Ain't No Mountain High Enough2012/09/28 21:49

 そろそろ、カテゴリーに "Motowon" を設けようかどうしようか、迷っている。今はモータウンに熱を上げているから良いが、すぐに飽きてしまったらどうしよう。変なところで小心者だったりする。

 最近、目にする国際ロジスティックス会社DHLテレビ・コマーシャルでは、モータウンの名曲 "Ain't No Mountain High Enough" のカバーバーションが使われている。



 こういう映像を見ると、ニューヨークに行きたくなる。
 ちなみに、DHLとは、創業者であるドイツ人三名の頭文字だそうだ。そのうちの一名は、飛行機事故で亡くなっているとのこと。皮肉だ。
 DHLにはお世話になった。ロンドンのフォートゥナム&メイソンで大量の紅茶を買い込み、DHLで郵送したのだが、私が帰国して自宅に到着すると、同時に黄色いトラックも到着していた。実は前日にも来ていたらしく、不在票があった。「差出人:Piccadilly様」になっていた。それは、差出人ではなくて、住所ですよ。

 "Ain't No Moundain High Enough" のオリジナルは、もちろん1967年、マーヴィン・ゲイと、タミー・テレルのデュエット。



 モータウンはロックと違って、ベスト版ばかりでオリジナル・アルバムが手に入りにくい…と、そこが不満なのだが、さすがにマーヴィンは別格で、タミーとのデュエット・アルバムも三枚組+ボーナストラックの豪華版で手に入った。このデュエットがマーヴィンの醍醐味かどうかは分からないが、とても良いと思う。

 これほどの名曲となると、カバーも多いのだが、私の印象に強く残っているのは、映画「永遠のモータウン Standing in the Shadow mo Motown」での、モンテル・ジョーダンと、チャカ・カーン。最後のコーラスも格好良い。
 この動画は、最後が切れているのが残念。この後の "Dancing in the street" もまた素晴らしい。



 変わったところでは、映画「天使にラブソングを2 Sistre Act2」のエンディング。高校生達と、ブラザー・シスター、そしてもちろんウーピー・ゴールドバーグのカバー。