Revisit London / Leicester ― 2018/11/02 21:36
明日から五泊でロンドンへ行く。三年ぶり五回目。
トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズが思わぬ形で終わってしまい、私が自らアメリカに行く目的がなくなってしまった。
もともと、特に旅行好きというわけでもない。
そもそも、どうしてロンドンに行くのだろうか。寒いし、空気は汚いし、食事は不味いし、しかもこの季節、日まで短い。
やはり12歳の頃にビートルズにはまり、歴史と、ミステリーと、コメディと、様々なブリティッシュテイストに対する、「惚れた弱み」のようなものだろうか。
今回の主な目的。まず、エンターテインメント。
フィルハーモニア・オーケストラ「ベートーヴェン&ブラームス」
ミュージカル「キンキー・ブーツ」(Kinky Boots)
アガサ・クリスティの舞台「検察側の証人」(Witness for procecution)
アガサ・クリスティの舞台「ねずみとり」(The mouse trap)
ベートーヴェンはピアノ協奏曲第五番「皇帝」。これは大好き名曲だし、ブラームスは交響曲一番。間違いないプログラムだ。
「キンキー・ブーツ」は実話を元にした映画の、ブロードウェイ・ミュージカル化。2013年頃から気になっていた。
「ねずみとり」は二回目。これは複数回見たい舞台。
「検察側の証人」は、つい数週前に上演していることを知って、急遽チケットり、急いで脚本を読んだ。映画も大好きな名作。
あとは、毎回好例の紅茶の爆買い。アフタヌーンティー、博物館、美術館、テレビ。そういういつもの楽しみ。
明日から五日間ということは、「あの日」も含まれると言うことに気づいた人は、歴史好き。ミステリー好きでもあるかも知れない。
そしてとても大切なのことが一つ。レスターを再訪すること。
もっと早く訪れるべきだったのかも知れない。リチャード三世と友人との思い出の眠るレスター。きっと短い滞在になるだろうが、とても大事な日になるだろう。
トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズが思わぬ形で終わってしまい、私が自らアメリカに行く目的がなくなってしまった。
もともと、特に旅行好きというわけでもない。
そもそも、どうしてロンドンに行くのだろうか。寒いし、空気は汚いし、食事は不味いし、しかもこの季節、日まで短い。
やはり12歳の頃にビートルズにはまり、歴史と、ミステリーと、コメディと、様々なブリティッシュテイストに対する、「惚れた弱み」のようなものだろうか。
今回の主な目的。まず、エンターテインメント。
フィルハーモニア・オーケストラ「ベートーヴェン&ブラームス」
ミュージカル「キンキー・ブーツ」(Kinky Boots)
アガサ・クリスティの舞台「検察側の証人」(Witness for procecution)
アガサ・クリスティの舞台「ねずみとり」(The mouse trap)
ベートーヴェンはピアノ協奏曲第五番「皇帝」。これは大好き名曲だし、ブラームスは交響曲一番。間違いないプログラムだ。
「キンキー・ブーツ」は実話を元にした映画の、ブロードウェイ・ミュージカル化。2013年頃から気になっていた。
「ねずみとり」は二回目。これは複数回見たい舞台。
「検察側の証人」は、つい数週前に上演していることを知って、急遽チケットり、急いで脚本を読んだ。映画も大好きな名作。
あとは、毎回好例の紅茶の爆買い。アフタヌーンティー、博物館、美術館、テレビ。そういういつもの楽しみ。
明日から五日間ということは、「あの日」も含まれると言うことに気づいた人は、歴史好き。ミステリー好きでもあるかも知れない。
そしてとても大切なのことが一つ。レスターを再訪すること。
もっと早く訪れるべきだったのかも知れない。リチャード三世と友人との思い出の眠るレスター。きっと短い滞在になるだろうが、とても大事な日になるだろう。
Afternoon tea / Beethoven & Brahms ― 2018/11/05 06:00

フォートナム、メイソンでアフタヌーンティー
飾り付けはクリスマス。螺旋階段が凄いことに!
そしてロイヤル・フェスティバル・ホールでベートーヴェンとブラームス。アンコールで指揮者とソリストが連弾したのには驚いた。みんな大ウケ!
飾り付けはクリスマス。螺旋階段が凄いことに!
そしてロイヤル・フェスティバル・ホールでベートーヴェンとブラームス。アンコールで指揮者とソリストが連弾したのには驚いた。みんな大ウケ!
Leicester / RIII ― 2018/11/05 23:50

レスター再訪。
リチャード3世センター。
大聖堂には半旗が掲げられていた。
リチャード3世センター。
大聖堂には半旗が掲げられていた。
Fender and Tube ― 2018/11/06 09:01

ロンドン交通博物館にあった、地下鉄路線図柄のフェンダー。
フェ、フェンダーさん……なんでもするなぁ……
フェ、フェンダーさん……なんでもするなぁ……
Mondo scripto / Bob Dylan ― 2018/11/07 04:18

いま、ロンドンにいるのなら、New Bond Street の Halcyon gallery に行くのだ!絶対に!
Mondo scripto / Bob Dylan ― 2018/11/07 05:55

Witness for the procecution ― 2018/11/07 05:58

66th The Mousetrap ― 2018/11/08 04:22

The Mousetrap
けっこう入っている!
けっこう入っている!
HMV/ 363 Oxford street Londn ― 2018/11/10 20:04
ロンドンから無事帰還。時差ボケがつらい。
今回、地下鉄の広告で、ニューボンド・ストリートのギャラリーで、ボブ・ディランの歌詞や絵の展示会が開かれているのを知ったのはラッキーだった。昼間のスケジュールに余裕を持っていたので、とことこ出かけ、大満足したというわけ。
ニューボンド・ストリートへ向かうオックスフォード・ストリートには、有名なHMVがある。ビートルズのデモ・テープをこのHMVに持ち込み、ジョージ・マーティンのパーラフォンとのコネクションを得るに至ったというエピソードがあるのだ。
このHMVはいちど閉店したが、近年再開し、そのセレモニーにはポールも参加したそうだ。

特に買う物もないが、とりあえず店内を覗き、トム・ペティのコーナーをチェック。
[An American Tresure] は2枚バージョンではあるが、たくさん置いてあった。そして正規ではないライブ音源も色々。ちょっと買いそうになったが、もう持っているような気もするので、自重した。
コレクションとして、買っても良かったかなと、今すこし思っている。

今回、地下鉄の広告で、ニューボンド・ストリートのギャラリーで、ボブ・ディランの歌詞や絵の展示会が開かれているのを知ったのはラッキーだった。昼間のスケジュールに余裕を持っていたので、とことこ出かけ、大満足したというわけ。
ニューボンド・ストリートへ向かうオックスフォード・ストリートには、有名なHMVがある。ビートルズのデモ・テープをこのHMVに持ち込み、ジョージ・マーティンのパーラフォンとのコネクションを得るに至ったというエピソードがあるのだ。
このHMVはいちど閉店したが、近年再開し、そのセレモニーにはポールも参加したそうだ。

特に買う物もないが、とりあえず店内を覗き、トム・ペティのコーナーをチェック。
[An American Tresure] は2枚バージョンではあるが、たくさん置いてあった。そして正規ではないライブ音源も色々。ちょっと買いそうになったが、もう持っているような気もするので、自重した。
コレクションとして、買っても良かったかなと、今すこし思っている。

Willin' ― 2018/11/14 22:00
iPod Classic を使っている。160GB。これがないと困る。スマートフォンで音楽を聴くというのがどうしても嫌で、音楽には音楽専用の器機が、しかも大容量で欲しい。これがダメになったら、次にどうしようか考えている。
旅の間もTP&HBをずっと聴き通しだったが、あまりにも聴きすぎるのも、かえって毒かも知れないので(根拠はない)、久しぶりにiPodのアルバムシャッフルをしてみたら、リトル・フィートのアルバムになった。
"Willin'" という彼らの代表曲の一つを聴いていたら、そういえばこの歌はトラック運転手の曲で、重量計測を逃れるために裏道を通るという歌詞があるということを思い出した。
ついでに思い出せば、先日のF1ブラジルGPでは、我がベッテル君が車の計量器機を壊して怒られていた。
サビに出てくる、"Driven the back roads / So I wouldn't get weighed" という歌詞が、トラックの重量検査逃れだという話を何処で聴いたのかと言えば、間違いなくボブ・ディランの [Theme Time Radio Hour] 。
確認してみると、シーズン3,エピソード9の [Street Map] の回で、ピーター・バラカンさんがディランの言葉を翻訳解説してくれていた。それを覚えていたというわけ。
曰く、アメリカの州によって、輸送トラックには税金がかけられ、その額は決められた計量所での車の重量に基づくのだという。輸送会社側は税金逃れのために、計量そのものを逃れたい。リトル・フィートの歌に登場するこの、かなり危なっかしい運転手は、そういう輸送会社側の要望にも応えられる。つまりそれが出来る分、彼の利益にもなるというわけだ。
この曲の良いところは、美しくて、儚くて、短いところだ。色々な意味で長くは生きられない生命力が、そっと囁くようで、ぞくっとする。
これだけの名曲だと、無論カバーも多い。ザ・バーズにもカバーされているが、私に限ってみれば ― 残念ながら ― リード・ヴォーカルがロジャー・マッグインではない。彼の弱い声の方が向いているような気がする。
ともあれ、ここは当然のごとく、TP&HB, 2013年の演奏。トムさんのコントラストの効いた歌声がまた、美しくて、儚くて良い。ベンモントの印象的なピアノに、マイクの切なくなるギターが絡まり、これ以上は望むべくもないだろう。
旅の間もTP&HBをずっと聴き通しだったが、あまりにも聴きすぎるのも、かえって毒かも知れないので(根拠はない)、久しぶりにiPodのアルバムシャッフルをしてみたら、リトル・フィートのアルバムになった。
"Willin'" という彼らの代表曲の一つを聴いていたら、そういえばこの歌はトラック運転手の曲で、重量計測を逃れるために裏道を通るという歌詞があるということを思い出した。
ついでに思い出せば、先日のF1ブラジルGPでは、我がベッテル君が車の計量器機を壊して怒られていた。
サビに出てくる、"Driven the back roads / So I wouldn't get weighed" という歌詞が、トラックの重量検査逃れだという話を何処で聴いたのかと言えば、間違いなくボブ・ディランの [Theme Time Radio Hour] 。
確認してみると、シーズン3,エピソード9の [Street Map] の回で、ピーター・バラカンさんがディランの言葉を翻訳解説してくれていた。それを覚えていたというわけ。
曰く、アメリカの州によって、輸送トラックには税金がかけられ、その額は決められた計量所での車の重量に基づくのだという。輸送会社側は税金逃れのために、計量そのものを逃れたい。リトル・フィートの歌に登場するこの、かなり危なっかしい運転手は、そういう輸送会社側の要望にも応えられる。つまりそれが出来る分、彼の利益にもなるというわけだ。
この曲の良いところは、美しくて、儚くて、短いところだ。色々な意味で長くは生きられない生命力が、そっと囁くようで、ぞくっとする。
これだけの名曲だと、無論カバーも多い。ザ・バーズにもカバーされているが、私に限ってみれば ― 残念ながら ― リード・ヴォーカルがロジャー・マッグインではない。彼の弱い声の方が向いているような気がする。
ともあれ、ここは当然のごとく、TP&HB, 2013年の演奏。トムさんのコントラストの効いた歌声がまた、美しくて、儚くて良い。ベンモントの印象的なピアノに、マイクの切なくなるギターが絡まり、これ以上は望むべくもないだろう。
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