MCG5: Goldtop2012/05/23 21:27

 まずは、訃報二題。本当に、最近はこういう話題が多い。
 ドイツのバリトン歌手,フィッシャー・ディースカウ。86歳で死去。当代随一の歌手であり、特にドイツ物に関してはヘルマン・プライとともにトップを走っていた。私が学生の頃にはもう第一線から退いていたが、その名声は聞き及んでいた。
 そして、ビージーズのロビン・ギブ。私はビージーズやその音楽のファンではないが、耳慣れた音楽ではある。
 ところで…お亡くなりになったところで恐縮だが、「ビージーズ兄弟は、生まれた順番と、頭髪の残留率(ハゲ率)が逆になっている」という話は、有名なのだろうか?私はこの話を、遙か昔、J-Waveのナビゲーターのコメントで知ったのだと思う。つまるところ、お亡くなりになる順番も生まれた順番とは逆で、要するにハゲ率とは逆だったと言うことだろうか。

 さて、「マイク・キャンベルのギター大好き!」こと、[Mike Campbell: The Guitars] は、Chapter 5。ギブスンのゴールドトップ。
 前回までの、フェンダー,ブロードキャスターと同じ日に購入したとのこと。楽器という物は、後になってアレコレ買い集めたりするが、結局最初に手になじんだ物が一番使いやすいという好例ではないだろうか。
 マイクに言わせると、フェンダーよりも「より分厚くて、ちょっとダーティ」な音とのこと。私もこのアクセントの効いた、バリッとした音が好きだ。その一方で、マイクが披露してくれたような、あの道具(何というのか良く聞き取れない)で音を増幅させてボワーンと響かせるのは、実はあまり好きでは無い。

 マイクが、このゴールドトップを弾いているものとしては、1977年ドイツのテレビ番組、Rockpalastが格好良くて好き。特に、"Dog on the Run" がイカしてしる。ドキュメンタリー作品,[Runnin' down a dream] では、ロンがハッシシをチューインガムのように噛んで、完全にぶっ飛んでしまったとうエピソードのところで出てきた。



 あの「ナントカ」という道具を使っているところもあるが、やはりバリバリと早弾きしているところが格好良い。このTシャツ姿も良い。めずらしく腕を出していて、細マッチョな観じで素敵。背が高いくせに上目づかいな表情もグッと来る。
 トムさんがしゃがんでいる姿は…なんだかお腹がすいて座り込んでいる子供みたい。

 今回は、背後に変な物は見つけなかった…と、思う。お次はいよいよ、リッケンバッカーの登場。リッケン馬鹿による、リッケンバッカー語り。これは楽しみ。背後も楽しみ。