TV Commercial2019/04/13 21:46

 ピアノでショパンのプレリュードを、1番から順に弾き始めている。
 一曲一曲は短いが、ショパンの若い鬱がこもっていて、どれも名曲、かつ速い曲は技術的にも難しい。

 先生が言うには、あるときショパンのプレリュード8番を、イーヴォ・ポゴレリッチがテレビコマーシャルで弾いていたのだという。私には記憶がないが、先生の周囲ではこれの影響で、8番を弾くのがちょっとしたブームだったそうだ。8番はひときわ難しい。

 確認してみると、車のCMだった。こういう、おしゃれなイメージ重視なCMが多かった頃だ。



 車のCMといえば、昔々、クラプトンがホンダのCMに出ていた記憶がうっすらある。ジョージの日本公演前に、この二人がインタビューにこたえた「素晴らしき仲間」という番組は、ホンダがスポンサーだったはず。それで、メルセデスに乗ってきたジョージが「ホンダじゃなくてごめんね」と言ったのだ。
 クラプトンのCM、確認してみると、アスコットのCMで "Bad Love" を歌っていた。この時期までのクラプトンは好きだ。



 もう一人、車のCMで覚えているのが、ロッド・スチュワート。スバルだということ、犬と共演していたことまでは覚えていたのだが、キャッチコピーまでカメラ目線で決めてくれているとは知らなかった。