Going to a Go-Go (Album)2013/01/03 20:35

 モータウンのアルバムを聴き始め、まずはスモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ、スティーヴィー・ワンダー、ジャクソン5の三者が集まりつつあり、さらにマーヴィン・ゲイ、スプリームスと続く流れ。

 そんな中でも、やはりスモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズが一番好きだということいには変化がない。曲としては、"The tears of a clown" が一番好きだというのは、記事にしたとおり。
 では、アルバムはと言うと、[Going to a Go-Go] が群を抜いている。まず、アルバム・ジャケットからして、とても格好良い。



 アルバム収録曲はどれも名曲揃い。なんと言っても、アルバム・タイトルになっている、"Going to a Go-Go" は、ストーンズのカバーでも有名な名曲だ。



 お恥ずかしい話、私はもモータウンを意識して聴き始める最近まで、この曲はストーンズのオリジナルだと思い込んでいた。



 "Going to a Go-Go" も無論名曲だが、私としては、"My Girl Has Gone" を推したい。この曲はモータウンによくあるベスト版やコンピレーション盤にも入って居らず、アルバムで初めて聴いたのだが、ひどく感動的で驚いてしまった。



 シンプルで美しく、切なくなるような、それでいて重くもなく、軟弱でもない。私がロックに感じている美しさや格好良さが、このモータウンの曲でも再現されている。私にとって、"My Girl Has Gone" は "The Tears of a Clown" と双璧を成している。
 ぜひとも、わがモータウンの師マーティン先生にも、この曲の感想をお伺いしたいところ。
 ちなみに、マーティンのモータウン・アルバム、[Made to Measure]にはスモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズの曲が2曲入っているが、一曲はもちろん "The Tears of a Clown"、もう一曲はアルバム [Going to a Go-Go] の収録曲である、"Ooo Baby, baby"。彼のこのアルバムに関する感想も、お伺いしたいところ。