Jesus Is Just Alright2021/06/02 20:37

 仕事中の音楽は、テーマを決めて、数枚のアルバムを繰り返し聴くことにしている。
 今週から、ザ・ドゥービー・ブラザーズ特集。
 ファースト・アルバムから聴き始めて、[Stampede] まで。実は、[Takin' It to the Streets] も持っているのだが、月曜日の時点で気に入らなくて、「処分する CD」に放り込んでしまった。とことん、マイケル・マクドナルドと合わないようだ。

 ドゥービーと言えば、"Listen to the Music" の収録された、[Toulouse Street] ―― 他の曲も粒ぞろいである。
 "Jesus Is Just Alright" は、ザ・バーズのカバーだという認識はあったが、バーズの前はどうなのかということを、今日まで考えたことがなかった。
 オリジナルは、1966年に発表された、アート・レイノルズのゴスペル・ナンバーだったそうだ。
 このオリジナルが録音されたとき、偶然スタジオに居合わせたのが、後にバーズに加入するジーン・パーソンズで、彼の提案でバーズがライブで演奏するに至ったらしい。
 このライブは、1970年のフィルモア・イースト。ロジャー・マッグインが絶妙に不健康っぽくて、格好良い。



 ドゥービーもシングルでヒットさせ、ライブでも盛んに演奏している。最近の分厚いサウンドも良いけれど、ここは1970年代の演奏で。続いて、"Listen to the Music" が演奏されるのだから、豪華なラインナップだ。



 何年か前に武道館でドゥービー・ブラザーズのライブを見たが、最高だった。ぜひとも、また見たいと思う。