The Rolling Stones in Tokyo 2014 (No. 2)2014/03/05 22:44

 3月4日東京ドーム。今回の来日で2回目のストーンズ。先週と同じく、開演は19時。やはり同じく満員。
 席も先週と同じでスタンド1階、三塁側。やや角度があったため、チャーリーがぎりぎりで見える感じで、正面のモニターは見えなかった。

Start Me Up
You Got Me Rocking
It’s Only Rock 'N' Roll (But I Like It)
Tumbling Dice
Angie
Doom And Gloom
Silver Train
Honky Tonk Women
Slipping Away
Happy
Midnight Rambler
Miss You
Paint It Black
Gimme Shelter
Jumpin' Jack Flash
Sympathy For The Devil
Brown Sugar
You Can't Always Get What You Want
(I Can’t Get No) Satisfaction

 幕開きは "Start Me Up"。やはりこの曲の方が乗りが良いような気がする。

 スローパートは "Wilde Horses"はなく、"Angie "。実は、ウクレレの発表会で "Angie" を弾くので、この選曲は嬉しかった。テンポの早い演奏で、さっぱりと聞かせてくれる。

 さすがに機材の調整がうまくいったのか、先週よりはだいぶ音響が改善していた。キースもいくらか演奏しやすそうだ。
 ハウリングも十分の一ほどに減っているように感じる。やはり初日は手さぐりなのだろうか。ストーンズほどの経験を積んだバンドでもそういうものか。

 一番ぐっと来たのは、なぜか "Tambline Dice"。ストーンズが格好良く、さりげなくプレイする姿が良かった。
 最後に曲を終わらせるためにテンポを落としながら、満足そうに微笑んでいるチャーリーを見ると、涙が出そうになった。
 チャーリーといえば。要は、どの曲もチャーリーがまとめているのだという感じがした。カウントこそチャーリーではないが、曲をしめくくるのはチャーリーだし、随所でチャーリーに「強制終了」されている場面が見られた。

 キースは、先週よりはさすがに元気だった。"Miss You" の時、ミックやロニーと一緒に花道へ行かなかったのはなぜだろう。その後で一人で花道を走り、挨拶するだけして、そのまま帰っていった。ギターソロを披露するわけでもなく。
 キースのソロは、まず "Slippin' Away"。そして "Happy" で、曲を変えてきた。私は "Happy" が好きなので大満足。
 それにしても、キースは歳をとった。二歳上のチャーリーよりも老いて見えたし、あの腰を落としたり、片足立ちにするようなパフォーマンスが見られなかったのは残念。またいつか、あんなキレキレのキースが見てみたい。

 ミックは相変わらずの圧巻パフォーマンス。先週よりは会場のテンションが高いことを実感しているように見える。ステージの端から端まで走るパフォーマンスは、"Brown Suger" と決まっているらしい。こちらに向かってくる三塁側の方が見応えがある。
 ミックは、メンバー紹介で、ダリル・ジョーンズの時になぜか「チャック・・・!」と言ってしまい、爆笑されていた。

 "You Can't Always Get What You Want" のコーラスは、S学園のコーラスだそうだ。
 オーディエンスのコーラスは、先週よりも調子良く歌えたのだが、どういうわけか、チャック・リーヴェルのピアノがうまく入れず、リズムがずれてミックも笑いだしてしまった。そこはチャーリーがさくっと救う。助けて、チャーリー!ありがとうチャーリー!

 前半以外は、ほぼ先週と同じセットリスト。おなじみのヒットパレードをみんなで楽しむ。

 最高に格好良いロックスターたちは、木曜日の公演を終えると、日本を後にする。次はいつ来てくれるのだろうか。
 ロニーがソロ公演で来てくれたら、絶対に行くし、やはり海外でのストーンズ公演も見てみたい。
 ここはやはり、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールに期待したい。アリーナ級ではないので難しいだろうが、ぜひとも体験してみたいと思うのだ。
 ストーンズが行ってしまうと寂しい反面、また彼らに会いに行こう、また素敵なロックで素敵な時間を過ごそう、と思わせる2回のライブ観戦だった。

 やはり私はロックンロールが大好きだ。たかがロックンロール。でも大好きなんだ。

 と、ここまで書いてシンミリしていたのだが。………

 やはりもう1回見るべきではないか?!

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