The Wallflowers + TP&HB2013/05/09 21:08

 来週から、いよいよトム・ペティ&ザ・ハートレブレイカーズのツアーが始まる。
 そんな中、大きなニュース。あのザ・ウォールフラワーズが、6月23日の公演にスペシャル・ゲストとして参加するというのだ。たぶん、オープニング・アクトをつとめ、ハートブレイカーズの演奏中にも1曲か2曲参加するというパターンだろう。



 どうでも良い事だが、ジェイコブって、前髪クライシスなの?額ラインがどんどん上昇しているの?美男子ベンモントへの道まっしぐらなの?

 いやべつにいいんだよろっくすたーがおはげだろうがもさもさだろうがそんなことはじつりょくとはかんけいないしかっこういいものはかっこういいしべつにいいんだきにしない。(棒読み)

 それで、実際はどうなの?!最近帽子が多いのには事情があるの?!(前のめり)胸毛はボーボーなのにねぇ(「胸毛裁判」再び)。

 ウォールフラワーズは結構好きだ。なんといっても親しい友人のプッシュが凄くて聞き始めたのだが、確かにとても良い。2枚目から5枚目までのアルバムは、どれも好き。
 一方で、ジェイコブのソロはちょっと違う。私が求めるロックはちょっと違う。
 最近、バンドに復帰してアルバムを発表したが、ソングライティングの面でまだ復帰し切れていない感じがする。ソロ前はもっと突き抜けた、爽快なロックを量産していた。復活を願う。

 バンドの再開にともなってライブ活動も活発な模様。今年のスプリング・ツアーでは、北米を回っているエリック・クラプトンと一緒だった。
 これは、"The Weight" をジェイコブが歌っているシーン。カメラマン、落ち着け。それにしても、クラプトンは酷い格好しているなぁ。ジェイコブが格好良くキメているだけに、なおさら酷さが際立つ。



 夏のツアーはカウンティング・クロウズとのジョイント。その合間に、TP&HBのスペシャルゲストになるというわけ。

 マイク・キャンベルが、ウォールフラワーズの、"6th Avenue Heartache" でギターソロを弾いているというのは有名な話。
 尺を長く引っぱり過ぎなのが玉に瑕だが、名曲。



 マイクは、2003年ソングファクツでのインタビューで、このギターソロについて尋ねられているのだが(Cool Dry Placeに翻訳あり)、プロデューサーがテープを送ってきたので、オーバーダブしただけで、バンドのメンバーとは会っていないと、その辺りはサラリと流されてしまった。
 ところがそのすぐ後に、「ジョージ・ハリスンっぽく弾けて満足!しかもジョージの耳にもとまって、『やぁ、あの曲をラジオで聞いたよ。今度は、ぼくっぽくやる事にしたの?』って言われちゃった。(えへへ)」…と、何だか知らんが話がジョージに飛ぶ。
 分かっています、マイク先生はジョージ愛です。今となっては驚きません!

 そのマイクが、ジェイコブと共演している短い映像がある。
 アコースティックなライブだったのか、マイクもアコギ。なんたる贅沢!
 6月はTP&HBとウォールフラワーズ、どんな共演を見せてくれるのか、楽しみだ。