Jumped over the moon2013/09/21 22:33

 昨日、アサブロのアクセスランキングで、当ブログが突如、58位にランキングされて、びっくりした。いつもは100位代か、200位ぐらいなのだが…(母数は不明)。
 時々100位内に入ることがあるが、前回はオリンピックの時だったので、おそらく "Hey Jude" のせいだろう。今回は…ジャッキー・ロマックス?

 一昨日は中秋の名月だった。
 空気が澄み、観月に適した時期に美しい月を愛でるという風習だが、月は誰がどこに居ても見上げる物だろう。
 西洋でも、月は美しい物という認識があるが、一方で「狂気」と関連づける解釈もある。辞書によると、「昔は月から発する霊気に当たると気が狂うとされた」ということで、英語で言う "lunatic" には狂人,愚人などの意味がある。子供に「ルナ」という名前をつけようと考えている方は、一応気に留めた方が良いかも知れない。

 トム・ペティのソロ・アルバム、[Full Moon Fever] というタイトルには、そういう意味合いが含まれていると思う。
 オリジナルのCDスリーブには、たしか月の絵があった。さらに思い出すと、雌牛が月を飛び越えるイラストもあったような気がする…ので、確認したら確かにあった。



 この歌詞やクレジットが記されたスリーブには、月に関するシンボルや、古い絵などが用いられている。2009年の紙ジャケリマスターでは、その辺りがかなりカットされてしまい、ちょっと残念だ。


 「雌牛が月を飛び越える」というのは、マザー・グース "Hey Diddle Diddle" の一節。

Hey diddle diddle
The cat and the fiddle
The cow jumped over the moon
The little dog laughed to see such fun
And the dish ran away with the spoon

 意味らしい意味のない、ナンセンスな言葉遊びの歌らしい。講談社のしおりに使われている日本語訳では、「ねこに バイオリン」となっているが、原語では「フィドル」という語感が重要だ。
 一方、YouTubeでこの曲を探してみると、数は多いのだがいかんせん絵がかわいくない。どれもこれもイマイチ。むしろ、例の講談社のしおりの方がずっと可愛い。特に「おさらはスプーンといっしょに おさらばさ」の絵が可愛いのだが…
 ここでは、YouTubeの中でましな方の動画を上げる。亀のバンジョー弾きとご一緒にどうぞ。

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