Drift Away2021/10/11 21:50

 先日、騒がしい場所だったが、リンゴが歌っている、聞き覚えのある曲が耳に入った。リンゴだけではなく、女性を含めたゲストたちと一緒に歌っているようだが、メインはとにかくリンゴだ ―― この曲何だっけ?
 そうだ、ロッドの曲だ。帰り道に iPod で確認すると(私は電話で音楽を聴くと言うのが気に入らない。音楽は音楽専用機器で聴きたい)、曲名が判明。"Drift Away" 。早速ググってみたら、まったく予想外に金髪お兄さんの姿が飛び出したので、びっくりしてしまった。



 トムさん、何やってるの?!
 調べてみると、1998年アルバム [Vertical Man] でリンゴがカバーした曲に、トムさんと、アラニス・モリセット,スティーヴン・タイラーがゲスト参加したのだそうだ。トムさんだけ声の音圧が低くて、最初に聴いたときに気付かなかったのだ。さすがリンゴ、凄い人がよってたかって応援してくれる。
 素晴らしく格好良い出来だ。リンゴのシンガーとしての良さ ―― 何の技巧もない素朴な声だけど、ちょっと泣きたくなるような、胸が熱くなる響きが遺憾なく発揮されているし、トムさんは説明無用だし(トムさんによるサビも聴きたかった…)。最後のスティーヴンはちょっと浮いているかな…

 私は "Drift Away" をロッドの曲だと思い込んでいたが、実際はカバーである。([Atlantic Crossing] 1975)。
 原曲は、メンター・ウィリアムズが1970年に作り、1972年にジョン・ヘンリー・カーツが発表した。しかし、この最初の録音はヒットはせず、この曲を有名にしたのは、同年にドビー・グレイが発表したバージョンだそうだ。

 私のお気に入りは、やはりロックロール・シンガーであり、ソウルフルな歌声を聞かせてくれる、ロッドのバージョンだ。
 次は、ロッドとリンゴの共演で聴きたいな。そこにロニーのギターが加わったら、もう最高じゃない?

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