I Don't Believe You (She Acts Like We Never Have Met) ― 2020/06/17 20:44
ボブ・ディランが1964年8月にリリースしたアルバム [Another Side of Bob Dylan] の収録曲に、"I Don't Believe You (She Acts Like We Never Have Met)" がある。
大好きな曲だ。
一番好きな演奏は、ブートレグ・シリーズ Vol.6 [Concert at Philharmonic Hall] の録音。

このライブは、ハロウィーンの日で、「ボブ・ディランの仮装でもしようか」などと、上機嫌に冗談を飛ばし、ジョーン・バエズとも共演したりして、凄く楽しい。
"It's Alright, Ma (I'm Only Bleeding" を歌い終わったあと、しばらく "I Don't Believe You" のコードを弾いているのだが、中々歌い出さない。
「これは君らに会ったことのあるあらゆる人についての歌だ」とか、色々しゃべり、ハーモニカも吹く…が、歌い出さない。
だんだん、会場が笑い出す。ディランもチラっと歌ったりするが…
「これ、2番だな…」
完全に、歌い出しの歌詞を忘れているのだ。
とうとうディラン自ら、「誰か、歌詞、わかる?」と会場に訊く始末。たちまち声があがり、
"I can't understand!"
「そうだ、I can't understand...」
…と、ここまで来るのに2分かかる。
この場面が大好きで仕方がない。
ディランにとってもお気に入りの曲だったらしく、ライブでの演奏も多い。
ザ・バンドとの演奏は "The Last Waltz" にも含まれている。
アコースティックなディランの独りバージョンも良いが、このロックバンド・バージョンも格好良い。ディランの声の張り方も最高だ。
大好きな曲だ。
一番好きな演奏は、ブートレグ・シリーズ Vol.6 [Concert at Philharmonic Hall] の録音。

このライブは、ハロウィーンの日で、「ボブ・ディランの仮装でもしようか」などと、上機嫌に冗談を飛ばし、ジョーン・バエズとも共演したりして、凄く楽しい。
"It's Alright, Ma (I'm Only Bleeding" を歌い終わったあと、しばらく "I Don't Believe You" のコードを弾いているのだが、中々歌い出さない。
「これは君らに会ったことのあるあらゆる人についての歌だ」とか、色々しゃべり、ハーモニカも吹く…が、歌い出さない。
だんだん、会場が笑い出す。ディランもチラっと歌ったりするが…
「これ、2番だな…」
完全に、歌い出しの歌詞を忘れているのだ。
とうとうディラン自ら、「誰か、歌詞、わかる?」と会場に訊く始末。たちまち声があがり、
"I can't understand!"
「そうだ、I can't understand...」
…と、ここまで来るのに2分かかる。
この場面が大好きで仕方がない。
ディランにとってもお気に入りの曲だったらしく、ライブでの演奏も多い。
ザ・バンドとの演奏は "The Last Waltz" にも含まれている。
アコースティックなディランの独りバージョンも良いが、このロックバンド・バージョンも格好良い。ディランの声の張り方も最高だ。
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