MCG: Rickenbacker & George2012/07/06 22:15

 トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズは長かったヨーロッパツアーを終え、休暇に入ったようだ。夏いっぱいは休むのだろうか。北米の主要都市ツアーをやるのか、それともニューアルバムのレコーディングに入るのか。…ロンドンですっかり満足した私としては、後者が良いのだが、反対者も多いだろう。

 ツアーの間はお休みしていた、「マイク・キャンベルのギター大好き!」こと、[Mike Campbell:The Guitars] の配信が再開した。前回のChapter 6 がリッケンバッカーの紹介で、今回のChapter 7は、その続き。
 「マイク・キャンベルのギター大好き!」…というよりは、「マイク・キャンベルのジョージ大好き!」…だった…。うわぁ…。ジョージ大好きだとは知っていたし。愛してるんだろうけど。そりゃ、このシリーズで一回や二回はジョージ語りをするのだとは思っていたが…ここまでかぁ…うわぁ…



 まず、動画収録をしている部屋の、マイクから見える位置に、大きなジョージのポスターが貼ってあることが判明!うー…わぁ…これ、普通のファンじゃないですか、マイク先生!
 [A hard day's night] のリッケンバッカー12弦を抱えた、若くて可愛いジョージ。いわゆる「クラブハウス」にも色々なミュージシャンの写真が飾ってあって、その中にジョージの写真があることも知っているが、このマイクのプライベート・スペースのジョージときたら!もう、いいです。マイク先生、ジョージ愛に弾けて下さい。私は見た、ロンドンで聴いた、マイクのジョージへ捧げる音楽を!限りない愛情を捧げるあなたを見た!

 本題に戻ると、リッケンバッカーのファクトリーを訪ねた時のことも交えながら、今回はジョン・レノン・タイプのリッケンバッカーや、珍しい赤いネックのベース、ものすごく古い(20~30年代?)スチール・ギター(ボコボコ叩く)、もちろんジョージの大きな12弦を語る。

 本来ならこの動画は、Highway Companion Club(ファン・クラブ)の会員向けなのだが、どういうわけだが時々普通にネット上で観賞できたりする。今回も同様だ。



 この動画のアップされているページでは、前回のChapter 6もどうやら見られるらしい。
 「語りすぎだね、一息入れないと…」
 などど言いつつ、「おっと、これを忘れてた…」と、最後に例の([Damn the Torpedoes]のジャケットになっている)620/12をおもむろに抱える。絶対に忘れていない。若い頃にまったくの偶然から手に入れたこのギター、実はジョージが持っている物のすぐ後に作られた「非常に近い」ギターだということ。
 マイクはこのことが嬉しくてたまらないらしく、何度もこの話をする。その気持ちは良く分かる。音も、ルックスも、来歴も、ジョージも含めて。このギターが大好きなマイク。とても幸せそうで、素敵だ。

 さて、リッケン馬鹿による、リッケンバッカー語りはこれまで。次回は、グレッチ。
 グレッチ…?おおおぅ…またジョージ語りが飛び出しそうだ。グレッチを抱えているジョージの別のポスターが出てきたらどうしよう?これはもう、ジョージ愛を私と語り合うしかないんじゃない?