ジェ2010/09/08 20:51

 今回の記事は、「Into the great wide open の良さを語ろうキャンペーン」とか、「ベンモントの美男子加減を教えてやる!」などを考えていたのだ。それらが済めば、南北戦争記事も書きたいし、私にTP&HB以外の話題を期待している人もいるかもしれないじゃないか。
 しかし、それを巨大なパワーで妨害する不埒なモンスターが…!



 わぁ、何だこれは!何だこの破壊的ラブリー髭オヤジは!!だめだ、あらがえない!アレに何かねだられたら絶対断れない!ジョージ直伝か…。
 撮影したカメラマンの腕が良いのか。そう言えば、MOJOフォトセッションは、マイクも異常に可愛く撮影されている。そもそも、被写体が女優。キメる時はキメる…!道理でステージ上でも美人炸裂だったわけだ!

 私のおバカトークはともかく。これは、TP&HBのオフィシャルページで紹介されていた、[Sound and Vision magazine] の表紙。もちろん、中にはトム・ぺティのインタビューが収録されている

 プリントアウトして、一通り読んでみたのだが、ある個所でひどく戸惑ってしまった。おなじみの「あの人」が登場する下りだ。

When I met Je. Lynne and we were going to do Full Moon Fever, he said, “No slaves.” He was gonna do 24 tracks. And I said, “Not 48?” And he said, “No, none of that.” We learned a lot of tricks from him about how to do that kind of record. Je. likes doing a lot of overdubs. Like a background “ooh” or “ahh” — we’d keep the time in our head and sing it a cappella, using 5 or 6 tracks of voice on a 16-track. We’d mix that down to 2 tracks, and fly it back to 1 track on the 24-track. We’d record all that after the end of the song. So we gave ourselves all kinds of space. Jeff was really good at making a chalk mark on the tape.

"Je. Lynne" ?!

 "Je." はいったい何なのか?一番考えられるのが、"ff" が誤植でピリオドにされてしまったケース。
 しかし、2回も間違えるだろうか?しかもエフを二つという何の変哲もない字の並びで、誤植されるシチュエーションが良く分からない。私の本名じゃあるまいし。

 もう一つ考えられるのは、トムさんが実際にジェフ・リンのことを、「ジェ」と呼んだケース。
 これは、イギリスのコメディ・デュオであるザ・マイティ・ブーシュのノエル・フィールディングが、相棒のジュリアン・バラットのことを度々「Ju, ジュ」と呼ぶ例がある。もしやトムさん、ジェフを「ジェ」と呼んでいるのか?「ボートの三人男」の"J"みたいに?
 しかし、「ジュリアン」を「ジュ」と呼ぶならともかく、元々「ジェフリー」の短縮形である「ジェフ」を更に短くする必要などあるだろうか?しかもピリオド?省略を表すピリオド…?!

 たぶん、誤植だろう。
 それにしても、これが目に付いてしまって、内容を覚えていない。肝心なのは [MOJO] なのに、ジェ・リンがやたらと「ウ~!」とか、「ア~!」とか歌わせたことばかり記憶に残っている。もう一度読み直さなければ。