Test, DB, TV, F1, Party2012/03/18 20:15

 ここ最近、試験勉強を継続していた。今日がその本番だった。手応えは最悪。私はいつもそうだ。ピアノなど、何ヶ月にもおよぶ練習の結果が、たった5分程度の本番演奏で吹っ飛んでしまう。
 いつものことながら、上手くいかなかった試験の帰り道は寒い。

 そういう訳で、記事を書くのが滞っていた。本当なら、南北戦争の記事が書きたい。
 ネットのニュースでチラっと見たのだが、最近「世界史」(通史)の文庫本がよく売れているそうだ。たしかに、読みやすい媒体で、しかも一貫したものがあると、読みたくなる。
 そのノリで、南北戦争関係の本も色々出て売れてくれると良いのだが。

 ザ・ドゥービー・ブラザーズのマイケル・ホサックが亡くなったというニュース。別に、ショックのあまりコメントできず、"Listen to the music" の動画をあげるのが精一杯だった ― というわけではない。コメントするほど、彼のこともドゥービーのことも知らないのだ。
 ドゥービーは、せいぜい "Listen to the music" を知っている程度のところから、数枚アルバムを買ったに過ぎない。[Toulouse Street](1972), [The Captain and Me](1973), [What Were Once Vices Are Now Habits](1974),[Stampede](1975) の、4枚。
 ホサックのニュースを聞いて、そういえばドゥービーはどうだったかしらと、この4作品を聴いてみたのだが、どれも珠玉も名作。これほどのクォリティの名作を4年連続で発表していたというのは、ぞっとするぐらい凄い。
 これら4枚を買ったのはずいぶん前だと思うが、どうしてそれ以降のアルバムは買っていないのだろう。何か理由があったか、なかったか覚えていない。

 テレビドラマ・パーフェクト・カップル・ベスト10!という記事に、マーティン・フリーマンの名前を発見して、びっくり仰天。あ、いや、アレはネタだろう?!ネタなのにそんなパーフェクトとか、そんな、とんでもない…!
 と、思ったら、[The Office] のティムの方だった。ああ、びっくりした。なにぶんにも、エゲレス人は何言い出すかわからないからな。ハワード&ヴィンスとかさ。
 リストに、Bluemoon のマディ&デイヴィッドが入っているのが嬉しい。あのころのブルース・ウィリスが好きだ。

 F1 GP 2012年シーズン開幕。なんと、フジテレビがF1放映を地上波から追い出してしまった!なんてことだ。BSでしか見られない!録画がしにくい!自室の機器は、地上波しか録画できないんだぞ!ひどい世の中である。
 仕方がないので、BSフジで(怒)オーストラリアGP観戦。久しぶりに、カワイちゃんと、今宮さん。そして、森脇さん。なんだかテンションが低い。…しかし、どんどんカワイちゃんの異常にマニアな解説が絶好調に…まぁ、それで良いと思う。「F1大好きです!」などとぬかす女子タレントなんぞ雇われるよりはよほど。私は右京さんとマッチも好きだけど。
 さて、レース。がんばれ、ベッテルくん。ああ見えて実はかなり凄かったシューマッハ。マルドナードぉぉぉぉ…!!!カムイは大したもんだ!ライコネンって、あんなでかい声出るんだ。普段、小さな声で「ぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつ…」言ってる印象しかない。フェラーリもそうだが…マッサは一体どうしたんだ?代わりにカムイでも入れちゃえば?
 マクラーレンのピットに、デイモン・ヒル発見!
 カワイちゃん「ヒルも年取りましたね~」
 今宮さん「格好良く年取りましたね。」はい、今宮さんの言うとおりです!
 F1関係者は当然、全員[George Harrison: Livin in the material world] のDVDボックスは買ったのよね?見たのよね?!見てないとは言わせない!

 母校の教授が退官することになり、そのお祝いパーティに参加した。同期生は私を含めて三人で参加。懐かしい先輩や後輩達に会えて、楽しかった。意外とどの人も変わっていないし、私たちも「全然かわっていない!」…とのことだった。
 先生の方も、ちゃんと覚えていて下さった。私は直接講義を受けたり、卒論の担当だったりしたわけではないのだが、小さな学科で、しかも和気藹々とした仲良し学科だっため、違和感なくパーティも楽しめた。
 先生は、バッハを中心としたバロック音楽や、モーツァルトなどの研究で活躍され、著作も多い。パーティでも、クイズ大会の景品としてそういった著作の一つをいただいた。
 私はロックほどにはクラシックに思い入れも愛情も持っていないが、やはり楽しい音大生活はジャンルを飛び越して人生の宝物になっている。

 そもそも、母校の、その学科は音楽ならなんでもアリな、バイタリティのある所だった。むしろ、クラシック一辺倒な人には辛かったかも知れない。バロック以前の西洋クラシックはもちろんだし、いわゆる「みんぞく音楽」と呼ばれるジャンルや、古代,中世,近世,近代の日本音楽、数々のポピュラー音楽…そういうものを抵抗なく聞き、積極的に演奏してみるようなバイタリティが求められた。
 私はそれが平気どころか、むしろ大喜びであれこれと手を出したり、調べたり、語ったりして過ごした四年間だった。ハイドン研究の先生と、ビートルズの良さを語り合ったり、教室でディランを聴いたり、雅楽や能楽や、バロック・リコーダーに精をだしていたころが懐かしい。
 たった四年間だが、とてつもなく楽しく、輝いていた時代の仲間や、先生たちにあうと、改めて良い時代を持てたことを幸福だったと思うのだ。