マイク・キャンベルのギター大好き!2012/03/25 20:35

 トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ公式ファンクラブからのメールによると、マイク・キャンベルが [Mike Campbell: The Guitars] なるドキュメンタリーを制作したそうだ。
 全部で15エピソード、まずは4月3日から、ウェブ上でファンクラブ会員向けに公開されるとのこと。

Mike takes us on a tour of his guitar collection and explains the stories and significance behind the instruments as they relate to his own personal journey and the music of Tom Petty and The Heartbreakers.

 自分のギターコレクションから、個人的なエピソードやハートブレイカーズの音楽に及ぼした影響について紹介してくれるとのこと。これは楽しみだ。
 噂によると、iPad アプリ[George Harrison: Guitar collection] でのマイクは、ひたすら「うっとりしている」とのこと。なんだか想像がつく。そういう、ギターを抱きしめてひたすら「うっとりしている」マイクも、結構好きだ。
 どうせなら、このドキュメンタリーに邦題をつけよう!題して、「マイク・キャンベルのギター大好き!」
 「大好きー!」と叫びながら、右手を勢いよく挙げること。

 マイクがギターを弾く姿は、私が初めてハートブレイカーズを聴いた ― 同時に見た時から、非常に印象的だった。忘れもしない、"So you want to a rock 'n' roll star"。二人のリッケンバッカー。変な衣装のブロンド・フロントマンもさることながら、その隣りではにかんだような笑顔で凄いギターテクを披露している、痩せた青年の格好良さは格別だった。



 この映像が私にとっての初TP&HBなのだが、それ以来マイクのギターは常に必要不可欠。トムさんのブロンドを引き替えにしてでも、マイクのギターだけは守らなければならないのだ。
 トムさんのいるところ、マイクと彼のギターがないと、どうも落ち着かない。Bridge School Benefit でトムさんとベンモントだけがプレイしていたことがあるが、見ているこっちが不安で泣きそうになる。
 そんな中で、さすがにトラヴェリング・ウィルベリーズだけが例外だ。マイクの存在感は、ジョージにしかカバーできないのだろう。
 そのジョージを心から敬愛しているマイクもまた、大好き。その彼がジョージそのものであり、これ以上ないスライドを聴かせてくれる、ハートブレイカーズ・バージョンの "Handle with Care" も歴史に残る名演奏だ。