1986 ツアーパンフ2011/01/15 23:41

 断捨離などを嬉々としてやるくらいだから、私にはあまり収集癖はない。音楽は好きだが、音楽関連の書籍、雑誌などもほとんど読まないし、購入もしない。
 しかし、古書店で良いものを見つけてしまった。1986年、ボブ・ディラン with トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズの、True Confessions Tour のパンフレットである。紙物,パンフレットなどには執着はないが、この好き過ぎる取り合わせのツアー・パンフとなると、話は違う。2000円と、私の基準としては決して安くないが(ジョージとエリックは5000円だぞ!)、10秒考えて購入してしまった。

 True Confessions Tour のパンフレットは、日本公演のものを持っていた。今回購入したのは、どうやらアメリカツアーのもののようだ。アメリカの各都市の名前が散見される。
 お気に入りの写真は、この右側。

 

 これは奇跡のワンショットではないだろうか…。二度と撮れそうにないし、そもそも誰ですか。トムさんはファーストアルバム・ジャケットもそうだけど、恥ずかしそうに微笑んです表情が可愛い。今回は頭までかいちゃったよ…。反則ですよ、それは。

 

 ディラン様はトムさんほどストレートなプリティ作戦は、とっくの昔に放棄している。この時期は、腕むき出しにベストがマイブームだったらしい。ああ、ハートブレイカー家のお母さんが出て行っちゃった時、お父さんが変な格好になったのは、このおじさんの影響だったのか。なるほど。
 もう一つ、ディランのこだわりは左耳の大きなピアス。この時期は大きなピアスをぶらさげている。そう言えば、トムさんもこの時期に目立つピアスをするようになったなぁ…。まねっこちゃんめ。ディランはウィルベリーズのころまでは、小さなピアスをつけていたが、その後は飽きたらしい。ちなみに、私が耳に穴をあけたのは、ディランにあこがれたからという、女子として大問題な理由からだった。

 無論、ハートブレイカーズの面々もお若く写真におさまっている。私が好きなのは、ハウイが一番手前で、マイク、トムさんが一心不乱に弾いているショット。最近の貫禄系クールも格好良いけど、若さ輝くこの時期もやっぱり素敵だ。