'Cross the Green Mountain ― 2009/11/01 23:07
本日付けで、Cool Dry Placeに「カントム」をアップした。エピローグになっている、[Highway Companion] の下り。まだアルバム完成前のインタビューで、最後に話題になっていた「まだ出来上がっていないもう一曲」は、"Saving Grace" のことだろう。
ちょっとノッてベース・ソロを「やらかした」と思い、そっと謝るジェフ・リンが可笑しい。でも、トムさんはそんな謝罪、受け入れないもんね。
今、翻訳を始めた個所は、トムさんが二番目の奥さんと出会うところ。正直言って、イラつく。翻訳していてムカムカしてくるのはなぜだ。その話、長いの?!おかしいな、トムさんがいくら「ジョージ大好き愛してる」とか、「ボブとは仲良しなんだ」とか、「マイクはいつも超最高!」とか繰り返しても、全然イラつかないんだけどな。不思議だ。
チャンセラーズビルの戦いに関する記事に頂いたコメントで、[Gods and Generals] という映画を教えてもらった。2003年の映画で、約4時間という大作である。原作はジェフリー・シャーラ。ストーンウォール・ジャクソンを中心とした、南北戦争映画である。
その評価は様々だが、戦闘シーンの充実ぶりは高評価だ。CGなどは多用せず、南北戦争「保存会」の人々の協力を得ている。
この映画のエンドロールには、ボブ・ディランの曲が流れるらしい(私は見ていない)。およそ7分間のこれまた大作。"'Cross the Green Mountain" は、当初この映画のサウンドトラックでしか聞けなかったのだが、2008年に発表されたBootleg Series Vol.8, [Tell tale Signs] に収録された。
今まで気づかなかったのだが、この曲にはベンモント・テンチがオルガンで参加していた。おやまぁ。あいかわらず神出鬼没のベンモントである。
この曲には、ディランが映画のワンシーンに入り込んだようなビデオがある。どうやら、ディランは戦死した兵士の身内という役どころらしい。
'Cross the Green Mountain
やっと、あの「ロン毛ディラン様」の謎が解けた。世界のディラン・ファンに衝撃を与えた、ロン毛ヅラ姿。
つまり、ビデオでの姿をライブでも見せくれた、ってことらしい。TP&HBが "Don't come around here no more" をライブで演奏する時、トムさんがトップハット(シルクハット)が被っていたのと同じと考えれば良いだろう。
ちょっとノッてベース・ソロを「やらかした」と思い、そっと謝るジェフ・リンが可笑しい。でも、トムさんはそんな謝罪、受け入れないもんね。
今、翻訳を始めた個所は、トムさんが二番目の奥さんと出会うところ。正直言って、イラつく。翻訳していてムカムカしてくるのはなぜだ。その話、長いの?!おかしいな、トムさんがいくら「ジョージ大好き愛してる」とか、「ボブとは仲良しなんだ」とか、「マイクはいつも超最高!」とか繰り返しても、全然イラつかないんだけどな。不思議だ。
チャンセラーズビルの戦いに関する記事に頂いたコメントで、[Gods and Generals] という映画を教えてもらった。2003年の映画で、約4時間という大作である。原作はジェフリー・シャーラ。ストーンウォール・ジャクソンを中心とした、南北戦争映画である。
その評価は様々だが、戦闘シーンの充実ぶりは高評価だ。CGなどは多用せず、南北戦争「保存会」の人々の協力を得ている。
この映画のエンドロールには、ボブ・ディランの曲が流れるらしい(私は見ていない)。およそ7分間のこれまた大作。"'Cross the Green Mountain" は、当初この映画のサウンドトラックでしか聞けなかったのだが、2008年に発表されたBootleg Series Vol.8, [Tell tale Signs] に収録された。
今まで気づかなかったのだが、この曲にはベンモント・テンチがオルガンで参加していた。おやまぁ。あいかわらず神出鬼没のベンモントである。
この曲には、ディランが映画のワンシーンに入り込んだようなビデオがある。どうやら、ディランは戦死した兵士の身内という役どころらしい。
'Cross the Green Mountain
やっと、あの「ロン毛ディラン様」の謎が解けた。世界のディラン・ファンに衝撃を与えた、ロン毛ヅラ姿。
つまり、ビデオでの姿をライブでも見せくれた、ってことらしい。TP&HBが "Don't come around here no more" をライブで演奏する時、トムさんがトップハット(シルクハット)が被っていたのと同じと考えれば良いだろう。
American Girl ― 2009/11/04 22:56
今日は特に記事をアップしようとは思っていなかったが、あまりの事に、コメントせずにはいられない。
今週のSuperhighway Tourの、一曲 "American Girl" が素晴らしすぎる。
1983年4月13日サンフランシスコでの演奏だ。
この曲は、TP&HBで一番好きな曲。全ロックンロール楽曲の中でも、特別に愛している。
ただでさえ好きな曲である上に、演奏のあまりの素晴らしさに、不覚にも泣いてしまった。"American Girl" のライブ・バージョンなんて、沢山知っているはずなのに。それでも涙がポロポロこぼれてくる。
特にこれという趣向もない、でも若々しくて、キラキラしていて、無暗に美しい "American Girl"。
疾走感たっぷりに、ギターソロを弾くマイクを見つめながら、「ワァオ!」って顔をしているトムの様子が目に浮かぶ。
結局、これをやられちゃうから、TP&HBが大好きなんだな。
デラックス版が日本で手に入らなくても、トムさんが太くなっても、マイクの髪型が元に戻らなくても、今年はツアーをしなくても。
それでも、こんな"American Girl" が一曲あるだけで、すべてオーライ。きっと大丈夫。連中は、TP&HBなのだから!
今週のSuperhighway Tourの、一曲 "American Girl" が素晴らしすぎる。
1983年4月13日サンフランシスコでの演奏だ。
この曲は、TP&HBで一番好きな曲。全ロックンロール楽曲の中でも、特別に愛している。
ただでさえ好きな曲である上に、演奏のあまりの素晴らしさに、不覚にも泣いてしまった。"American Girl" のライブ・バージョンなんて、沢山知っているはずなのに。それでも涙がポロポロこぼれてくる。
特にこれという趣向もない、でも若々しくて、キラキラしていて、無暗に美しい "American Girl"。
疾走感たっぷりに、ギターソロを弾くマイクを見つめながら、「ワァオ!」って顔をしているトムの様子が目に浮かぶ。
結局、これをやられちゃうから、TP&HBが大好きなんだな。
デラックス版が日本で手に入らなくても、トムさんが太くなっても、マイクの髪型が元に戻らなくても、今年はツアーをしなくても。
それでも、こんな"American Girl" が一曲あるだけで、すべてオーライ。きっと大丈夫。連中は、TP&HBなのだから!
恋をしようよ ― 2009/11/07 23:52
野球は、日米ともに嫌いな方の球団が勝ってしまった。一方、F1もさみしいニュースが続いている。
物事には、「時期」というものがあり、今はつらい「時期」であると思って、待つしかない。
今週のSuperhighway Tourの配信曲の一つは、"I Just Want to Make Love to You"。マディ・ウォーターズの代表的なブルーズの一つだ。邦題は「恋をしようよ」だそうだ。この邦題の爽やかさは、どうも原詞にはマッチしていないような気がするのだが、どうだろう。
SHTで配信された1995年のTP&HBバージョンは、マディ・ウォーターズのオリジナルにより近いが、2006年ごろは、ストーンズ・ヴァージョンとでもいうべき、アップ・テンポで演奏している。トムさんがマラカスで、腰をひねって可愛くポーズを決める。はぁ、女優だねぇ。
ストーンズ以前には、エッタ・ジェイムズがカバーしてヒットさせている。こちらのバージョンは、最近英国でCMに使われ、リバイバル・ヒットしたらしい。
ストーンズのバージョンは、有名な映像がある。
1964年 The Rolling Stones "I Just Want to Make Love to You"
この映像は、TP&HBのドキュメンタリー映画 [Runnin' Down a Dream] でも使用されている。
当たり前だが、みんな若い!キースは、この時期の一瞬だが、容姿が妙にジョージと似ている。おそらく、骨格と髪質、可愛い目つきが共通しているのだろう。両者がその後辿るプロセスを思うと、およそ信じられないが…。
そして、この頃からすでに、ストーンズとビートルズはかなり仲が良かった。マスコミが好んで比較したり、ライバル関係にしようとすると、「音楽が違うから比較できない」と言い逃れているが、実のところそれほど大きな違いでもなく(多少の傾向の違いはあるが、それこそクラシックとポップスほどではない。しょせんはロックンロールである)、60年代ロッカーたちに多く見られる強い仲間意識と、友情の範囲に入る関係だった。
この曲が収録されているのは、ストーンズのデビューアルバム、[The Rolling Stones] 1964年だ。
ストーンズはデッカ・レーベルからデビューしたのだが、そのきっかけを作ったのはジョージだった、と言う伝説が有名。キースも、「ジョージが口添えしてくれた」というような事を言っていたような気がする。
このアルバム、アメリカ版になると多少曲目が変わる。少年時代のハートブレイカーたちが聞いていたのは、そのアメリカ版だろうか。
どちらにせよ、このアルバムにはTP&HBもライブでよく演奏する、"Route 66" や、"Carol", "Mona"(UK版のみ)などが入っており、TP&HBファンとしても必聴名盤だ。
物事には、「時期」というものがあり、今はつらい「時期」であると思って、待つしかない。
今週のSuperhighway Tourの配信曲の一つは、"I Just Want to Make Love to You"。マディ・ウォーターズの代表的なブルーズの一つだ。邦題は「恋をしようよ」だそうだ。この邦題の爽やかさは、どうも原詞にはマッチしていないような気がするのだが、どうだろう。
SHTで配信された1995年のTP&HBバージョンは、マディ・ウォーターズのオリジナルにより近いが、2006年ごろは、ストーンズ・ヴァージョンとでもいうべき、アップ・テンポで演奏している。トムさんがマラカスで、腰をひねって可愛くポーズを決める。はぁ、女優だねぇ。
ストーンズ以前には、エッタ・ジェイムズがカバーしてヒットさせている。こちらのバージョンは、最近英国でCMに使われ、リバイバル・ヒットしたらしい。
ストーンズのバージョンは、有名な映像がある。
1964年 The Rolling Stones "I Just Want to Make Love to You"
この映像は、TP&HBのドキュメンタリー映画 [Runnin' Down a Dream] でも使用されている。
当たり前だが、みんな若い!キースは、この時期の一瞬だが、容姿が妙にジョージと似ている。おそらく、骨格と髪質、可愛い目つきが共通しているのだろう。両者がその後辿るプロセスを思うと、およそ信じられないが…。
そして、この頃からすでに、ストーンズとビートルズはかなり仲が良かった。マスコミが好んで比較したり、ライバル関係にしようとすると、「音楽が違うから比較できない」と言い逃れているが、実のところそれほど大きな違いでもなく(多少の傾向の違いはあるが、それこそクラシックとポップスほどではない。しょせんはロックンロールである)、60年代ロッカーたちに多く見られる強い仲間意識と、友情の範囲に入る関係だった。
この曲が収録されているのは、ストーンズのデビューアルバム、[The Rolling Stones] 1964年だ。
ストーンズはデッカ・レーベルからデビューしたのだが、そのきっかけを作ったのはジョージだった、と言う伝説が有名。キースも、「ジョージが口添えしてくれた」というような事を言っていたような気がする。
このアルバム、アメリカ版になると多少曲目が変わる。少年時代のハートブレイカーたちが聞いていたのは、そのアメリカ版だろうか。
どちらにせよ、このアルバムにはTP&HBもライブでよく演奏する、"Route 66" や、"Carol", "Mona"(UK版のみ)などが入っており、TP&HBファンとしても必聴名盤だ。
I'm Down ― 2009/11/10 23:01
エアロスミスのジョー・ペリーがラスベガス・サン誌に語ったところによると、スティーヴン・タイラーがソロ・プロジェクトのために、バンドを抜けると言う。スティーヴンが脱退を明言したわけではなさそうで、しかし連絡のつかないジョーとしては、「脱退」と解釈せざるを得ない状況らしい。
このニュースには、びっくりしてしまった。エアロスミス、今さら脱退だの解散だの言うバンドだったのか。とっくにそんな段階は超えてしまって、安心していられると思っていたのだが。色々なトラブルを乗り越え、息の長い活動を続けるバンドと言えども、やはり問題は起これば確執へと発展し、脱退だの解散だのという事態に陥るらしい。油断大敵。やっぱりお互いを大事にしようね。
ともあれ、「いつもの痴話ゲンカ」ということで、もとの鞘に収まると良いのだが。エアロスミスは、スティーヴンのヴォーカルあってこそのバンドだと思う。
エアロスミスは、そのビジュアル的イメージの割に、音楽的にはクラシックなバンドだ。ハードロックと言いつつも、メロディアスで、ハーモニーを重視する楽曲が多い。
基本はブルーズなので、ストーンズやゼッペリンの影響をよく言われるが、実はビートルズの大ファンでもある。
バンドの結成当時、オーディションで何を演奏するかという話になって、全員がすぐに出来る曲として、"I'm Down" をプレイしたと言う。後年、レコーディングもしているし、ライブでも披露している。
これ、格好良い!でも、どうしてジョー・ペリーは脱ぐんだろう。ミックみたいに「脱ぐと貧弱」なら別に良いけど(良いのか?)、ジョーはイヤァな感じがするぞ。しかも素肌にギターって。汚いじゃん。傷むし。
ともあれ、私はビートルズのオリジナルよりもこっちの方が好きかも。
ビートルズで "I'm Down" と言えば、やはりシェア・スタジアムだろう。
状況が状況だけに(?)かなりグダグダ。実はこの曲、あまりミスをしないポールにとっても、鬼門だったらしい。
それにしても、いつものことながら、ジョージのハンサムっぷりが大炸裂している。笑いが止まらないジョンとのコンビネーションも笑うしかなく、やっぱりビートルズはキラキラしている。
このニュースには、びっくりしてしまった。エアロスミス、今さら脱退だの解散だの言うバンドだったのか。とっくにそんな段階は超えてしまって、安心していられると思っていたのだが。色々なトラブルを乗り越え、息の長い活動を続けるバンドと言えども、やはり問題は起これば確執へと発展し、脱退だの解散だのという事態に陥るらしい。油断大敵。やっぱりお互いを大事にしようね。
ともあれ、「いつもの痴話ゲンカ」ということで、もとの鞘に収まると良いのだが。エアロスミスは、スティーヴンのヴォーカルあってこそのバンドだと思う。
エアロスミスは、そのビジュアル的イメージの割に、音楽的にはクラシックなバンドだ。ハードロックと言いつつも、メロディアスで、ハーモニーを重視する楽曲が多い。
基本はブルーズなので、ストーンズやゼッペリンの影響をよく言われるが、実はビートルズの大ファンでもある。
バンドの結成当時、オーディションで何を演奏するかという話になって、全員がすぐに出来る曲として、"I'm Down" をプレイしたと言う。後年、レコーディングもしているし、ライブでも披露している。
これ、格好良い!でも、どうしてジョー・ペリーは脱ぐんだろう。ミックみたいに「脱ぐと貧弱」なら別に良いけど(良いのか?)、ジョーはイヤァな感じがするぞ。しかも素肌にギターって。汚いじゃん。傷むし。
ともあれ、私はビートルズのオリジナルよりもこっちの方が好きかも。
ビートルズで "I'm Down" と言えば、やはりシェア・スタジアムだろう。
状況が状況だけに(?)かなりグダグダ。実はこの曲、あまりミスをしないポールにとっても、鬼門だったらしい。
それにしても、いつものことながら、ジョージのハンサムっぷりが大炸裂している。笑いが止まらないジョンとのコンビネーションも笑うしかなく、やっぱりビートルズはキラキラしている。
白鳥の歌 ― 2009/11/13 23:34
スティーヴン・タイラーが、フィルモア(NY)のジョー・ペリーのソロ・ライブに飛び入りして、エアロスミスを脱退しないと、宣言したそうだ。
ひと安心…なのだろうか?ジョーもキツネに抓まれているようだ。飛び入りも良いけど、ちゃんと話し合いをした方が良いのでは?大人なんだし…
一方、ロニー・ウッドは正式に離婚だそうで。ええーあー、まぁいいや。ロニー、とにかく死なないでね。元気でいてくれれば、それで良いや。
普段は声を上げない白鳥が、死に際にだけ世にも美しく歌を歌う。西洋で古くから信じられている言い伝え、「白鳥の歌」である。チョーサーやシェイクスピア、テニスンの作品にも登場する。
実際の白鳥は、もちろん生きている間も色々な声を上げる。ケーだの、ゲーだの、ガーだの、ギーだの。無論、歌などとは言い難い声である。
この伝説から発展して、主に音楽分野で、アーチストがキャリアの最後に一花咲かせる様子を、「白鳥の歌」と表現することがある。クラシックでは、シューベルトの遺作歌曲集が、「白鳥の歌」と名付けられているのが、代表的だ。
べつに死んでしまわなくても、ある一区切りとなるとこの言葉が使われるらしく、有名なところでは、ザ・バンドの「ザ・ラスト・ワルツ」がこれに相当するらしい。ビートルズのアルバム [Abbey Road] なども、これに当たるだろう。
昨日、NHKのBSで放映された「刑事コロンボ」のサブタイトルが、「白鳥の歌 Swan Song」だった。もう一人の主演と言うべき、犯人役のゲスト・スターは、カントリー界の超大物ジョニー・キャッシュ。
ドラマの制作は1974年ごろなので、キャッシュは42歳くらいか。役柄は人気カントリー歌手のトミー・ブラウン。憎き妻を、飛行機事故を装って殺し、コロンボの捜査対象になる。動機や犯行の手口などは、キレイには行かないあたり、「古畑任三郎」に出演したイチローのケースとは違う。
劇中には、実際のキャッシュのコンサート風景が挿入されており、演奏シーンなども多く、音楽ファンとしても楽しめる内容になっている。トミーのパフォーマンスそのものも、鍵の一つなのだが、それが犯罪に手を染めた彼の「白鳥の歌」になった ― ということだろう。
私はカントリーに疎いので、キャッシュ以外の人は分らなかったが、他にもミュージシャンなどが顔をだしていたのだろうか?
初めてこの作品を見たときは、キャッシュが出ていることを事前に全く知らなかったので、心底びっくりしてしまった。
私は「刑事コロンボ」のファンなのだが、このエピソードは比較的良くできている方の作品だと思う。コロンボが、犯人を追いつめる最後の手口はお馴染みのものだったが、この作品の場合、その過程にもうひとひねり入るところが、珍しい。
今回、日本語吹き替えのみで録画するという、失敗をしてしまった。キャッシュの演技、セリフ回しはどうだったのだろう。やはり、DVDを買うべきだろうか…?
ひと安心…なのだろうか?ジョーもキツネに抓まれているようだ。飛び入りも良いけど、ちゃんと話し合いをした方が良いのでは?大人なんだし…
一方、ロニー・ウッドは正式に離婚だそうで。ええーあー、まぁいいや。ロニー、とにかく死なないでね。元気でいてくれれば、それで良いや。
普段は声を上げない白鳥が、死に際にだけ世にも美しく歌を歌う。西洋で古くから信じられている言い伝え、「白鳥の歌」である。チョーサーやシェイクスピア、テニスンの作品にも登場する。
実際の白鳥は、もちろん生きている間も色々な声を上げる。ケーだの、ゲーだの、ガーだの、ギーだの。無論、歌などとは言い難い声である。
この伝説から発展して、主に音楽分野で、アーチストがキャリアの最後に一花咲かせる様子を、「白鳥の歌」と表現することがある。クラシックでは、シューベルトの遺作歌曲集が、「白鳥の歌」と名付けられているのが、代表的だ。
べつに死んでしまわなくても、ある一区切りとなるとこの言葉が使われるらしく、有名なところでは、ザ・バンドの「ザ・ラスト・ワルツ」がこれに相当するらしい。ビートルズのアルバム [Abbey Road] なども、これに当たるだろう。
昨日、NHKのBSで放映された「刑事コロンボ」のサブタイトルが、「白鳥の歌 Swan Song」だった。もう一人の主演と言うべき、犯人役のゲスト・スターは、カントリー界の超大物ジョニー・キャッシュ。
ドラマの制作は1974年ごろなので、キャッシュは42歳くらいか。役柄は人気カントリー歌手のトミー・ブラウン。憎き妻を、飛行機事故を装って殺し、コロンボの捜査対象になる。動機や犯行の手口などは、キレイには行かないあたり、「古畑任三郎」に出演したイチローのケースとは違う。
劇中には、実際のキャッシュのコンサート風景が挿入されており、演奏シーンなども多く、音楽ファンとしても楽しめる内容になっている。トミーのパフォーマンスそのものも、鍵の一つなのだが、それが犯罪に手を染めた彼の「白鳥の歌」になった ― ということだろう。
私はカントリーに疎いので、キャッシュ以外の人は分らなかったが、他にもミュージシャンなどが顔をだしていたのだろうか?
初めてこの作品を見たときは、キャッシュが出ていることを事前に全く知らなかったので、心底びっくりしてしまった。
私は「刑事コロンボ」のファンなのだが、このエピソードは比較的良くできている方の作品だと思う。コロンボが、犯人を追いつめる最後の手口はお馴染みのものだったが、この作品の場合、その過程にもうひとひねり入るところが、珍しい。
今回、日本語吹き替えのみで録画するという、失敗をしてしまった。キャッシュの演技、セリフ回しはどうだったのだろう。やはり、DVDを買うべきだろうか…?
フェイセズの黄昏 ― 2009/11/16 23:06
ボストンのおじさんたちが、やれバンドを脱退とか、しないとか、2年待てとか、待てないとか、とにかくドタバタしている。そこへ、別に構わないけど、ロニーがめでたく(?)人生の節目を迎えたとの知らせ。
それで、何となくバンド活動と、フロントマンのソロ活動に関して考えたりしていたら、"Maggie May" が聞きたくなった。
"Maggie May" は、1971年ロッド・スチュワートのソロ・アルバム [Every Pictuire Tells a Story] に収録されている。超名曲。私にとっては、ロッドの曲の中で一番好きな作品だ。
このソロ作品を制作していた時期、ロッドは同時にフェイセズの一員であり、フェイセズのアルバムとしては [Long Player] とほぼ同時と見て良さそうだ。
YouTubeでフェイセズのライブ映像を見てみたら、1974年のこんな映像がヒットした。ほぼフェイセズがロッドのバック・バンド化した頃らしい。と、言うわけでロニー・レーンが不在で、ベーシストは山内テツ。
ロッドに、ロニーに、フェイセズに "Maggie May" と来れば、いろいろと語るべきこともあるのだが…
ロッドのいでたちに、何もかもが吹っ飛んでしまった。
何がしたいんだ、ロッド?!何を見せたいんだ、ロッド?!色の白さか?首の無さか?はたまた大寸胴か?!こうなる前に、何か着ていたのか?誰か止めなかったのか?それとも、当時はこれが Cool だったのか?!
あまりの事に、この凄い格好と、ロッド&ロニーのバカップルぶりしか印象に残らない(あんたら、付き合ってるの?付き合ってるんだろうな…)。あの格好を見ると、フェイセズ終焉は致し方がなかったと、変に納得してしまった。いや、まさかそうじゃないんだろうけど…
かろうじて、最後に "We'll meet again" を歌うところも、印象に残った…。ライブでは毎回、最後に歌っていたのだろうか?
それで、何となくバンド活動と、フロントマンのソロ活動に関して考えたりしていたら、"Maggie May" が聞きたくなった。
"Maggie May" は、1971年ロッド・スチュワートのソロ・アルバム [Every Pictuire Tells a Story] に収録されている。超名曲。私にとっては、ロッドの曲の中で一番好きな作品だ。
このソロ作品を制作していた時期、ロッドは同時にフェイセズの一員であり、フェイセズのアルバムとしては [Long Player] とほぼ同時と見て良さそうだ。
YouTubeでフェイセズのライブ映像を見てみたら、1974年のこんな映像がヒットした。ほぼフェイセズがロッドのバック・バンド化した頃らしい。と、言うわけでロニー・レーンが不在で、ベーシストは山内テツ。
ロッドに、ロニーに、フェイセズに "Maggie May" と来れば、いろいろと語るべきこともあるのだが…
ロッドのいでたちに、何もかもが吹っ飛んでしまった。
何がしたいんだ、ロッド?!何を見せたいんだ、ロッド?!色の白さか?首の無さか?はたまた大寸胴か?!こうなる前に、何か着ていたのか?誰か止めなかったのか?それとも、当時はこれが Cool だったのか?!
あまりの事に、この凄い格好と、ロッド&ロニーのバカップルぶりしか印象に残らない(あんたら、付き合ってるの?付き合ってるんだろうな…)。あの格好を見ると、フェイセズ終焉は致し方がなかったと、変に納得してしまった。いや、まさかそうじゃないんだろうけど…
かろうじて、最後に "We'll meet again" を歌うところも、印象に残った…。ライブでは毎回、最後に歌っていたのだろうか?
Anvil! The Story of Anvil ― 2009/11/20 23:05
映画の邦題は「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」。
1986年、日本で開かれた大規模なロック・フェストに参加したいずれのヘヴィ・メタル・バンドも、その後大成功した。たしかに、ホワイト・スネイクや、ボン・ジョビなら、私も名前くらいは知っている。
ただ一つアンヴィルだけは例外だった。このときをピークとして、以降は全く鳴かず飛ばず。しかし、ボーカルのリップスと、ドラマーのロブは、地元で給食配達や、工事現場の仕事をしながら、もう一度ブレイクする夢を追って、バンド活動を続けていた。
これは、アンヴィルの悪戦苦闘を追ったドキュメンタリー映画である。私はヘヴィ・メタルには全く興味がないが、評判が良いので見てみた。評判にたがわず、良い映画だった。
中学生の時に出会ったリップスとロブも、すでに50歳。一大決心をしてヨーロッパ・ツアーを敢行しても、残ったギャラはなし。1万人収容の会場に200人以下しか観客がいなかったり、バーだと一桁の数を相手にしなきゃならない。そのうえ、期待していたレコード会社の目にも止まらないし、移動手段もまともに手配できずに、駅のロビーで寝るハメにおちいる。
昔のつてでレコーディングをしようにも、その資金2百万円(安いのでは…?)さえ都合できず、リップスの姉に頼る。いざセッションに入っても、ストレスで派手な喧嘩をやらかし、喚いたり泣いたり(50歳だ!)。
やっと自信作が出来たと確信して、LAや地元カナダなどでレコード会社に売り込むが、オファーは全くなし…。
彼らが気の毒なのは、「いまどきの売れ線ではないのだから、インディーズでも構わないや」とは割り切れないところ。80年代のほんの一瞬ではあるが、輝いた時を知ってしまっているし、スラッシュ(ガンズ&ローゼス)のような大物が、「アンヴィルは凄い」なんてコメントしてくれちゃうので、やはりメジャーの夢を諦められない。
そもそも、実力はあるのに(当人たちやファンたちは、そう思っている。私にとっては、守備範囲外なので、よくわからない)、ブレイクし切れなかった原因が、最初のマネージメント・レーベルからしてインディーズで、ろくなサポートをしてもらえなかったという、トラウマもあるようだ。
夢を追うピュアで真っすぐな姿勢と、それを覆す現実のギャップが、絶妙な間と相まって、ところどころで笑えてしまう。
挫折続きで夢への小さな明かりさえも見えないリップスとロブだが、意外に幸せな男なのかも知れない。
状況は不満だらけとはいえ、何といっても愛する音楽を続けている。場末のバーの、少人数(しかもいつも同じ顔ぶれ)相手のパフォーマンスだって、とても幸せそうだし、みんな盛り上がっている。
いい年をして途方もない夢を追うと、真っ先に家族がその被害を受けるが、家族たちはみな辛抱強く、愛情あふれ、それぞれにアンヴィルを応援してくれている。「もう終わってる!」と宣言しているロブの姉だって、実のところロブのことをすごく愛していることが分かる。
リップスとロブの二人は根が良い奴で、けっして悪どいことや、自分の誠実さを騙すようなマネができない。だから器用に稼ぐこともできないし、結局は余裕ができないのだ。
そして最も幸せなことは、この二人にはお互いという掛け替えの無い存在がいることだ。30年以上も一緒にやっているのは、お互いを愛しているからだし、だからこそ安心して(?)大ゲンカをしたり、悪態をついたりする。キアヌ・リーヴスの評のように、この映画全体を貫くテーマは、やはりリップスとロブの友情なのだろう。
そんなわけで、かなりイタイ親父の奮闘ぶりが笑え、同時にけっこう泣ける映画だった。お勧め。
小さなことだが…カナダというお国柄なのだろうか、録音のための200万円さえも都合できず、貧しい生活と言いつつ、住んでいる家はけっこうしっかりしたものだった。日本とは事情が違うのだろう。
映画の「まとめ」に入るところで、日本という国が重要なファクターになるところが、なかなか面白かった。日本人って、律儀なのか、昔のちょっとしたことをよく覚えている人種なのか…?
この映画をふまえて大好きなバンドのことなぞ、考えてみる。
実力があって、それを認めてくれる多くのファンに恵まれ、レコード会社に食い物にされないように戦いつつも、やりすぎず、音楽を作り続けるためのコントロールを決して失わなかったTP&HBは、やはり大したものだ。
「リップスを信じているんだ!」というセリフで思い出したのが、RDADで、マイクがトムのことを、「けっして間違った選択をしないあいつのそばに、いつでも居られるなんて本当にラッキーだ」とコメントしていたこと。本当、きれいごと抜きに、リーダーを信じ、彼に献身して後悔しないという事が、どれほど貴重なことか…。無論、信じてくれる人が居るということも、同じくらい貴重なのだ。
1986年、日本で開かれた大規模なロック・フェストに参加したいずれのヘヴィ・メタル・バンドも、その後大成功した。たしかに、ホワイト・スネイクや、ボン・ジョビなら、私も名前くらいは知っている。
ただ一つアンヴィルだけは例外だった。このときをピークとして、以降は全く鳴かず飛ばず。しかし、ボーカルのリップスと、ドラマーのロブは、地元で給食配達や、工事現場の仕事をしながら、もう一度ブレイクする夢を追って、バンド活動を続けていた。
これは、アンヴィルの悪戦苦闘を追ったドキュメンタリー映画である。私はヘヴィ・メタルには全く興味がないが、評判が良いので見てみた。評判にたがわず、良い映画だった。
中学生の時に出会ったリップスとロブも、すでに50歳。一大決心をしてヨーロッパ・ツアーを敢行しても、残ったギャラはなし。1万人収容の会場に200人以下しか観客がいなかったり、バーだと一桁の数を相手にしなきゃならない。そのうえ、期待していたレコード会社の目にも止まらないし、移動手段もまともに手配できずに、駅のロビーで寝るハメにおちいる。
昔のつてでレコーディングをしようにも、その資金2百万円(安いのでは…?)さえ都合できず、リップスの姉に頼る。いざセッションに入っても、ストレスで派手な喧嘩をやらかし、喚いたり泣いたり(50歳だ!)。
やっと自信作が出来たと確信して、LAや地元カナダなどでレコード会社に売り込むが、オファーは全くなし…。
彼らが気の毒なのは、「いまどきの売れ線ではないのだから、インディーズでも構わないや」とは割り切れないところ。80年代のほんの一瞬ではあるが、輝いた時を知ってしまっているし、スラッシュ(ガンズ&ローゼス)のような大物が、「アンヴィルは凄い」なんてコメントしてくれちゃうので、やはりメジャーの夢を諦められない。
そもそも、実力はあるのに(当人たちやファンたちは、そう思っている。私にとっては、守備範囲外なので、よくわからない)、ブレイクし切れなかった原因が、最初のマネージメント・レーベルからしてインディーズで、ろくなサポートをしてもらえなかったという、トラウマもあるようだ。
夢を追うピュアで真っすぐな姿勢と、それを覆す現実のギャップが、絶妙な間と相まって、ところどころで笑えてしまう。
挫折続きで夢への小さな明かりさえも見えないリップスとロブだが、意外に幸せな男なのかも知れない。
状況は不満だらけとはいえ、何といっても愛する音楽を続けている。場末のバーの、少人数(しかもいつも同じ顔ぶれ)相手のパフォーマンスだって、とても幸せそうだし、みんな盛り上がっている。
いい年をして途方もない夢を追うと、真っ先に家族がその被害を受けるが、家族たちはみな辛抱強く、愛情あふれ、それぞれにアンヴィルを応援してくれている。「もう終わってる!」と宣言しているロブの姉だって、実のところロブのことをすごく愛していることが分かる。
リップスとロブの二人は根が良い奴で、けっして悪どいことや、自分の誠実さを騙すようなマネができない。だから器用に稼ぐこともできないし、結局は余裕ができないのだ。
そして最も幸せなことは、この二人にはお互いという掛け替えの無い存在がいることだ。30年以上も一緒にやっているのは、お互いを愛しているからだし、だからこそ安心して(?)大ゲンカをしたり、悪態をついたりする。キアヌ・リーヴスの評のように、この映画全体を貫くテーマは、やはりリップスとロブの友情なのだろう。
そんなわけで、かなりイタイ親父の奮闘ぶりが笑え、同時にけっこう泣ける映画だった。お勧め。
小さなことだが…カナダというお国柄なのだろうか、録音のための200万円さえも都合できず、貧しい生活と言いつつ、住んでいる家はけっこうしっかりしたものだった。日本とは事情が違うのだろう。
映画の「まとめ」に入るところで、日本という国が重要なファクターになるところが、なかなか面白かった。日本人って、律儀なのか、昔のちょっとしたことをよく覚えている人種なのか…?
この映画をふまえて大好きなバンドのことなぞ、考えてみる。
実力があって、それを認めてくれる多くのファンに恵まれ、レコード会社に食い物にされないように戦いつつも、やりすぎず、音楽を作り続けるためのコントロールを決して失わなかったTP&HBは、やはり大したものだ。
「リップスを信じているんだ!」というセリフで思い出したのが、RDADで、マイクがトムのことを、「けっして間違った選択をしないあいつのそばに、いつでも居られるなんて本当にラッキーだ」とコメントしていたこと。本当、きれいごと抜きに、リーダーを信じ、彼に献身して後悔しないという事が、どれほど貴重なことか…。無論、信じてくれる人が居るということも、同じくらい貴重なのだ。
振り向くな きみは美しい ― 2009/11/24 23:39
南北戦争の記事をアップしたいのだが、確認したい資料を確認できていないし、従って書き進まない。
そもそも、年も押し迫って、資格試験にピアノの発表会、来年のアイリッシュ・セッション用の選曲と、手が回りきらない。困ったものだ。
日本では11月24日が終わろうとしている。アメリカでは、昨日あたりにTP&HBの The Live Anthology のデラックス版が発売されたはず。
一方で、4枚組の通常版は、各ネットショップから24日には発売のはずだったが…。私は、Amazon. jp だが、発送されてもいない。さて、どうしたものか?
いつもならCDショップに駆け込んでいるところだが、今回はSuper Highway で先に音だけダウンロードできるので、その行動は抑えている。
そのSuper Highway からのDL。今朝でかける前にチャレンジしたのだが(30分早く起きた)、「24曲まとめてダウンロード」がうまく機能しなかった。仕方がないので、帰宅してから1曲ずつシコシコ落すはめに。ともあれ、無事にiPod収納まで完了したので、これから堪能することにする。
トムさんもマイクも働くのが大好きだが、ベンモントの働きっぷりも凄い。特に彼の場合、「よそ」へ行って働きまくっている。来年発売されるリンゴのアルバムにも、参加しているらしい。
そんなベンモントが、Keyboard magazineに登場し、表紙を飾っているという情報を得た。なんでも、ベンモントはともかく、背後に怪しい(そして見た目がヤバイ)変なオヤジが写りこんでいる…!!という噂を耳にした。
また脱力普段着系女優トムさんがやらかしたのか…!?私はその衝撃に耐えるためには、人に見せられる前に自分で見るべきだと判断した。
そして、見つけたのがこちら。
セーフだ!これセーフだ!そう思うのは私だけか?!いや、たしかに髪型はベストだとは言わない。でも、セーフってことにしよう。
一方、ベンモントはこのライティングで良かったのだろうか?そこは女優ほどの配慮を、してもらえないのだろうか。
そして不自然な背後霊トムさん。これ、合成…?Highway Companion のころの
「おばさん系トムさん」を合成してないかなぁ…?よく分らない。第一、どうして背後にトムさんが居なきゃいけないんだ。
そりゃ、パパを説得もしたけどさ。「お父さん!息子さんをぼくに下さい!」
そもそも、年も押し迫って、資格試験にピアノの発表会、来年のアイリッシュ・セッション用の選曲と、手が回りきらない。困ったものだ。
日本では11月24日が終わろうとしている。アメリカでは、昨日あたりにTP&HBの The Live Anthology のデラックス版が発売されたはず。
一方で、4枚組の通常版は、各ネットショップから24日には発売のはずだったが…。私は、Amazon. jp だが、発送されてもいない。さて、どうしたものか?
いつもならCDショップに駆け込んでいるところだが、今回はSuper Highway で先に音だけダウンロードできるので、その行動は抑えている。
そのSuper Highway からのDL。今朝でかける前にチャレンジしたのだが(30分早く起きた)、「24曲まとめてダウンロード」がうまく機能しなかった。仕方がないので、帰宅してから1曲ずつシコシコ落すはめに。ともあれ、無事にiPod収納まで完了したので、これから堪能することにする。
トムさんもマイクも働くのが大好きだが、ベンモントの働きっぷりも凄い。特に彼の場合、「よそ」へ行って働きまくっている。来年発売されるリンゴのアルバムにも、参加しているらしい。
そんなベンモントが、Keyboard magazineに登場し、表紙を飾っているという情報を得た。なんでも、ベンモントはともかく、背後に怪しい(そして見た目がヤバイ)変なオヤジが写りこんでいる…!!という噂を耳にした。
また脱力普段着系女優トムさんがやらかしたのか…!?私はその衝撃に耐えるためには、人に見せられる前に自分で見るべきだと判断した。
そして、見つけたのがこちら。
セーフだ!これセーフだ!そう思うのは私だけか?!いや、たしかに髪型はベストだとは言わない。でも、セーフってことにしよう。
一方、ベンモントはこのライティングで良かったのだろうか?そこは女優ほどの配慮を、してもらえないのだろうか。
そして不自然な
そりゃ、パパを説得もしたけどさ。
The Live Anthology has come ! ― 2009/11/28 23:55
いよいよ、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズのライブ音源ボックスCD [The Live Anthology] が届いた。まずは、4枚組の通常盤。こちらはBest Buyじゃなくても、普通に購入可能。
最近の円高を反映して、お値段もかなりリーズナブル。私は4枚組にして、2252円で入手した。1枚560円…?!ええッ?!す、すごいなTP&HB…!
さらに驚いたのが、そのコンパクトさ。4枚組なのに、下手な2枚組CDよりコンパクト。紙ボックスなのだが、チープな感じは皆無。
紙ジャケCDが4枚すっきり収まったその姿は、ビートルズの無駄に巨大な箱で辟易した身には、夢のような光景である。すごいな、TP&HB…!(いや、バンドじゃなくてデザイナーの功績か。)
小さなことだが、フロントのトムさん。かなりお若いころの姿だが、いつぞやのブライアン・ジョーンズっぽい。ベンモントが子供のころ、楽器店で出会ったトムのことを、「ブライアン・ジョーンズのような髪型の人」で覚えていたのだが、まったくその通りと言うべきだろう。
肝心な収録された48曲だが、言うことなしの極上ライブのオンパレードで、言葉にするのが大変。文章の形にするには、少し時間が必要だ。
Superhighway Tourで聴いていた時から思っていたことがある。21世紀に入るころからの選曲は、ベンモントのピアノ・プレイが、かなり前面に押し出され、その魅力をマイクがファンたちに伝えたいからではなかろうか。
5枚組CDに、DVDやその他オマケのついたデラックス・ボックスの到着が待たれるのだが、そうなったらすべての楽曲を年代順に並べなおして、iPodのプレイリストを作らなければ。資格試験があるのに、これまた時間のかかる、面倒な ― でも幸せな作業に没頭する怖れ大。
ともあれ、TP&HBの魅力が一杯に詰まり、なおかつリーズナブルなこのセット、TP&HB初心者にもお勧め。ライブ録音・演奏クォリティが、スタジオ録音と比べても決して劣らないイカしたこのバンドの魅力が、小さな箱から溢れ出して、輝いている。
最近の円高を反映して、お値段もかなりリーズナブル。私は4枚組にして、2252円で入手した。1枚560円…?!ええッ?!す、すごいなTP&HB…!
さらに驚いたのが、そのコンパクトさ。4枚組なのに、下手な2枚組CDよりコンパクト。紙ボックスなのだが、チープな感じは皆無。
紙ジャケCDが4枚すっきり収まったその姿は、ビートルズの無駄に巨大な箱で辟易した身には、夢のような光景である。すごいな、TP&HB…!(いや、バンドじゃなくてデザイナーの功績か。)
小さなことだが、フロントのトムさん。かなりお若いころの姿だが、いつぞやのブライアン・ジョーンズっぽい。ベンモントが子供のころ、楽器店で出会ったトムのことを、「ブライアン・ジョーンズのような髪型の人」で覚えていたのだが、まったくその通りと言うべきだろう。
肝心な収録された48曲だが、言うことなしの極上ライブのオンパレードで、言葉にするのが大変。文章の形にするには、少し時間が必要だ。
Superhighway Tourで聴いていた時から思っていたことがある。21世紀に入るころからの選曲は、ベンモントのピアノ・プレイが、かなり前面に押し出され、その魅力をマイクがファンたちに伝えたいからではなかろうか。
5枚組CDに、DVDやその他オマケのついたデラックス・ボックスの到着が待たれるのだが、そうなったらすべての楽曲を年代順に並べなおして、iPodのプレイリストを作らなければ。資格試験があるのに、これまた時間のかかる、面倒な ― でも幸せな作業に没頭する怖れ大。
ともあれ、TP&HBの魅力が一杯に詰まり、なおかつリーズナブルなこのセット、TP&HB初心者にもお勧め。ライブ録音・演奏クォリティが、スタジオ録音と比べても決して劣らないイカしたこのバンドの魅力が、小さな箱から溢れ出して、輝いている。
勝手にウラCFG! ― 2009/11/29 23:18
TP&HBの [The Live Anthology] デラックス版到着をジリジリしながら待ちつつも、もちろん今日がジョージの命日であることは忘れていない。
同時にこの日は、あの素晴らしき [Concert for George] が開かれた日でもある。去年は、実際と同じ出演者が、違う曲を歌ったら…という「裏CFG」を勝手に作ったが、今年は、出演できなかった他の親友たちがCFGをやったら…?!という「ウラCFG」を作ってみた。
とは言え、ハウス・バンドは必要だ。そこは、選者が私である以上、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズに務めてもらう。バックは一貫してTP&HBが守るので、皆さんご安心を。
それから、ダーニもちょこんと居てもらう。立ち位置は…マイクとトムさんの間の、少し後方で、お兄さん(おじさん?)二人に助けてもらってください。
1. I Want to tell You (トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ)
幕開きはこの曲でないとね。
2. Old Brown Shoe (トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ)
ベンモントのピアノ・プレイが大炸裂!マイクのスライドがノリノリ!
3. If I Needed Someone (ロジャー・マッグイン)
リッケンバッカー連盟代表!特にこの曲は外せない。
4. I Need You (ロジャー・マッグイン)
ロジャーの切ない歌声って、けっこうこの曲に合っていると思う。
5. Taxman (デイモン・ヒル)
実はギターが得意なデイモン!パンキッシュに決めてくれて、みんなをびっくりさせてください。
6. Love Comes to Everyone (キース・リチャーズ&ロニー・ウッド)
キースのひねくれた歌声が、意外にマッチして、素敵な感じで。
7. Far East Man (キース・リチャーズ&ロニー・ウッド)
ジョージの思い出とともに、ブルージーに。
8. Here Comes the Sun (ポール・サイモン)
SNLのように、シンプルに行きたいので、バックはトムさんとマイクのアコギだけで。
9. This Is Love (ポール・サイモン)
打って変わって、賑やかで明るく楽しく。
10. Cheer Down (トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ)
ギターソロは、マイクとトムさんで分け合って、アンサンブルしてください!
11. Beware of Darkness (レオン・ラッセル)
長白髪でババーン!と登場。凄い迫力にあっけに取られましょう。
12. What is Life (レオン・ラッセル & デラニー・ブラムレット)
2002年、デラニーはまだ生きている!往年を思い出して、スワンプ万歳!
13. Jampin' Jack Flash - Young Blood (レオン& デラニー + キース&ロン)
CFBを意外な形で再現!もちろんキース&ロンも参戦
14. Isn't It A Pity (トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ)
これは本気で聴きたい!トムさんがマイクのギターソロに惚れ惚れするんだろうな(私も)。
15. If Not For You (ボブ・ディラン)
ディランが一人、ギター一本で歌いあげる。これは泣く!
16. Any Road (ボブ・ディラン)
TP&HBを従えて、明るく楽しく。ディラン口調の真骨頂!
17. Something (ボブ・ディラン)
前半は、ディラン様が一人でしみじみと。やがてトムさんとのデュエット&バンドワーク
18. Handle with Care ボブ・ディラン + TP&HB
ボーカルはどう分けようか?スコットにも手伝ってもらいましょう。
19. While My Guitar Gently Weeps (ボブ・ディラン + TP&HB + ゲイリー・ムーア)
スペシャルゲスト、ゲイリー登場!マイクとの大ギター・バトルが白熱!
20. Wah-Wah (みなさん御一緒に)
トムさん、ディラン様、ロジャーでメインボーカルを分担!
21. I'll See You In My Dreams (ポール・サイモン)
誰に歌ってもらおうか色々考えたけど、結局ポール・サイモンが一番しっとりしていて良いかな。ポールの背後で、みんなでダーニとのハグ争奪戦を繰り広げてください。
同時にこの日は、あの素晴らしき [Concert for George] が開かれた日でもある。去年は、実際と同じ出演者が、違う曲を歌ったら…という「裏CFG」を勝手に作ったが、今年は、出演できなかった他の親友たちがCFGをやったら…?!という「ウラCFG」を作ってみた。
とは言え、ハウス・バンドは必要だ。そこは、選者が私である以上、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズに務めてもらう。バックは一貫してTP&HBが守るので、皆さんご安心を。
それから、ダーニもちょこんと居てもらう。立ち位置は…マイクとトムさんの間の、少し後方で、お兄さん(おじさん?)二人に助けてもらってください。
1. I Want to tell You (トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ)
幕開きはこの曲でないとね。
2. Old Brown Shoe (トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ)
ベンモントのピアノ・プレイが大炸裂!マイクのスライドがノリノリ!
3. If I Needed Someone (ロジャー・マッグイン)
リッケンバッカー連盟代表!特にこの曲は外せない。
4. I Need You (ロジャー・マッグイン)
ロジャーの切ない歌声って、けっこうこの曲に合っていると思う。
5. Taxman (デイモン・ヒル)
実はギターが得意なデイモン!パンキッシュに決めてくれて、みんなをびっくりさせてください。
6. Love Comes to Everyone (キース・リチャーズ&ロニー・ウッド)
キースのひねくれた歌声が、意外にマッチして、素敵な感じで。
7. Far East Man (キース・リチャーズ&ロニー・ウッド)
ジョージの思い出とともに、ブルージーに。
8. Here Comes the Sun (ポール・サイモン)
SNLのように、シンプルに行きたいので、バックはトムさんとマイクのアコギだけで。
9. This Is Love (ポール・サイモン)
打って変わって、賑やかで明るく楽しく。
10. Cheer Down (トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ)
ギターソロは、マイクとトムさんで分け合って、アンサンブルしてください!
11. Beware of Darkness (レオン・ラッセル)
長白髪でババーン!と登場。凄い迫力にあっけに取られましょう。
12. What is Life (レオン・ラッセル & デラニー・ブラムレット)
2002年、デラニーはまだ生きている!往年を思い出して、スワンプ万歳!
13. Jampin' Jack Flash - Young Blood (レオン& デラニー + キース&ロン)
CFBを意外な形で再現!もちろんキース&ロンも参戦
14. Isn't It A Pity (トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ)
これは本気で聴きたい!トムさんがマイクのギターソロに惚れ惚れするんだろうな(私も)。
15. If Not For You (ボブ・ディラン)
ディランが一人、ギター一本で歌いあげる。これは泣く!
16. Any Road (ボブ・ディラン)
TP&HBを従えて、明るく楽しく。ディラン口調の真骨頂!
17. Something (ボブ・ディラン)
前半は、ディラン様が一人でしみじみと。やがてトムさんとのデュエット&バンドワーク
18. Handle with Care ボブ・ディラン + TP&HB
ボーカルはどう分けようか?スコットにも手伝ってもらいましょう。
19. While My Guitar Gently Weeps (ボブ・ディラン + TP&HB + ゲイリー・ムーア)
スペシャルゲスト、ゲイリー登場!マイクとの大ギター・バトルが白熱!
20. Wah-Wah (みなさん御一緒に)
トムさん、ディラン様、ロジャーでメインボーカルを分担!
21. I'll See You In My Dreams (ポール・サイモン)
誰に歌ってもらおうか色々考えたけど、結局ポール・サイモンが一番しっとりしていて良いかな。ポールの背後で、みんなでダーニとのハグ争奪戦を繰り広げてください。
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