Lighter in the Dark2016/03/25 20:42

 マッドクラッチの新譜が5月20日に発売決定!ジャケットが公表され、「ダサい」と言われているけど…いや、良いと思う。ダントツ最悪ジャケット "Highway Companion" なんかより断然良い。



 シスター・ヘイゼルの新譜 [Lighter in the Dark] が発売になっている。
 発売日は先月の19日で、その日に入手していたのだが、ちょうど [George Fest] とかさなったため、記事にするのがすっかり遅れてしまった。後回しにされたとは言え、その出来はいつものとおり、素晴らしいものだ。
 スタン・リンチも、2曲でコーラスに加わっている。



 前作から5年余りの間をあけての発売とあって、ため込んでいた楽曲をつぎ込み、どれも粒ぞろいの良い曲が並んでいる。そして、前作までと大きく異なるのは、バンドメンバー外の作曲者の名前がたくさんクレジットされていること。面白いのは、それらのいずれも、「ヘイゼル」っぽいできあがりであること。
 私が特に気に要ったのは、リード・ギタリストのライアン・ニューウェルが作詞作曲,プロデュース,録音も彼のスタジオ、たぶんリード・ヴォーカルもライアンと思われる、"Thoroughbred Heart"。キース・アーバンっぽい雰囲気で、ちょっと毛色が違う。ライアンお得意の優しげなギターソロが美しい。

 珍しく、女性ヴォーカルをゲストに迎えてのしっとりとした"Almost Broken" という変わり種もあるが、これはちょっとイマイチ。

 ライブ音源集 [20 Lives] にも収録されている "Karaoke song" がスタジオ録音版として収録されているのも嬉しい。
 「誰にだってカラオケは必要なものだ」という、歌う喜びが出ていて良い。こちらは、[20 Lives] の映像。