George Harrison's 10 Greatest Guitar Moments After the Beatles2016/02/19 22:29

 エリック・クラプトンのこれから出る新譜[I Still Do] 収録の、"I Will Be There" には、Angelo Mysterioso がアコースティック・ギターとヴォーカルで参加するという。
 げげッ!そ、それは!おのれクラプトン、ここでそんなカードを切ってくるとは!!そちもワルよのぉ!!
 アンジェロ・ミステリオーソと言ったら、ジョージのこと。クリームのアルバムに微かに参加したとき、そのようにクレジットされた。要するに、ジョージの声とギターが、クラプトンの新譜にフューチャーされるというわけらしい。

George Harrison guests on new Eric Clapton album

 クラプトンの新譜なんて、まったく買う気も無いし、もちろんライブに行く気もないのに。どうしよう。ジョージ。ジョージジョージジョージ。
 ダウンロードで1曲買いできるのだろうか。いや、しかし。そういう買い方は好きじゃない。ディスクを買うか…

 ジョージと言えば、[George Fest] の発売も控えているところ。雑誌[Guitar World] のオンライン記事に、"George Harrison's 10 Greatest Guitar Moments After the Beatles" 「ビートルズ以降のジョージハリスン10選」というものが載っている。

George Harrison's 10 Greatest Guitar Moments After the Beatles

 ジョージ自身のソロワークスなんて、どのギターも特筆するべき素晴らしさなのだが。
 他のアーチストのレコーディングからも多くピックアップしており、ジョンの "Gimme Some Truth" などは偉大なる名演だと思う。
 ベリンダ・カーライルの曲での演奏も有名で、クラプトンが「ジョージの演奏はラジオから聞こえてくればすぐわかる!あれもきみか!」と言ったプレイだ。
 他のアーチストにゲストとして演奏したもので言うと、私はまずニッキー・ホプキンズの "Waiting for the Band" を推したい。



 か細い音だが、確かにジョージの演奏。ニッキーの弱々しい声を優しくサポートするような、慈愛の音色とはこのこと。

 ジョージ晩年の演奏では、ジム・キャパルディの "Anna Julia" が好きだ。そものそも、この曲がとても素敵。



 この動画、どうやらアップした人が細工をしたらしく、ジョージのプレイが始まるや、ジョージの画像を挿入してきた。本当に短い演奏だが、始まるや「来たッ!」と思わせる威勢の良さ、ドキドキ感がたまらない。

 もうひとつ、私がたまらなく好きなのが、アイルランドのバンド,ルビーホースの "Punchdrunk"。2002年のアルバム [Rise] に収録されているから、これも晩年の演奏だろう。曲も良いし、絡みつくようなジョージのギターも素晴らしい。
 動画サイトには、ライブ映像なら上がっているのだが、やはりジョージのギターがないと意味が無い。
 収録アルバム[Rise] は、他の曲も粒ぞろいなので、とてもお勧めだ。

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