John's 12-string acoustic guitar, Hootenanny2024/04/28 20:08

 ジョン・レノンが [Help!] などのセッションで用いた12弦アコースティック・ギターが50年ぶりに個人宅の屋根裏部屋から発見され、オークションにかけられることになった。
 「フータナニー」というモデルだそう。「フータナニー」とは、フォーク・ソングをその場のみんなで合唱すること(ピート・シーガーみたいのか…)だそうで、ジョンの「ディラン期」を象徴するギターというわけだ。
 アコースティック・ギターの最高額が期待されているそうだ。うーん、ジョンを象徴するギターかって言われると、さすがにそこまでは行かないと思う。ジョンのアコギだったら、ギブスン・ジャンボとかのほうが印象的ではないだろうか。
 それに、ロックンロール・ヒーローの愛器としては、やはりエレキの方が価値がありそうだし、どうせなら黒いリッケンバッカーがもっともジョンを象徴していると思う上に ―― 私も欲しい。

 ところで、今回のオークション・ハウス、Julian*s が公表した写真、突っ込んでくださいと言わんばかりなのだが…



 ジョンの愛器として売り出すのに、どうしてジョージが弾いてる写真なの?!むしろジョージの楽器じゃないの?!そもそも、50年間譲られた先で忘れられていたというのがどうもしっくりこない。当時、Fab4 の楽器をもらっておいて、しまい込み、しかも忘れるってあり得る?謎だ。

 このギターが使われた曲も何曲か紹介されているが、どれもジョンにしてはちょっとイマイチ。かろうじて、"Norwegan Wood (This Bird Has Flown)" だけが好きな曲だった。もっとも、これも今回の「フータナニー」が実際に、「ジョンが」弾いたのかどうかはよく分からないのだが。