フェイセズの黄昏2009/11/16 23:06

 ボストンのおじさんたちが、やれバンドを脱退とか、しないとか、2年待てとか、待てないとか、とにかくドタバタしている。そこへ、別に構わないけど、ロニーがめでたく(?)人生の節目を迎えたとの知らせ。
 それで、何となくバンド活動と、フロントマンのソロ活動に関して考えたりしていたら、"Maggie May" が聞きたくなった。

 "Maggie May" は、1971年ロッド・スチュワートのソロ・アルバム [Every Pictuire Tells a Story] に収録されている。超名曲。私にとっては、ロッドの曲の中で一番好きな作品だ。
 このソロ作品を制作していた時期、ロッドは同時にフェイセズの一員であり、フェイセズのアルバムとしては [Long Player] とほぼ同時と見て良さそうだ。

 YouTubeでフェイセズのライブ映像を見てみたら、1974年のこんな映像がヒットした。ほぼフェイセズがロッドのバック・バンド化した頃らしい。と、言うわけでロニー・レーンが不在で、ベーシストは山内テツ。
 ロッドに、ロニーに、フェイセズに "Maggie May" と来れば、いろいろと語るべきこともあるのだが…



 ロッドのいでたちに、何もかもが吹っ飛んでしまった。
 何がしたいんだ、ロッド?!何を見せたいんだ、ロッド?!色の白さか?首の無さか?はたまた大寸胴か?!こうなる前に、何か着ていたのか?誰か止めなかったのか?それとも、当時はこれが Cool だったのか?!
 あまりの事に、この凄い格好と、ロッド&ロニーのバカップルぶりしか印象に残らない(あんたら、付き合ってるの?付き合ってるんだろうな…)。あの格好を見ると、フェイセズ終焉は致し方がなかったと、変に納得してしまった。いや、まさかそうじゃないんだろうけど…

 かろうじて、最後に "We'll meet again" を歌うところも、印象に残った…。ライブでは毎回、最後に歌っていたのだろうか?