Llamas2015/03/23 21:58

 ディラン様ラジオこと [Theme Time Radio Hour] のテーマが2週連続で "Noah's Ark" で、いろいろな動物が出てくる曲が流れた。

 それで唐突に思い出したのだが、リャマという動物がいる。日本語ではラマとも書くらしい。

 リャマときて、真っ先に思い出すのは、モンティ・パイソン。怪しいスペイン語を話す謎の連中が異常な熱意でリャマについて説明し、歌いまくる。くちばしで蜜を吸うとか、ひれで泳ぐとか、もちろん内容はデタラメ。



 「リャマはカエルより大きいよ~♪」と歌うエリック・アイドルの胡散臭い笑顔が最高。そしてリャマはとても危険なので、リャマが逃げ出したら大声で「リャマに気をつけろー!!!」と叫ばなければならない。
 そういえば、先日アリゾナで、白昼堂々2頭のリャマが脱走し、大空撮中継祭りとなった。



 物々しく「黒いリャマ捕獲」などと出るのが良い。本来なら、もっと腰を入れてタックルを仕掛ければ捕まりそうに見えるが…。でも、途中でアナウンサーが地元住人に「リャマを追いかけないで下さい」と注意している。
 リャマの大脱走の時に活躍したのが、ザ・マイティ・ブーシュのハワード。相棒のヴィンス曰く、リャマが脱走したとき、誰も手が出せなかったが、ただ独りハワードだけがリャマの捕獲に成功したのだという。
 リャマの捕獲にはコツがあり、歌もある。"Calm a llama down" マイティ・ブーシュではお馴染みの「クリンプ」という言葉遊びのような短い歌だ。



 Wikipedia によると、リャマは荷物の運搬に用いられたり、毛や皮を衣類に用いられるとのこと。人が乗るかどうかはよく分からない。ラクダの仲間なので、人が乗っても大丈夫だと思うが。
 「リャマに乗る」という歌詞が出てくるのが、この曲。



 すっかり見かけなくなった彼女が、タブロイド紙に載っているというので買ってみたら、リャマに乗った女の写真があった ― という歌詞。ジョージの爽やかな歌声に、ウィルベリーズらしい精密で美しいコーラス、分厚いギターサウンド。そしてこれまたいかにもウィルベリーズらしい、ヘンテコな歌詞。
 リャマというのは、何となく創作意欲を駆り立てる動物なのだろうか。

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