Mike Campbell Answers 21 Questions2019/03/06 20:02

 Heartbreakers Japan Party さんに教えてもらった、マイク・キャンベルへの21の質問。いろんな事を訊いていて、面白い。



 マイク・・・なんか、変わったな・・・。
 どこがどう、というのははっきり言えないのだけれど、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズだったころとは、雰囲気が違うような感じがする。
 なんだろう、トムさんが亡くなる前のマイクは、ちょっと距離感があって、引っ込み思案ながらも、そっと自分を出してくる感じだった。その、ちょっと取っつきの悪い感じも好きだった。
 一方、今回の動画のマイクは、すごく堂々としていて、積極的な印象。以前のマイクとは違う。半身としてしてのトムさんがいなくなって、別の自分を自律させているのだろうか。ちょっとそんな風にも思う。
 ハートブレイカーズから、フリートウッド・マックへ。環境の変化ももちろん影響しているのだろう。ちゃんと、しっかりしているマイクを見ると嬉しいのと、青春が遠ざかる感じが、さみしくもある。

 実は私、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」という映画をちゃんと見たことがない。断片的にならあるような気もするが。デロリアンというのが、タイムマシンであることは知識で知っている。
 過去に戻れるとしたら?「60年代半ばのイングランド」という答えがイカしている。ビートルズに、ストーンズ、キンクス、彼らの熱気を感じられる場所へ。すごく素直で良い答えだ。
 今後の展望としては、マックのあとは自分のバンド,ダーティ・ノブズの仕事の仕上げがあるとのこと。楽しみにしている。
 あと、「宇宙人の音楽を録音するために送り出すとしたら、どのプロデューサー?」と訊かれて、「ジェフ・リン」と即答。笑える。「マイク・キャンベルを演じてもらうなら?」には、「ジョニー・デップ」ああ、分かる。彼なら、うまくマイクをやってくれそう。

 マックのツアーは、9月までUKやオーストラリアも含めて、まだまだ続く。
 マックのファンではないのであまり見ていないのだが、先日マックのライブを見た人の話を聞いて、"Free Fallin'" をチェックすることにした。
 これは去年の10月20日。トムさんの誕生日だ。さすがにスティーヴィー・ニックス。コーダの展開が独特で素晴らしい。写真の数々も良いものばかり。そして、うろうろしながら、ギターを弾くマイク。何が彼の胸に去来するのかは分からないけど、きっと毎回、なんらかの感慨があるのだろう。