Jimmy Fallon impersonates Tom Petty2014/04/13 20:43

 このブログにたびたび登場するジミー・ファロン。以前から、彼がトム・ペティの真似をしないかと期待していたのだが、いよいよ登場した。
 しかも、スティーヴィー・ニックス(本物)と共演での "Stop Draggin' My Heart Around"!



 最初に突っ込みたくなるのが…スティーヴィー・ニックス。ええと…怪しい。曲とアーチスト紹介をしたのは、クリス・ノヴォセリックとデイヴ・グロール。無駄に豪華。
 ジミー・ファロンにしては、トムさんの声真似はいまいち。そもそも、声を真似ようとしていないのかも知れない。しかし!語尾の発音のしかたがそっくり。独特のねじれたような、引き延ばしたようなトム・ペティ発音の再現性が素晴らしい。
 さらに、金髪ヅラだけではなく、仕草の面での真似もうまい。ギターの弾き方も似ているし、ちょっととぼけたような表情を見せる瞬間もある。ただし、ファロンの首は短い…。

 特筆すべきは、ハウスバンドの連中まで、ハートブレイカーズになり切っているところ。これはオリジナルと見比べるとさらに良く分かる。



 まず動きも少なく、殆ど手首を動かさずにキーボードを弾くベンモント、静かな佇まいで、うつむいているマイク、ベースも同じリッケンバッカーのロン、そして頭を振るスタンの仕草!
 ジミー・ファロンひとりではなく、これはバンド丸ごとの傑作かも知れない。
 これを期に、ファロンはさらなるトムさん研究にいそしんで欲しい。ディランも得意なのだから、きっとトムさんもできる!ジョージやジェフ・リン、リンゴも込みで "I Won't Back Down" とかやったら、大受けだと思うのだが。もちろん、ハウスバンドの連中とハートブレイカーズを結成して、 "Refugee" とか、"The Waiting" も良いな。

 こちらは、ジミー・ファロンとポール・マッカートニーの共演。
 ぶつかった拍子に、二人のアクセントが入れ替わってしまいましたよ。



 ポールがファロン風のアクセントになったかどうかは良く分からないが、ジミー・ファロンにとって、ポール・マッカートニーというのは、こういう発音なのだという認識が良く分かる。
 頭突きを喰らわすというポールのアクションはなかなか珍しい。去り際に "Hony BooBoo..." とつぶやくのがご愛敬。
 それにしてもポール…おばあちゃんだなぁ。ステージに上がると補正が入り、ロックスターに変貌するのだが…。