Circle of friends2018/08/27 20:33

 ジャーニーというのは偉大なバンドだが、私の守備範囲ではないし、「史上もっともダサいミュージック・ビデオ」のバンドだという認識程度しかなかった。
 (「史上もっともダサい」は言葉のアヤで、恐ろしくダサいビデオは私の好きなアーチストでも、山ほどあるので安心して欲しい)
 ところが、ジョージが関連するニュースで、スティーヴ・ペリーが登場し、しかもそのキーマンが、我等がハートブレイカー、スティーヴ・フェローニだったから二度びっくりした。

スティーヴ・ペリー、曲の使用許可を求め、ジョージ・ハリスン未亡人と緊張の対面

 この記事を書いた(もしくは翻訳した)人は、スティーヴ・フェローニが誰だか分からなかったのかも知れないし、発音にも自信がなかったのかも知れない。とにかく、あのトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズの名ドラマー、スティーヴ・フェローニがオリヴィア・ハリスンとの連絡をつけてくれたのだという。
 フェローニは当然オリヴィアと親しいだろうな…1991年のジョージ来日もフェローニがドラマーだったわけだし。

 さて、フェローニとペリーが友達だったというのも、へぇ!という感じ。
 これは私が物を知らないだけで、ググれば共演動画が山ほど出てくる。しかも、ベンモント・テンチまで一緒に居る!



 60年代とか、ハートブレイカーズなどのロックミュージシャン達の良い所の一つは、同業者でライバルであっても、仲の良い友達だというところ。特に60年代ロック黄金期の綺羅星の如きアーチスト達の仲の良さは「俺たちは新しい時代を共に生きて、共に新しい音楽を、文化を創っている!」という同士感覚のためだろう。
 80年代などは音楽産業の変容、ロックの難しい時期などもあってその感覚に鈍りがあると勝手に思っていたが、そうでもないらしい。ロックンロールの友情はいつでも生きているようだ。