What Is Life (Covers)2019/07/19 21:58

 CFGこと、[Concert for George] は何から何まで完璧で文句のつけようが無いのだが、いかんせんジョージの名曲は多い。あの曲、この曲もやってほしかったという贅沢な思いもある。
 "What Is Life" もその一つで、サム・ブラウンがド派手に歌い上げたら格好良かっただろう。

 名曲なので、当然カバーもある。
 私が最初に聴いた "What Is Life" のカバーは、ショーン・マリンズのもの。1999年で、ジョージはまだ存命だった。私は初めてのTP&HBライブ遠征でサンフランシスコに行ったのだが、町中にやたらと GAP の店舗があり、何となく入った一軒の店内で、この曲が流れているのを聴いたのだ。帰国してから、TP&HBファンの仲間から、アーチストを教えてもらった。
 ほとんど完コピに近いカバーで、イントロなどは気をつけていないと、オリジナルと取り違える。



 お次は、ジョージが亡くなった後、2004年のニール・モース。
 こちらは、ドラムがかなり派手にアレンジされているが、やはりほぼオリジナルに近い。ただ途中で急に "Hoo!" というのは笑える。
 エンディングがちょっと残念かな。



 ジョージの生前に戻るが、1992年の、ニコラ・シルキスのはすごく面白い!



 ELO! 超 ELO!
 ジェフ・リン全開!完全に [Cloud Nine], ウィルベリーズのサウンドから発展させたことが分かる。ちょっとラットルズっぽくもある。本家よりも本家っぽいというか・・・

 [George Fest] の時のアル・ヤンコビックは至ってまっとうな、オリジナルに近い演奏だったが、"What Is Life" は完成度が高すぎて、ほかにどうしようも無いのかも知れない。その点、シルキスの挑戦は評価されても良いだろう。