Hallelujah ― 2026/02/07 19:45
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いよいよ、冬季オリンピックが始まった。フィギュアスケート・ファンとしては最大の注目イベントである。もう昨日からテレビにかじりつき、ぎゃぁぎゃあ大騒ぎ。明日の早朝も起きてみるつもりだ。まだ団体戦なのにこんなに盛り上がってしまって、どうするつもりだろう…
フィギュアスケートで使用される曲には流行りがある。浅田真央が強かった頃はショパンがよく使われていたし、ワンシーズンに日本人が「オペラ座の怪人」を三人も使ってしまい、「オペラ座問題」などと言われたものだ。ほかには、ベートーヴェンの「月光」や、ドビュッシーの「月の光」なども人気曲だ。
前回のオリンピックあたりから、採用する人が多くなったのが、”Hallelujah” ー もちろんヘンデルではなく、レナード・コーエンの ”Hallelujah” である。もっとも、コーエンのオリジナルを使う人はいない。さすがに踊りにくいだろう。
使われたのは、まずジェフ・バックリーのバージョンだった。切々として、シンプルで美しい。
今シーズンも2人くらいはいると思うが、女声と男性コーラスだっと思う。男性コーラスはベルカントの大人数でやる、最近のスタイルで私の好みではないが。
検索していて知ったのだが、なんと1988年のライブではディラン様がカバーしていた。わぁお、これは聴かねば。
さすがはディラン様!素晴らしく格好良い。まさに絶唱だ。フィギュアスケートには使えないが、私の心に一番突き刺さるのは、結局ディラ様なのだった。
さて、フィギュアスケートは、女子シングルの順位争いが熱くなるだろう。なにせ、団体の予選をやっただけでも、どの選手もしっかりピーキングをしてミスのない演技が連発されている。期待大。
今シーズンのこれまでの戦いで、ほぼアリサ・リウ、アンバー・グレン、坂本花織のメダル争いと見られていたが、ロシアから戦争に対する中立表明で出場するアデリア・ペトロシャンの出場でわからなくなった。なんでも、トリプルアクセルと、三つの四回転が跳べる…らしい。まともに評価されれば金メダル候補だが、今のジャッジはジャンプの完成度とスケーティングの美しさに重きを置いているので、さぁどうなるか。
この2週間、私は未明の観戦を何度も繰り返すことになる。選手と一緒に私も頑張るぞ…!
フィギュアスケートで使用される曲には流行りがある。浅田真央が強かった頃はショパンがよく使われていたし、ワンシーズンに日本人が「オペラ座の怪人」を三人も使ってしまい、「オペラ座問題」などと言われたものだ。ほかには、ベートーヴェンの「月光」や、ドビュッシーの「月の光」なども人気曲だ。
前回のオリンピックあたりから、採用する人が多くなったのが、”Hallelujah” ー もちろんヘンデルではなく、レナード・コーエンの ”Hallelujah” である。もっとも、コーエンのオリジナルを使う人はいない。さすがに踊りにくいだろう。
使われたのは、まずジェフ・バックリーのバージョンだった。切々として、シンプルで美しい。
今シーズンも2人くらいはいると思うが、女声と男性コーラスだっと思う。男性コーラスはベルカントの大人数でやる、最近のスタイルで私の好みではないが。
検索していて知ったのだが、なんと1988年のライブではディラン様がカバーしていた。わぁお、これは聴かねば。
さすがはディラン様!素晴らしく格好良い。まさに絶唱だ。フィギュアスケートには使えないが、私の心に一番突き刺さるのは、結局ディラ様なのだった。
さて、フィギュアスケートは、女子シングルの順位争いが熱くなるだろう。なにせ、団体の予選をやっただけでも、どの選手もしっかりピーキングをしてミスのない演技が連発されている。期待大。
今シーズンのこれまでの戦いで、ほぼアリサ・リウ、アンバー・グレン、坂本花織のメダル争いと見られていたが、ロシアから戦争に対する中立表明で出場するアデリア・ペトロシャンの出場でわからなくなった。なんでも、トリプルアクセルと、三つの四回転が跳べる…らしい。まともに評価されれば金メダル候補だが、今のジャッジはジャンプの完成度とスケーティングの美しさに重きを置いているので、さぁどうなるか。
この2週間、私は未明の観戦を何度も繰り返すことになる。選手と一緒に私も頑張るぞ…!
Let the Good Times Roll ― 2026/02/01 19:28
ボブ・ディランのブートレグシリーズ Vol. 18 [Through the Open Window] を購入。バカでかい箱にはこりているので、CD二枚のコンパクトタイプにする。
最初の一曲は、1956年 ー ディランまだ15歳のときの、プライベート音源。とても印象的だった。曲は “Let the Good Times Roll” ー シェリー&リー が同年に発表した曲なので、ロバート少年は最新ヒット曲を録音したことになる。
この曲、どこかで聴いたなぁと記憶をたどると、ハリー・ニルソンの録音だった。
ほかにどんなカバーがあるのかと検索してみると、ロイ・オービソン御大があった。もっとも、彼のあの美声の魅力を活かしているとは言えないと思うが…
ディランにとってはとてもお気に入りの曲だったらしく、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズとのツアーでも披露している。
残念ながらディラ様とトムさんのツインヴォーカルを楽しめる!というけではないが、このコラボレーションらしい格好良い仕上がりだ。
最初の一曲は、1956年 ー ディランまだ15歳のときの、プライベート音源。とても印象的だった。曲は “Let the Good Times Roll” ー シェリー&リー が同年に発表した曲なので、ロバート少年は最新ヒット曲を録音したことになる。
この曲、どこかで聴いたなぁと記憶をたどると、ハリー・ニルソンの録音だった。
ほかにどんなカバーがあるのかと検索してみると、ロイ・オービソン御大があった。もっとも、彼のあの美声の魅力を活かしているとは言えないと思うが…
ディランにとってはとてもお気に入りの曲だったらしく、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズとのツアーでも披露している。
残念ながらディラ様とトムさんのツインヴォーカルを楽しめる!というけではないが、このコラボレーションらしい格好良い仕上がりだ。
Rafal Blechacz ― 2026/01/27 19:45
昨日、ミューザ川崎シンフォニーホールに、ラファウ・ブレハッチのピアノ・リサイタルを聞きに行った。
普段、コンサートというと紀尾井やサントリーが行動範囲なので、ミューザは久し振り。こけら落とし公演以来ではないだろうか。
実は、ブレハッチというと、せいぜい2005年ショパン・コンクール優勝者のポーランド人で、ご多分に漏れず道に迷うとバッハを弾くという以外、特に知識も興味もなかった。
ただ、ある日職場の近くの道を歩いていると、このリサイタルのパンフレットが非常にきれいな状態で落ちており、それをじっと見てしまったので足を運んだというわけだ。
端的に言って、すんばらしい演奏だった。ものすごく良かったと思う。
プロのピアニストでさえ、ピアノはぶっ叩いてなんぼという向きがあるのだが、この長身痩躯の青年 ―でもなくなったか。20歳で優勝してから20年経っている ― は、実に力の抜けた、静かで、柔らかな指使いでベートーヴェンの厳格さも、シューベルトの繊細さも幅広く表現しきっていた。
「月光」は挨拶代わりというところだろうか。シューベルトの即興曲がまた良かった。特に 3番 の美しさがぐっとくる。シューベルトは敬遠している私だが、次に練習する曲候補の第一位に躍り出た。
ブレハッチの演奏で紹介したいところだが、動画がなかったので、ここはホロヴィッツ御大にご登場いただこう。
ここまでが前半。後半はショパンづくしである。舟歌、バラード3番、マズルカ3曲、そしてスケルツォの3番である。
可笑しかったのが、聴衆の反応が前半とはまるで違っていたことである。ショパンを弾くと俄然、大盛り上がりで拍手も大音量だ。20年前とはいえ、ショパン・コンクール優勝者だから、ショパンの受けが良いのは当然なのだろう。そもそも、ピアノのリサイタルに来るような人は最初からピアノ好きであり、すなわちショパン好きなのだ。
自分も弾いたことがあるバラードとスケルツォも良かったが、一番印象に残ったのは舟歌だ。これは私が憧れている曲でもある。一度先生にやりたいと言ったら、先生自身も師匠に習っていないからという、分かるような分からないような理由で断られたことがある。ブレハッチの素晴らしい演奏 ― とにかく優雅 ― を聴いた今、再度トライする価値はあるかもしれない。
万雷の拍手を受けて、アンコール。さすがに他の作曲家だろうと思ったら、なんとショパンのワルツ7番だったので、ちょっとびっくりした。ちなみに、7番は私が生まれて初めて弾いたショパンである。そういう思い入れもあって、とても良い経験となった。
最近は、ポリーニ、ブレンデルと相次いで巨匠が亡くなったピアノ界。これからブレハッチの全盛期を迎えるのだろうか。とても楽しみだ。
普段、コンサートというと紀尾井やサントリーが行動範囲なので、ミューザは久し振り。こけら落とし公演以来ではないだろうか。
実は、ブレハッチというと、せいぜい2005年ショパン・コンクール優勝者のポーランド人で、ご多分に漏れず道に迷うとバッハを弾くという以外、特に知識も興味もなかった。
ただ、ある日職場の近くの道を歩いていると、このリサイタルのパンフレットが非常にきれいな状態で落ちており、それをじっと見てしまったので足を運んだというわけだ。
端的に言って、すんばらしい演奏だった。ものすごく良かったと思う。
プロのピアニストでさえ、ピアノはぶっ叩いてなんぼという向きがあるのだが、この長身痩躯の青年 ―でもなくなったか。20歳で優勝してから20年経っている ― は、実に力の抜けた、静かで、柔らかな指使いでベートーヴェンの厳格さも、シューベルトの繊細さも幅広く表現しきっていた。
「月光」は挨拶代わりというところだろうか。シューベルトの即興曲がまた良かった。特に 3番 の美しさがぐっとくる。シューベルトは敬遠している私だが、次に練習する曲候補の第一位に躍り出た。
ブレハッチの演奏で紹介したいところだが、動画がなかったので、ここはホロヴィッツ御大にご登場いただこう。
ここまでが前半。後半はショパンづくしである。舟歌、バラード3番、マズルカ3曲、そしてスケルツォの3番である。
可笑しかったのが、聴衆の反応が前半とはまるで違っていたことである。ショパンを弾くと俄然、大盛り上がりで拍手も大音量だ。20年前とはいえ、ショパン・コンクール優勝者だから、ショパンの受けが良いのは当然なのだろう。そもそも、ピアノのリサイタルに来るような人は最初からピアノ好きであり、すなわちショパン好きなのだ。
自分も弾いたことがあるバラードとスケルツォも良かったが、一番印象に残ったのは舟歌だ。これは私が憧れている曲でもある。一度先生にやりたいと言ったら、先生自身も師匠に習っていないからという、分かるような分からないような理由で断られたことがある。ブレハッチの素晴らしい演奏 ― とにかく優雅 ― を聴いた今、再度トライする価値はあるかもしれない。
万雷の拍手を受けて、アンコール。さすがに他の作曲家だろうと思ったら、なんとショパンのワルツ7番だったので、ちょっとびっくりした。ちなみに、7番は私が生まれて初めて弾いたショパンである。そういう思い入れもあって、とても良い経験となった。
最近は、ポリーニ、ブレンデルと相次いで巨匠が亡くなったピアノ界。これからブレハッチの全盛期を迎えるのだろうか。とても楽しみだ。
Mike Cambplell and The Dirty Knobs in LA ― 2026/01/12 19:33
Heartbreaker’s Japan Party さんのメールマガジンによると、マイク・キャンベル&ザ・ダーティ・ノブズは去年のクリスマスに LA のユナイテッド・シアターでライブを行い、[Christmas All Over Again” をプレイしたとのこと。フロントマン亡きあと、物語の続きがあるバンド、それがトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズである。
何が素晴らしいといって、スティーヴ・フェローニのドラムスである。前のドラマーさんも悪くはなかったが、桁違いの巧さである。特にこの曲は冒頭のドラムが特徴的なだけに、図抜けていることが分かる。
マイクは相変わらずのトムさん憑依っぷり。マイクの自伝を読むと、初めて歌ってみようと試みたときから、自分の歌い方も歌声も、トムさんにそっくりであることを自覚していたとのこと。今となってはインタビューに答える喋り方、声もトムさんにそっくりなので、本当に特異なコンビだったと感心する。
同日のライブでは、”Jammin’ Me” も演奏している。これの面白いところは、マイクがアコースティック・ギターに終始しているところだ。
マイクのアコギのほかは、ベースと、キーボード、ドラムス。それだけで、これほどしっかりしたロックンロールをかっ飛ばすのだから、彼らの腕の良さが際立つ。
それと同時に、ディランとの共作でもあるこの曲が、いかに根っからのロックンロールで、ほかにどうにもならない名曲だということだ。スクリーンにディランとのツアーのときの写真が映し出されるが、当時の若きロックンローラーたちの息遣いが再現されていて、とても素晴らしいと思う。
ディランとマイクが奇跡の共演を果たしたのは、一昨年だったか。今年辺り、また何か一緒にやってほしい。YouTubeのウィルベリーズ映像がいったん下げられたりしているので、ウィルベリーズ関係でなにかあるのかもしれない。期待している。
何が素晴らしいといって、スティーヴ・フェローニのドラムスである。前のドラマーさんも悪くはなかったが、桁違いの巧さである。特にこの曲は冒頭のドラムが特徴的なだけに、図抜けていることが分かる。
マイクは相変わらずのトムさん憑依っぷり。マイクの自伝を読むと、初めて歌ってみようと試みたときから、自分の歌い方も歌声も、トムさんにそっくりであることを自覚していたとのこと。今となってはインタビューに答える喋り方、声もトムさんにそっくりなので、本当に特異なコンビだったと感心する。
同日のライブでは、”Jammin’ Me” も演奏している。これの面白いところは、マイクがアコースティック・ギターに終始しているところだ。
マイクのアコギのほかは、ベースと、キーボード、ドラムス。それだけで、これほどしっかりしたロックンロールをかっ飛ばすのだから、彼らの腕の良さが際立つ。
それと同時に、ディランとの共作でもあるこの曲が、いかに根っからのロックンロールで、ほかにどうにもならない名曲だということだ。スクリーンにディランとのツアーのときの写真が映し出されるが、当時の若きロックンローラーたちの息遣いが再現されていて、とても素晴らしいと思う。
ディランとマイクが奇跡の共演を果たしたのは、一昨年だったか。今年辺り、また何か一緒にやってほしい。YouTubeのウィルベリーズ映像がいったん下げられたりしているので、ウィルベリーズ関係でなにかあるのかもしれない。期待している。
Tom Petty & the Heartbreakers 50th Anniversary ― 2026/01/05 19:49
紙の年賀状は出さなくなって久しいが、年始の挨拶メールやメッセージ用に、毎年絵柄は準備している。
多くの場合、ロックのデビューや発表からちょうど何年になるとか、干支にちなんだロックの曲、バンドなどが題材になる。
ウマ、ウマ…なんだかピンとこないうちにとっくに年を越してしまった。あまりにも何も思いつかないので、ギリギリまで2018年にスパで優勝したフェラーリのセブにしよとしたほどだ。
しかし、結局はトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズが1976年にデビューして50年になることに気づき、そちらを採用した。
50年となると、感慨深い。トムさんも生きていればマイクと同じ76歳になっただろう。大規模なツア―はともかく、単発的なコンサートはいまもでやっていただろうし、もちろん新譜も発表していたに違いない。
デビュー作 [Tom Petty & The Heartbreakers] はアメリカではそれほど話題にはならなかったが、その後のUKツアーを経てUKから人気に火がついた。
私は、一番すきな TP&HBのアルバムを選べと言われれば、色々悩んだ末にこのファースト・アルバムにするだろう。なにせ、”American Girl” が入っているのだ。彼らのキャリアの中でも一番の名曲だと信じているし、毎回のライブを締めくくるにもふさわしい曲だった。
そうか、”American Girl” も50周年なのか!こんな瑞々しく、鮮やかで、説得力のある曲が50年前という考えると、ロックの持つ普遍性を思わずにいられない。
多くの場合、ロックのデビューや発表からちょうど何年になるとか、干支にちなんだロックの曲、バンドなどが題材になる。
ウマ、ウマ…なんだかピンとこないうちにとっくに年を越してしまった。あまりにも何も思いつかないので、ギリギリまで2018年にスパで優勝したフェラーリのセブにしよとしたほどだ。
しかし、結局はトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズが1976年にデビューして50年になることに気づき、そちらを採用した。
50年となると、感慨深い。トムさんも生きていればマイクと同じ76歳になっただろう。大規模なツア―はともかく、単発的なコンサートはいまもでやっていただろうし、もちろん新譜も発表していたに違いない。
デビュー作 [Tom Petty & The Heartbreakers] はアメリカではそれほど話題にはならなかったが、その後のUKツアーを経てUKから人気に火がついた。
私は、一番すきな TP&HBのアルバムを選べと言われれば、色々悩んだ末にこのファースト・アルバムにするだろう。なにせ、”American Girl” が入っているのだ。彼らのキャリアの中でも一番の名曲だと信じているし、毎回のライブを締めくくるにもふさわしい曲だった。
そうか、”American Girl” も50周年なのか!こんな瑞々しく、鮮やかで、説得力のある曲が50年前という考えると、ロックの持つ普遍性を思わずにいられない。
Here comes the new Champion ! ― 2025/12/29 19:33
F1は5年ぶりに新しいチャンピオンが誕生して終了した。
おめでとう、ランド・ノリス!応援していた甲斐があった!
シーズン初戦こそ、去年からの流れで当然ランドが勝ち、このままチャンピオンへの道を突っ走るのだろうなと思ったら、これが大違い。なんとチームメイトのピアストリとの争いが白熱してしまったのだ。これは予想できたような、さすがに予想外だったような…。
とにかく前半、冷静にポイントと重ねるピアストリと、動揺を隠せないランド、対象的なレースが続いた。正直、ピアストリは本当に素晴らしかったと思う。同じ車に乗っているなら、当然チャンピオンになるチャンスがある。彼はそれを虎視眈々と狙い、実行していったのだ。
しかし、ランドにはセブというメンターがついている!(←強調部分)だんだん本来の強さを取り戻し、終盤にはチャンピオンをぐっと引きつけ、最後は僅差ではあったが確実に王座を獲得した。よく言われているが、まさに「いい奴のまま」でチャンピオンになった、珍しい例だろう。みんなの祝福を見ていると、本当にそのとおりだなと思う。
カルロス・サインツなんて、とても仲良しなだけに本当に嬉しそうだ。
げに恐ろしきは、フェルスタッペンである。終盤のあの追い上げはすごかった。同時に不可解なのは、チームメイトは苦戦するあの車だ。今回のマクラーレンのように、二人のドライバーが揃って好成績を出すのが普通であって、レッド・ブルの極端な違いはなにか根本的に間違っているのかもしれない。
チーム運営もドタバタがあった。プリンシパルがシーズン途中で変わったし、ドライバーも初戦の2レースで変えてしまった。酷い成績ではあったが、あんまりだと思う。結果的には、角田くんはあのままレーシング・ブルズにいれば素晴らしい成績を上げ、来シーズンの飛躍を期待できただろう。角田くんはローソンのかわりに貧乏くじを引き、来年のシートを失うことになってしまった。
角田くんというレーサーは、これまでのどの日本人ドライバーとも異なる性格の、稀有な存在だ。ここでF1を離れてしまうのはとても惜しい。エンジンや政治、経済的な問題が色いろあると思うが、ぜひとも来年の早い時期にどこかのシートを勝ち取ってほしい。
F1は短いシーズン・オフに入る。その前にここ数年、毎年やっている、Secret Santaをどうぞ。みんな段々わかってきて、まともな物を送る人は減ってきた(角田なんて、日本酒を送ったことがある)。
私が好きなのは髪の毛フサフサなサインツに櫛をプレゼントした、ハジャーだな。
この映像を見るといつも思うのだが、全員がバリバリと遠慮なく包装紙を破ってしまう。日本人の多くはテープで止めてあるところからきれいに剥がして、あわよくば包装紙をもう一度使おうとするのではないだろうか…と、思ったら、角田くんもバリバリやっていた。ユキー!!さすが一味違う日本人ドライバー。
ラッピングといえば、フェラーリ時代のセバスチャンとキミが「ラッピング対決」をしたことがある。これもまた日本人との違いがわかって面白いし、そもそもセブとキミの違いも分かって笑える。と、いうかキミは酷い。本当に酷い。
おめでとう、ランド・ノリス!応援していた甲斐があった!
シーズン初戦こそ、去年からの流れで当然ランドが勝ち、このままチャンピオンへの道を突っ走るのだろうなと思ったら、これが大違い。なんとチームメイトのピアストリとの争いが白熱してしまったのだ。これは予想できたような、さすがに予想外だったような…。
とにかく前半、冷静にポイントと重ねるピアストリと、動揺を隠せないランド、対象的なレースが続いた。正直、ピアストリは本当に素晴らしかったと思う。同じ車に乗っているなら、当然チャンピオンになるチャンスがある。彼はそれを虎視眈々と狙い、実行していったのだ。
しかし、ランドにはセブというメンターがついている!(←強調部分)だんだん本来の強さを取り戻し、終盤にはチャンピオンをぐっと引きつけ、最後は僅差ではあったが確実に王座を獲得した。よく言われているが、まさに「いい奴のまま」でチャンピオンになった、珍しい例だろう。みんなの祝福を見ていると、本当にそのとおりだなと思う。
カルロス・サインツなんて、とても仲良しなだけに本当に嬉しそうだ。
げに恐ろしきは、フェルスタッペンである。終盤のあの追い上げはすごかった。同時に不可解なのは、チームメイトは苦戦するあの車だ。今回のマクラーレンのように、二人のドライバーが揃って好成績を出すのが普通であって、レッド・ブルの極端な違いはなにか根本的に間違っているのかもしれない。
チーム運営もドタバタがあった。プリンシパルがシーズン途中で変わったし、ドライバーも初戦の2レースで変えてしまった。酷い成績ではあったが、あんまりだと思う。結果的には、角田くんはあのままレーシング・ブルズにいれば素晴らしい成績を上げ、来シーズンの飛躍を期待できただろう。角田くんはローソンのかわりに貧乏くじを引き、来年のシートを失うことになってしまった。
角田くんというレーサーは、これまでのどの日本人ドライバーとも異なる性格の、稀有な存在だ。ここでF1を離れてしまうのはとても惜しい。エンジンや政治、経済的な問題が色いろあると思うが、ぜひとも来年の早い時期にどこかのシートを勝ち取ってほしい。
F1は短いシーズン・オフに入る。その前にここ数年、毎年やっている、Secret Santaをどうぞ。みんな段々わかってきて、まともな物を送る人は減ってきた(角田なんて、日本酒を送ったことがある)。
私が好きなのは髪の毛フサフサなサインツに櫛をプレゼントした、ハジャーだな。
この映像を見るといつも思うのだが、全員がバリバリと遠慮なく包装紙を破ってしまう。日本人の多くはテープで止めてあるところからきれいに剥がして、あわよくば包装紙をもう一度使おうとするのではないだろうか…と、思ったら、角田くんもバリバリやっていた。ユキー!!さすが一味違う日本人ドライバー。
ラッピングといえば、フェラーリ時代のセバスチャンとキミが「ラッピング対決」をしたことがある。これもまた日本人との違いがわかって面白いし、そもそもセブとキミの違いも分かって笑える。と、いうかキミは酷い。本当に酷い。
2025年フィギュアスケート全日本選手権 ― 2025/12/23 19:41
私が好きなスポーツ。野球,F1,フィギュアスケート。
一年で一番盛り上がる、フィギュアスケート全日本選手権が終わった。3日間、テレビにかじりつき、フィギュア師匠(という名の友人)とチャットしまくっていた。
今回はオリンピック出場選手選考会とあって、各自の意地と情熱と根性の詰まった、熱い演技が沢山飛び出し、良い大会だったと思う。
個人的に残念だったのは、友野一希。その卓越した表現力、ダンサーとしての魅力は他に追随を許さない彼だが、ただジャンプの能力だけは届かなかった。四回転のジャンプはどれも無理して跳んでいる傾向にあり、当然成功率は低い。日本の男子シングルという世界一のハイレベルな争いでは、勝ち切れなかった。彼が他の国の選手だったら、間違いなく複数回オリンピックに出ていただろう。これまで、世界選手権の枠取りに計り知れない貢献をしてきただけに、本当に残念。
こうなったらノー・プレッシャーの四大陸で存分に存在感を発揮してほしい。四大陸は意外と力が抜けて名演技がでやすいのだ。
女子はまさに、涙、涙の展開だった。
フリー前半最後の滑走だったのでテレビには間に合わなかったが、三原舞依の現役最後の全日本は、大きな感動に包まれた「木星」で締めくくられた。
独特の優美でしなやか、かつ儚い雰囲気で大好きだった三原。病気と怪我との戦いに多くの時間を割かれ、その分不足した練習時間が、彼女とオリンピックとの距離だった。同門の坂本との名コンビぶりは見ているこっちがニヤけるほどで、どれほど一緒にオリンピックに行かせてやりたかっただろう。ただし、同門から2人は無理だとも言えるので、坂本という天才であり、親友が、三原の壁でもあったのかもしれない。
そして一番好きな坂本花織も、今回で最後の全日本選手権となった。様々なドラマを生んできた、心に残る大舞台。そもそも、今回のフリーは、樋口、青木あたりからベテラン勢の(20代だが)雰囲気が良かったのだ。祈る三原を見ても号泣、号泣している樋口を見ても号泣。本屋大賞の本を読んでもちっとも面白くないのに、どうしてこうフィギュアとなると簡単に号泣するのだろうか。
坂本にはまだオリンピックという大仕事が待っている。全日本にピークをまず持ってきて、ここまで達成してしまったので、もう一度練習して磨き上げ、加点を増やして(後半、フリップからのコンビはもっと伸びる)、何色のメダルを手にするか。
フィギュアシーズンは折り返しを過ぎて、いよいよオリンピックを迎える。みんな悔いのないように臨んでほしい。
一年で一番盛り上がる、フィギュアスケート全日本選手権が終わった。3日間、テレビにかじりつき、フィギュア師匠(という名の友人)とチャットしまくっていた。
今回はオリンピック出場選手選考会とあって、各自の意地と情熱と根性の詰まった、熱い演技が沢山飛び出し、良い大会だったと思う。
個人的に残念だったのは、友野一希。その卓越した表現力、ダンサーとしての魅力は他に追随を許さない彼だが、ただジャンプの能力だけは届かなかった。四回転のジャンプはどれも無理して跳んでいる傾向にあり、当然成功率は低い。日本の男子シングルという世界一のハイレベルな争いでは、勝ち切れなかった。彼が他の国の選手だったら、間違いなく複数回オリンピックに出ていただろう。これまで、世界選手権の枠取りに計り知れない貢献をしてきただけに、本当に残念。
こうなったらノー・プレッシャーの四大陸で存分に存在感を発揮してほしい。四大陸は意外と力が抜けて名演技がでやすいのだ。
女子はまさに、涙、涙の展開だった。
フリー前半最後の滑走だったのでテレビには間に合わなかったが、三原舞依の現役最後の全日本は、大きな感動に包まれた「木星」で締めくくられた。
独特の優美でしなやか、かつ儚い雰囲気で大好きだった三原。病気と怪我との戦いに多くの時間を割かれ、その分不足した練習時間が、彼女とオリンピックとの距離だった。同門の坂本との名コンビぶりは見ているこっちがニヤけるほどで、どれほど一緒にオリンピックに行かせてやりたかっただろう。ただし、同門から2人は無理だとも言えるので、坂本という天才であり、親友が、三原の壁でもあったのかもしれない。
そして一番好きな坂本花織も、今回で最後の全日本選手権となった。様々なドラマを生んできた、心に残る大舞台。そもそも、今回のフリーは、樋口、青木あたりからベテラン勢の(20代だが)雰囲気が良かったのだ。祈る三原を見ても号泣、号泣している樋口を見ても号泣。本屋大賞の本を読んでもちっとも面白くないのに、どうしてこうフィギュアとなると簡単に号泣するのだろうか。
坂本にはまだオリンピックという大仕事が待っている。全日本にピークをまず持ってきて、ここまで達成してしまったので、もう一度練習して磨き上げ、加点を増やして(後半、フリップからのコンビはもっと伸びる)、何色のメダルを手にするか。
フィギュアシーズンは折り返しを過ぎて、いよいよオリンピックを迎える。みんな悔いのないように臨んでほしい。
Steve Cropper ― 2025/12/17 20:53
12月3日にスティーヴ・クロッパーが亡くなったと聞いた。彼の死去を受けていろいろな写真をネットで見たが、とびきり若い頃(20代?)の美男子っぷりに度肝を抜かれた。
スティーヴ・クロッパーと言えば、私にとっては「ニール・ヤングと握手する人」である。ボブ・フェスの一番の盛り上がりどころ、”My Back Pages”の冒頭だ。
ボブ・フェストと言えば、ジョージの出番でのスティーヴ・クロッパーも忘れがたい。ギター・ヒーローのくせに、このときはリズムギターしか弾かなかったジョージ。ボブのためのコンサートだということもあるし、スティーヴ・クロッパーがいるなら、彼に任せるべきだとでも思ったのだろう。ジョージは本当に幸せそうにプレイしている。
ジョージはあまりライブが得意ではなく、声に波のある人だが、ボブ・フェストは絶好調だった。
そしてもう一つ、私にとってのスティーヴ・クロッパーは、ブルース・ブラザーズ・バンドの人だ。特にお気に入りは名曲(というか、ブルース・ブラザーズの中でも特にお気に入り) “Soul Man” 。あのギター・リフは超名作である。
改めて映像を見ると、曲良し、演奏良し、ダンスも良し。非の打ち所がない。
スティーヴ・クロッパーと言えば、私にとっては「ニール・ヤングと握手する人」である。ボブ・フェスの一番の盛り上がりどころ、”My Back Pages”の冒頭だ。
ボブ・フェストと言えば、ジョージの出番でのスティーヴ・クロッパーも忘れがたい。ギター・ヒーローのくせに、このときはリズムギターしか弾かなかったジョージ。ボブのためのコンサートだということもあるし、スティーヴ・クロッパーがいるなら、彼に任せるべきだとでも思ったのだろう。ジョージは本当に幸せそうにプレイしている。
ジョージはあまりライブが得意ではなく、声に波のある人だが、ボブ・フェストは絶好調だった。
そしてもう一つ、私にとってのスティーヴ・クロッパーは、ブルース・ブラザーズ・バンドの人だ。特にお気に入りは名曲(というか、ブルース・ブラザーズの中でも特にお気に入り) “Soul Man” 。あのギター・リフは超名作である。
改めて映像を見ると、曲良し、演奏良し、ダンスも良し。非の打ち所がない。
Ugly - Tom O'dell ― 2025/12/14 19:22
2008年6月にこのブログを始めて以来17年、こんなに記事にブランクを空けたことはなかった。空いてもせいぜい1週間とか、10日くらいだったのだが、このたびはじめて約2か月記事をアップしない日が続いた。
なんのことはない、現代人らしく仕事が多忙過ぎた。もともと多すぎる業務をこなしているという実感はあったが、11月からはそれに拍車がかかり、さらに毎日出社するという負荷が加わったために、すっかりブログをアップできないでいた。
その間、ショパン・コンクールが終わり、フィギュアスケートのGPシリーズも終わり、そしてF1もシーズンが終わっていた。
音楽的には、ピアノの発表会があった。いつもならバッハしか弾かない私だが、今回は忙しすぎてバッハの準備が間に合わず。それまで弾いていたショパンを仕方なしに弾いたのだが ― 発表会のたびに思うのだが、びっくりするほど酷い演奏だった。とんでもなくだめな演奏でも、場数を踏んでるだけあって、落ち着いていたのは良かったのだが。ともあれ、やはり私はバッハ以外はだめだなぁと自覚するに至る。
トム・オデールが新譜を出しているのに気づいたので、購入。
彼のアルバムはここ2枚ほど低迷していたのだが、今回はドラムとベースの入ったバンド・サウンドに戻ってくれて嬉しい限りだ。
私の中で、トム・オデールがちょっとエリオット・スミスのカテゴリーに入りそうな感じがする。初期のアルバムのもっと明るくて弾けた感じは、もっと戻り代があるので、まだまだ期待している。そういえば彼も生で見てみたいアーチストの一人だ。
改めて聴いてみると、相変わらず苦しそうに歌う、絞り出しスタイル。私が好きなジョージ・ハリスンやトム・ペティのスタイルと共通していると、改めてトム・オデールの良さを認識した。
なんのことはない、現代人らしく仕事が多忙過ぎた。もともと多すぎる業務をこなしているという実感はあったが、11月からはそれに拍車がかかり、さらに毎日出社するという負荷が加わったために、すっかりブログをアップできないでいた。
その間、ショパン・コンクールが終わり、フィギュアスケートのGPシリーズも終わり、そしてF1もシーズンが終わっていた。
音楽的には、ピアノの発表会があった。いつもならバッハしか弾かない私だが、今回は忙しすぎてバッハの準備が間に合わず。それまで弾いていたショパンを仕方なしに弾いたのだが ― 発表会のたびに思うのだが、びっくりするほど酷い演奏だった。とんでもなくだめな演奏でも、場数を踏んでるだけあって、落ち着いていたのは良かったのだが。ともあれ、やはり私はバッハ以外はだめだなぁと自覚するに至る。
トム・オデールが新譜を出しているのに気づいたので、購入。
彼のアルバムはここ2枚ほど低迷していたのだが、今回はドラムとベースの入ったバンド・サウンドに戻ってくれて嬉しい限りだ。
私の中で、トム・オデールがちょっとエリオット・スミスのカテゴリーに入りそうな感じがする。初期のアルバムのもっと明るくて弾けた感じは、もっと戻り代があるので、まだまだ期待している。そういえば彼も生で見てみたいアーチストの一人だ。
改めて聴いてみると、相変わらず苦しそうに歌う、絞り出しスタイル。私が好きなジョージ・ハリスンやトム・ペティのスタイルと共通していると、改めてトム・オデールの良さを認識した。
TP&HBのどこが好き? ― 2025/10/21 19:49
ここ一週間以上、ショパン・コンクールの演奏しか聴いていたのだが、最終結果発表が終わった途端に、すぐにトム・ペティを聞き始めた。どうやら私にとっては生で見るスポーツと同じだったらしい。ピアニストのくせに、けしからん。
10月20日はトム・ペティの誕生日だ。きょうは21日だが、アメリカ時間ということで。生きていたら75歳だった。それを記念して、”Don't Fade On Me” のリハーサルの様子が公開された。
マイクが寄り添っている様子が良い。いまにも一緒にワン・マイクロフォンで歌い出しそうだ。そもそもこの曲は、ギターの弾き方をマイクがトムさんに教えたところからできているので、歌詞以外はほぼマイクの作品と捉えて良い。
先週末は、Heartbreakers Japan Partyさん主催のオフ会だった。なんと第75回。素晴らしい。
よく話題になるのだが、どうして TP&HB を好きになったのかという話になる。だいたいは他に好きなミュージシャンがいて、そのつながりで好きになるというパターンが多い。
なぜ好きなのかと言えば、要するにタイプだということだろう。私が最初にトムさんと仲間たちを聴いたり、見たりしたとき、彼らはポップでクールで、シンプルなロックンロールをやっていて、しかもとても仲の良さそうな素敵なバンドだった。実際は色々難しいこともあったし、ギスギスもしていたが、彼らなりの愛情とチームワークは確実にあった。
私は男子が仲良くバンドをやっているのを眺めるのが好きなのだ。ビートルズがそのお手本で、ハートブレイカーズはまさに「ビートルズのようなバンド」だった。私のこの点は徹底していて、ディラン様を最初に好きになったときは、ジョージと一緒に仲間と楽しくバンドを組でいる人だったのだ。
具体的にどの TP&HB かと言えば、このブログでは何度も言及しているように、”So You Want To Be A Rock ‘n’ Roll Star” のライブ映像だ。
はっきり言って、金髪碧眼はタイプではない。しかし、トムさんはちょっと変わった顔つきで(ネイティヴ・アメリカンの血が入っていることを知るのは少し後)、しかも服がださかった。むしろ、ダークな髪色のギタリストが真摯で控えめで、ジョージっぽい雰囲気で格好良く、彼に変な服の金髪がちょっかいを出したりして仲良しな感じがツボだった。
そして、トムさんの表情が良かった。生き生きとしたその表情には、ロックンロールを演奏することがどれだけ好きかが表れていた。微笑みながら会場を見回す瞳の輝きが魅力的で、この表情こそが私のタイプだった。べつに金髪碧眼でなくても構わなかった。
その後、様々な映像、画像を見ることになるのだが、どれも最初の印象を裏切ることなく、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズは最高に格好良く、ロックンロールの真髄を体現する存在であり続けている。これからもそうだろう。
10月20日はトム・ペティの誕生日だ。きょうは21日だが、アメリカ時間ということで。生きていたら75歳だった。それを記念して、”Don't Fade On Me” のリハーサルの様子が公開された。
マイクが寄り添っている様子が良い。いまにも一緒にワン・マイクロフォンで歌い出しそうだ。そもそもこの曲は、ギターの弾き方をマイクがトムさんに教えたところからできているので、歌詞以外はほぼマイクの作品と捉えて良い。
先週末は、Heartbreakers Japan Partyさん主催のオフ会だった。なんと第75回。素晴らしい。
よく話題になるのだが、どうして TP&HB を好きになったのかという話になる。だいたいは他に好きなミュージシャンがいて、そのつながりで好きになるというパターンが多い。
なぜ好きなのかと言えば、要するにタイプだということだろう。私が最初にトムさんと仲間たちを聴いたり、見たりしたとき、彼らはポップでクールで、シンプルなロックンロールをやっていて、しかもとても仲の良さそうな素敵なバンドだった。実際は色々難しいこともあったし、ギスギスもしていたが、彼らなりの愛情とチームワークは確実にあった。
私は男子が仲良くバンドをやっているのを眺めるのが好きなのだ。ビートルズがそのお手本で、ハートブレイカーズはまさに「ビートルズのようなバンド」だった。私のこの点は徹底していて、ディラン様を最初に好きになったときは、ジョージと一緒に仲間と楽しくバンドを組でいる人だったのだ。
具体的にどの TP&HB かと言えば、このブログでは何度も言及しているように、”So You Want To Be A Rock ‘n’ Roll Star” のライブ映像だ。
はっきり言って、金髪碧眼はタイプではない。しかし、トムさんはちょっと変わった顔つきで(ネイティヴ・アメリカンの血が入っていることを知るのは少し後)、しかも服がださかった。むしろ、ダークな髪色のギタリストが真摯で控えめで、ジョージっぽい雰囲気で格好良く、彼に変な服の金髪がちょっかいを出したりして仲良しな感じがツボだった。
そして、トムさんの表情が良かった。生き生きとしたその表情には、ロックンロールを演奏することがどれだけ好きかが表れていた。微笑みながら会場を見回す瞳の輝きが魅力的で、この表情こそが私のタイプだった。べつに金髪碧眼でなくても構わなかった。
その後、様々な映像、画像を見ることになるのだが、どれも最初の印象を裏切ることなく、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズは最高に格好良く、ロックンロールの真髄を体現する存在であり続けている。これからもそうだろう。
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