Cold Case S7 E182014/12/22 21:11

 海外ドラマを見ていると、自分の好きな音楽が使われたりして、嬉しい驚きがある。
 先日はアメリカの [Cold Case](「コールドケース 迷宮事件簿」)で、1エピソードに2曲、面白い曲が登場した。
 そもそもこのドラマは、"Cold Case" と呼ばれる未解決事件をめぐる刑事ドラマで、その事件が起こった頃のヒット曲などがちりばめられている。主に80年代以降が多いが、古いところでは1930年代、40年代などのエピソードもある。
 私が見たのは、シーズン7エピソード18 [The Last Drive-in]。冒頭で流れたのが、ザ・カーズの "Just What I Need" だった。ドラマのシーンが、ドライブ・イン・シアターだったので、車つながりだろうか。



 私は、ザ・カーズを知らない。むかし、MTVで古いビデオとしてカーズの何かを見たような気がしたが、それ以外全く知らず、この曲がザ・カーズであること自体、知らなかった。
 では、どうしてこの曲を知っているかというと、シスター・ヘイゼルがカバーしているからだ。



 収録アルバムは、2004年の [Lift]。ろくにクレジットを見ていなかったので、てっきりヘイゼルのオリジナルだとばかり思っていた。こんなにキャッチーな曲なのに、どうしてリード・トラックにしなかったのかと不思議だったのだ。
 先にヘイゼルを聴いてしまうと、どうしてもヘイゼルのカバーの方が良く感じてしまう。私は80年代風のシンセサイザーっぽい音が嫌いなので、ギター・サウンドをバリバリに聴かせてくれるヘイゼルの方が馴染みが良い。

 ドラマに登場したもう一曲はお馴染み、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズの "Even the Losers"。ドラマの場面とは、特に関係なく、その年代だったと言うだけ。



 これはドキュメンタリー映画 [Runnin' Down the Dream] の一場面を上手く入れ込んだ見応えのある動画だ。ハートブレイカーズにもこういう時代があったのだと感慨深い。
 そして最初の来日の様子が入っているのが面白い。菊正宗に、0系新幹線。
 最近のライブではあまりこの曲をやらないが、サウンド的にも、歌詞的にもとてもハートブレイカーズらしくて、良い曲だ。ぜひとも大人しいアコースティックバージョンではなく、ロックなバージョンでライブ演奏してほしいものだ。

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