養もありだろう。出戻りはライコネンや、アロンソ(来年)の例があるし、プロストに至っては休養して復帰して、チャンピオンになって引退した。
私はもう、世界のどこかで、セバスチャンが幸せに生きていてくれさえすれば良い、という境地のファンなので、静かに彼の動静を見守ろうと思う。もちろん、良いレースをしてくれるに越したことはないけれど。
あまりにもセブが好きすぎて、色々辛いので、ほかにも応援するドライバーがいると良いと思う。
日本のメディアや、F1そのものが、フェルスタッペンを次のチャンピオンとしてフォーカスしているのだが、残念ながら私は彼のファンではない。何が良くないんだろう?顔かな。親かな。
ライコネンは大好きだけど、セブより八つも年上。さすがにキャリアも、そろそろ終わりだろう。それにしても、レースが終わってみると、毎回チームメイトより上で終わっているキミ。さすがキミ。
あと好きなのは…リカルド。うーん、往年の追い抜きロックンロール(右京さん曰く。川井ちゃんによれば「デスメタル」)は、最近鳴りを潜めている。
ノリスとか、こういう世代の人を好きになると楽しみなんだけど…好きな飲み物 ミルク。嫌いな食べ物 寿司。なんだそりゃ…。
何か、ないのぉ?!ジョージ・ハリスンとお友達とか、ビートルズとモンティ・パイソン好きとか!!
UK つながりで、ラッセルとか?ラッセルは良いけど、問題はチームであって。やっぱり名門ウィリアムズにはその名を残して欲しいと思う。
そうなると、最初に戻るが、ボッタスかな。頑張れ、ボッタス。少しでもチャンピオンを苦しめろ。ついでにフェルスタッペンを抑えろ。
スポーツは、音楽と違って勝敗がある。さらにF1は政治,経済,技術のスポーツであって、入れ込むと辛い思いもする。それも含めて、このスポーツのファンなのだ。
Time of Our Life ― 2020/03/13 22:45
野球もキャンセル、
フィギュアスケートもキャンセル、
F1もキャンセル、
そしてディランもキャンセル。
そんな中、ちょっと可笑しかった記事。
F1開幕戦中止に対するドライバーたちの反応:ベッテル&ライコネンは発表前に一緒に帰宅
さすがのキミ&セブ。あうんの呼吸、異常に素早い行動。世界中を舞台として飛び回るF1において、同じドライバー同士が親友で、しかも近所に住んでいるというのは、本当に心強いだろう。
数週間前に、ある人が言った。
「ELOの新譜。去年出たんだけど。これが良いんだよね…」
そのときは、へぇ、そうなんだ程度の認識で、特にどうともしなかったのだが、翌週にたまたま点けたテレビの、バラエティ番組でBGMに使われた曲を断片的に聴いて、ああ、これはジェフ・リンズELOの新曲だ、買わなきゃ!と思った。
聴いてみると、確かに良いアルバムだ。前作よりもさらに若々しい感じで、ポップに弾けている。
特に良いと思ったのが、この "Time of Our Life" ―― ジェフ・リンズELOとしてウェンブリー・スタジアムで公演したときの想いを歌った曲だ。ちなみに、テレビで流れたのもこの曲だった。
これぞまさしく、ジェフ・リンの天才的なポップセンスの詰まった一曲で、しかも感動的で、サビなど本当にたまらない。何か、半世紀を超しつつあるロックの歴史を俯瞰して感慨にふけるような、誰にも共通の懐かしさと愛おしみが染み出すような、心をつかむメロディだ。
しかも、"Telephone Line" を上手く挿入したり、歓声や手拍子も効果的に加わり、一緒にウェンブリーの熱気を浴びているような気持ちになる。
ただ一つだけ、惜しいのはエンディング。ブツッと切る演出は、この曲には向いていなかった。永遠の思い出に浸るようなフェイドアウトか、ビデオのように歓声と "Thank you!" で締めても良かった。
ともあれ、この一曲だけでも、このアルバムは買った価値がある。
フィギュアスケートもキャンセル、
F1もキャンセル、
そしてディランもキャンセル。
そんな中、ちょっと可笑しかった記事。
F1開幕戦中止に対するドライバーたちの反応:ベッテル&ライコネンは発表前に一緒に帰宅
さすがのキミ&セブ。あうんの呼吸、異常に素早い行動。世界中を舞台として飛び回るF1において、同じドライバー同士が親友で、しかも近所に住んでいるというのは、本当に心強いだろう。
数週間前に、ある人が言った。
「ELOの新譜。去年出たんだけど。これが良いんだよね…」
そのときは、へぇ、そうなんだ程度の認識で、特にどうともしなかったのだが、翌週にたまたま点けたテレビの、バラエティ番組でBGMに使われた曲を断片的に聴いて、ああ、これはジェフ・リンズELOの新曲だ、買わなきゃ!と思った。
聴いてみると、確かに良いアルバムだ。前作よりもさらに若々しい感じで、ポップに弾けている。
特に良いと思ったのが、この "Time of Our Life" ―― ジェフ・リンズELOとしてウェンブリー・スタジアムで公演したときの想いを歌った曲だ。ちなみに、テレビで流れたのもこの曲だった。
これぞまさしく、ジェフ・リンの天才的なポップセンスの詰まった一曲で、しかも感動的で、サビなど本当にたまらない。何か、半世紀を超しつつあるロックの歴史を俯瞰して感慨にふけるような、誰にも共通の懐かしさと愛おしみが染み出すような、心をつかむメロディだ。
しかも、"Telephone Line" を上手く挿入したり、歓声や手拍子も効果的に加わり、一緒にウェンブリーの熱気を浴びているような気持ちになる。
ただ一つだけ、惜しいのはエンディング。ブツッと切る演出は、この曲には向いていなかった。永遠の思い出に浸るようなフェイドアウトか、ビデオのように歓声と "Thank you!" で締めても良かった。
ともあれ、この一曲だけでも、このアルバムは買った価値がある。
Bob Dylan and The Band / Like A Rolling Stone ― 2020/01/13 19:57
最近、訃報に接してはびっくりしてばかりいるが、今回はなんと、今宮純さん。おなじみのF1解説者,モータースポーツ・ジャーナリストだ。70歳だったという。
心底びっくり。昨年の最終戦も、元気に解説していたような気がするのだが…いや…今宮さん…さみしい限り。
F1中継といえば、今宮さん、森脇さん、川井ちゃん、時々右京さんか、松田さん。いつも当たり前にある存在が、居なくなってしまう寂しさは、言い様がない。かつて今宮さんが言ったように、F1はそれでも続き、今宮さんの不在にも慣れなければならないのか。
最近は、伝説のロックスターの伝記もの映画が流行りだが、このたび入ってきた情報は、ジェイムズ・マンゴールド監督が、60年代のボブ・ディランの映画を制作し、ディラン役を、ティモシー・シャラメにするらしいというのだ。
James Mangold set to direct Timothée Chalamet as Bob Dylan
ティモシー・シャラメ…えええ…それは…どうなんだ…
この『君の名前で僕を呼んで』でブレイクした美青年。ヘンリー五世役で主演した映画を、見ようかな…と思っていたら、ネタバレを読んでしまい、あまりにも私の「ヘンリー五世像(およびヘンリー四世像)」と、かけ離れていて、嫌になって見るのを止めてしまった矢先である。(シャラメのせいじゃないけど)
ディラン様の60年代は繊細かつ、ふてぶてしくて、シャイな美青年だが…シャラメは、どうなんだろう…?ディラン様はちょっと下ぶくれな所が可愛いんだけど。シャラメの骨格は、どちらかと言うか…ジョージかな。うーん、どうしよう。見るかな?見ないかも。
しかもこの映画、ディランがアコースティックからエレクトリックへの移行期を描くという。え、じゃぁ、ザ・バンドの連中も出てくるわけ?ディラン様だけではなく、そっくりさん大会になるのか?!ええ?ロビーは?リックは?どうなるの?
なんか急に、興味津々になってきた…
待てよ、ディランがアコギからエレキに移行する時期と言ったら、ビートルズも絡まなきゃいけなくない?Fab4 もそっくりさん大会になるの?
何にせよ、クライマックスはこれになるんだろうな。
心底びっくり。昨年の最終戦も、元気に解説していたような気がするのだが…いや…今宮さん…さみしい限り。
F1中継といえば、今宮さん、森脇さん、川井ちゃん、時々右京さんか、松田さん。いつも当たり前にある存在が、居なくなってしまう寂しさは、言い様がない。かつて今宮さんが言ったように、F1はそれでも続き、今宮さんの不在にも慣れなければならないのか。
最近は、伝説のロックスターの伝記もの映画が流行りだが、このたび入ってきた情報は、ジェイムズ・マンゴールド監督が、60年代のボブ・ディランの映画を制作し、ディラン役を、ティモシー・シャラメにするらしいというのだ。
James Mangold set to direct Timothée Chalamet as Bob Dylan
ティモシー・シャラメ…えええ…それは…どうなんだ…
この『君の名前で僕を呼んで』でブレイクした美青年。ヘンリー五世役で主演した映画を、見ようかな…と思っていたら、ネタバレを読んでしまい、あまりにも私の「ヘンリー五世像(およびヘンリー四世像)」と、かけ離れていて、嫌になって見るのを止めてしまった矢先である。(シャラメのせいじゃないけど)
ディラン様の60年代は繊細かつ、ふてぶてしくて、シャイな美青年だが…シャラメは、どうなんだろう…?ディラン様はちょっと下ぶくれな所が可愛いんだけど。シャラメの骨格は、どちらかと言うか…ジョージかな。うーん、どうしよう。見るかな?見ないかも。
しかもこの映画、ディランがアコースティックからエレクトリックへの移行期を描くという。え、じゃぁ、ザ・バンドの連中も出てくるわけ?ディラン様だけではなく、そっくりさん大会になるのか?!ええ?ロビーは?リックは?どうなるの?
なんか急に、興味津々になってきた…
待てよ、ディランがアコギからエレキに移行する時期と言ったら、ビートルズも絡まなきゃいけなくない?Fab4 もそっくりさん大会になるの?
何にせよ、クライマックスはこれになるんだろうな。
2019 F1 Opening Titles ― 2019/12/03 21:28
今年のF1シーズンが終了した。最後は12月の決勝だった。
いろいろなことがあって、喜んだり、落ち込んだり。みんなお疲れ様。ゆっくり休んで、来年また。
セバスチャン・ベッテルのファンとしては、いろいろ厳しいシーズンだった。ここ数年ずっとそうなのだが、今年は特に車が彼に合わず、苦しみ続けた。
それでも、ドライバーズ・サーキットである鈴鹿でポールを取るなど、その実力は間違いないと思っている。
本人は全然そのつもりがないのに、やたらと引退説をささやかれるのは、彼のプライベートが充実しており、幸せだからだろう。
家族と友人、プライベートを大事にして、SNSにはまったく興味がない。今年は改めて結婚して(高校時代からのパートナーと)、第三子も誕生。誠実で人なつこく、エコ・フレンドリーな彼は、F1に生きなくても十分幸せそうなため、ストレスを抱えて仕事をするよりは大富豪のまま引退する ―― という、人としての夢を実現できるからに違いない。
もちろん、セブは引退なんてする気はさらさらない。そりゃそうだ。セブはもっとタフでポジティブで、F1を愛している。
もう一人、私が好きなキミ・ライコネンにとって、新天地でのシーズンは厳しくも、充実した物だったろう。ほぼ毎回、結果的にはチームメイトにも勝っていた。
キミのいたフェラーリはドライバーズランキングで2位、3位を取ったが、今年はそうはならなかった。フェラーリの去年の決定は、本当に良かったのかどうか分からない。
ともあれ、チームが変わっても、変わらないのがセブとキミの友情である。
ドイツGPでの記者会見でも、公衆の面前でなにやらイチャイチャしていた。相変わらずだね。FIAの公式ツイートでも、「何やってるんだか・・・」と言われている。
F1といえば、門外漢のある人が「F1のオープニングって、あいかわらずアレなの?」と尋ねた。
ずいぶん前に「アレ」ではなくなっている。少なくとも、有料チャンネルでの放映になってからは全く使っていないのではないか。
その代わり、世界共通のオープニング音楽と動画がある。たぶん、リバティが定めているのだろう。
F1レーサーたちが、ぎこちなく顔を上げたり、腕を組んだり、襟をつまんだりするのが、なんだかくすぐったい感じ。
曲は格好良いけど ―― ちょぉっと・・・微妙にダサいかな?それくらいが、ちょうど良いのかな?
いろいろなことがあって、喜んだり、落ち込んだり。みんなお疲れ様。ゆっくり休んで、来年また。
セバスチャン・ベッテルのファンとしては、いろいろ厳しいシーズンだった。ここ数年ずっとそうなのだが、今年は特に車が彼に合わず、苦しみ続けた。
それでも、ドライバーズ・サーキットである鈴鹿でポールを取るなど、その実力は間違いないと思っている。
本人は全然そのつもりがないのに、やたらと引退説をささやかれるのは、彼のプライベートが充実しており、幸せだからだろう。
家族と友人、プライベートを大事にして、SNSにはまったく興味がない。今年は改めて結婚して(高校時代からのパートナーと)、第三子も誕生。誠実で人なつこく、エコ・フレンドリーな彼は、F1に生きなくても十分幸せそうなため、ストレスを抱えて仕事をするよりは大富豪のまま引退する ―― という、人としての夢を実現できるからに違いない。
もちろん、セブは引退なんてする気はさらさらない。そりゃそうだ。セブはもっとタフでポジティブで、F1を愛している。
もう一人、私が好きなキミ・ライコネンにとって、新天地でのシーズンは厳しくも、充実した物だったろう。ほぼ毎回、結果的にはチームメイトにも勝っていた。
キミのいたフェラーリはドライバーズランキングで2位、3位を取ったが、今年はそうはならなかった。フェラーリの去年の決定は、本当に良かったのかどうか分からない。
ともあれ、チームが変わっても、変わらないのがセブとキミの友情である。
ドイツGPでの記者会見でも、公衆の面前でなにやらイチャイチャしていた。相変わらずだね。FIAの公式ツイートでも、「何やってるんだか・・・」と言われている。
We're intrigued... 🤔😂#GermanGP 🇩🇪 #F1 pic.twitter.com/vpdS9VKxno
— Formula 1 (@F1) 2019年7月25日
F1といえば、門外漢のある人が「F1のオープニングって、あいかわらずアレなの?」と尋ねた。
ずいぶん前に「アレ」ではなくなっている。少なくとも、有料チャンネルでの放映になってからは全く使っていないのではないか。
その代わり、世界共通のオープニング音楽と動画がある。たぶん、リバティが定めているのだろう。
F1レーサーたちが、ぎこちなく顔を上げたり、腕を組んだり、襟をつまんだりするのが、なんだかくすぐったい感じ。
曲は格好良いけど ―― ちょぉっと・・・微妙にダサいかな?それくらいが、ちょうど良いのかな?
忙しい日曜日の発見 ― 2019/10/15 21:49
日曜日はとても忙しかった。
まずお世話になっている Heartbreaker's Japan Party さん主催の Project X のために、台風の混乱の残る都心に出なければならず、迂回を余儀なくされる。
あれやこれやで、忙しくも楽しい時を過ごし、夜はオフ会ディナー。
22時前に失礼して、23時前に帰宅して、シャワーをあびてからが大変だった。
前日から延期され、当日の午前中に行われたF1の予選、午後の決勝、そして夜のラグビーの試合までの録画を、一切の情報を遮断して見なければならないのだ。
ネットはもちろん、テレビも一切見ず、仲間には絶対に経過・結果を言うなときつく言い、帰路は電光掲示板からも、町の人々の表情からも目をそらすという徹底ぶりが功を奏し、無事にビデオを見ることが出来た。
すべてを見終わったのは翌日の3時だった。
F1は悔しい結果ではあるが、予選は最高だった。ベッテルのあのタイムが出たときの、鈴鹿のどよめきがすさまじかった。鈴鹿というチャレンジングなコースで、あのタイムは彼のドライバーとしての素晴らしさを証明していた。
スタートは大失敗だったが、タイヤからして、遅かれ早かれ、メルセデスに抜かれていた。むしろ、最後の5週を守り抜いたセバスチャンに拍手。
さて、私も人並みにラグビーを見る。
子供の頃、実業団の試合をよくテレビで見ていたので、ルールは分かっており、フットボールなどより、よほど好きだ。
スコットランドという強豪を相手に、自分のナショナル・チームが健闘,勝利するというのは、やはり感動的だった。
ところで、スコットランドのメンバーの中に、どうも気になる顔がある。

もちろん初めて見る顔なのだが、なんだか既視感がある。この人、絶対どこかで見たことがある・・・!あまりにも気になるので、名前を調べた。その名は、ジョニー・グレイくん!
誰だ?誰に似ているんだ?
この人だ!

わぁ!1976年のトムさん!
トムさんが髪を切って、マッチョになって、ラガーマンになったら、こうなるのか!
似てるよ!歯とか、というか、歯がそのまんま!マウスピースを割り引いてもそっくりだ。
忙しい日曜日の発見であった。
まずお世話になっている Heartbreaker's Japan Party さん主催の Project X のために、台風の混乱の残る都心に出なければならず、迂回を余儀なくされる。
あれやこれやで、忙しくも楽しい時を過ごし、夜はオフ会ディナー。
22時前に失礼して、23時前に帰宅して、シャワーをあびてからが大変だった。
前日から延期され、当日の午前中に行われたF1の予選、午後の決勝、そして夜のラグビーの試合までの録画を、一切の情報を遮断して見なければならないのだ。
ネットはもちろん、テレビも一切見ず、仲間には絶対に経過・結果を言うなときつく言い、帰路は電光掲示板からも、町の人々の表情からも目をそらすという徹底ぶりが功を奏し、無事にビデオを見ることが出来た。
すべてを見終わったのは翌日の3時だった。
F1は悔しい結果ではあるが、予選は最高だった。ベッテルのあのタイムが出たときの、鈴鹿のどよめきがすさまじかった。鈴鹿というチャレンジングなコースで、あのタイムは彼のドライバーとしての素晴らしさを証明していた。
スタートは大失敗だったが、タイヤからして、遅かれ早かれ、メルセデスに抜かれていた。むしろ、最後の5週を守り抜いたセバスチャンに拍手。
さて、私も人並みにラグビーを見る。
子供の頃、実業団の試合をよくテレビで見ていたので、ルールは分かっており、フットボールなどより、よほど好きだ。
スコットランドという強豪を相手に、自分のナショナル・チームが健闘,勝利するというのは、やはり感動的だった。
ところで、スコットランドのメンバーの中に、どうも気になる顔がある。

もちろん初めて見る顔なのだが、なんだか既視感がある。この人、絶対どこかで見たことがある・・・!あまりにも気になるので、名前を調べた。その名は、ジョニー・グレイくん!
誰だ?誰に似ているんだ?
この人だ!

わぁ!1976年のトムさん!
トムさんが髪を切って、マッチョになって、ラガーマンになったら、こうなるのか!
似てるよ!歯とか、というか、歯がそのまんま!マウスピースを割り引いてもそっくりだ。
忙しい日曜日の発見であった。
F1 Italian GP on ORF ― 2019/09/08 21:59

ホテルでF1観戦。
ひとつしかないオーストリアの地上波、ORFが生中継しているのだ。それほど人気があるということだろう。
昨日の予選もみていたのだが、一体何が起こったのか分からず、ドイツ語の実況も笑っている。もしやと思ったが、本当に時間切れだった…
Deutschlandlied (Das Kaiserquartett) ― 2019/08/02 21:11
先週のF1 GP, ドイツグランプリは、久しぶりに楽しいレースになった。
そもそもF1が好きなのだからどんなレースでも良さそうな物だが、セバスチャン・ベッテルが好きすぎていろいろ辛かったので、20位から2位フィニッシュというのは、優勝したも同然だ!
VERのファンなら精神的に楽なんだろうけど、それがどうもそうはいかないんだよな・・・
嬉しいので、最後尾スタートを貼り付ける!すごいなーやっぱドライバーって勇気がある。
ドイツ・グランプリなので、当然決勝レース前にはドイツ国歌が演奏される。
アナウンサーが、「シューマッハの時代は、毎週聞いていたような気がしますね~浜島さん~思い出すでしょ~」とか言っていたが、馬鹿言っちゃいけない。セブの四年連続チャンピオンの時だって聞いてるでしょ!
そのようなわけで、2013年のセブ表彰台。あ、やっぱり若い。金髪だけど、もうこの頃は地で金髪じゃなくて、染めたんじゃないかな。カワイイから何でもいい。
ドイツ国歌は、ヨーゼフ・ハイドン先生が作った皇帝賛歌が元歌で、現在はその歌詞の三番だけが国歌になっている。
ハイドン先生はこの皇帝賛歌を第二楽章の変奏曲にした、弦楽四重奏曲も作っている。こちらは、第二楽章のみの演奏。
聴いて分かるのだが、この曲は "God Save the Queen/King" の影響が強く出ている。国歌向きのメロディということだろう。
ちなみに、この人もお風呂でドイツ国歌を歌っていた。
先に歌うのは "Rule, Britannia" だが、1分15秒あたりから歌っているのはドイツ国歌だ。
これがもっと、表彰台のドライバーの国歌として聴きたいものだ。
そもそもF1が好きなのだからどんなレースでも良さそうな物だが、セバスチャン・ベッテルが好きすぎていろいろ辛かったので、20位から2位フィニッシュというのは、優勝したも同然だ!
VERのファンなら精神的に楽なんだろうけど、それがどうもそうはいかないんだよな・・・
嬉しいので、最後尾スタートを貼り付ける!すごいなーやっぱドライバーって勇気がある。
The perfect first lap? 🤩
— Formula 1 (@F1) 2019年7月31日
Sebastian Vettel started as he meant to go on in Hockenheim 👏#GermanGP 🇩🇪 #F1 pic.twitter.com/J6870pmn09
ドイツ・グランプリなので、当然決勝レース前にはドイツ国歌が演奏される。
アナウンサーが、「シューマッハの時代は、毎週聞いていたような気がしますね~浜島さん~思い出すでしょ~」とか言っていたが、馬鹿言っちゃいけない。セブの四年連続チャンピオンの時だって聞いてるでしょ!
そのようなわけで、2013年のセブ表彰台。あ、やっぱり若い。金髪だけど、もうこの頃は地で金髪じゃなくて、染めたんじゃないかな。カワイイから何でもいい。
ドイツ国歌は、ヨーゼフ・ハイドン先生が作った皇帝賛歌が元歌で、現在はその歌詞の三番だけが国歌になっている。
ハイドン先生はこの皇帝賛歌を第二楽章の変奏曲にした、弦楽四重奏曲も作っている。こちらは、第二楽章のみの演奏。
聴いて分かるのだが、この曲は "God Save the Queen/King" の影響が強く出ている。国歌向きのメロディということだろう。
ちなみに、この人もお風呂でドイツ国歌を歌っていた。
先に歌うのは "Rule, Britannia" だが、1分15秒あたりから歌っているのはドイツ国歌だ。
これがもっと、表彰台のドライバーの国歌として聴きたいものだ。
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