Documentary: Jeff & Sound City2012/10/11 20:50

 まずは、トム・ペティさんからのニュース。
 国境なき医師団のために、愛車1996年のジャガーXJSを、eBayでのオークションに出品するとのこと。オークションは、10月21日まで。
 この車をに関する来歴は、いまのおくさんがおきにいりのくるまをかったとかなんとかかんとかそういうことは ― 女子ファンにとってはどうでもよろしい!
 注目すべきは、写真である。



 これって…車の展示会の時に、ピカピカの新車に張りついてるお姉さんみたいなものかな?
 まぁ、ひどくはないが、やや油断気味のトムさん近影。おぐしは良いとして、そのボトムズは…ちとリラックスしすぎ。おなかも出て見えますよ。

 一方、ウィルベリー兄弟。
 英国BBCでジェフ・リンのドキュメンタリー番組 "Mr. Blue Sky: The Story Of Jeff Lynne And ELO" が放映されたのだが、ファンサイトさんに上がっていた動画で見た。このデジタル時代にどういう加減なのかは分からないが、音声の回転が速く、ややみんな声が高い。年内には英国版のソフトが出るだろうから、これは買いだろう。
 その、なんとなくみんな声の高いドキュメンタリーだが、ウィルベリー・ファンには大満足だが、ELOのファンにとってはどうなのだろうか。ちょっとタイトルに偽りありという感じがした。
   ゲストのラインナップも、ポール、リンゴ、オリヴィア・ハリスン、ダーニ、トムさんなど、ウィルベリーズっぽい人が多い。私は嬉しいけど。

 その、トム・ペティだが…これが素晴らしく女優モードで登場した。即ち、おぐしも、お肌も、服装も綺麗に決めた、「オンの」トムさんなのだ。まるでツアーの時のような気合いの入れよう!ジョージ映画の時もすばらしくキメていたが、今回はまた素晴らしい。あ、しかしこのボトムズは、車に寄りかかっている人と同じかも。



 話しかたは、あいかわらず分かりやすい。一緒に仕事をした時期のみならず、まだ一ファンとしてジェフの曲を聴いていた頃や、ビートルズのアンソロジー・プロジェクトについてもコメントしている。
 小さなネタだが、やはりジェフのスタジオには、マイク・キャンベル・モデルのデユーセンバーグが置いてあった。ちゃんと映るように撮影したのだろう。
 リン邸はとても綺麗で、片付いていた。マイクの家とは…対照的に…。しかし、マイクのところと同じなのは、そこかしこにジョージや、ビートルズの写真が飾ってあるところ。結局同類らしい。
 ごく若い頃、ジェフ・リンの名前を、なぜか G. Lynn とクレジットされてしまったという話。名字の方は、e を落としただけなので、分からないでもないが…。ファースト・ネームの方は、おそらく Geoffrey と間違えられたのだろう。チョーサーと同じ綴り。

 ドキュメンタリーときて、もうひと作品。有名な録音スタジオ "Sound City" のドキュメンタリーが制作されているが、この中で登場するミュージシャンが、「初めての音楽の想い出」を語るところがあるらしい。
 その中から、まずはトム・ペティ。例のエルヴィスの思い出を語っている。



 これは、ちょっとミステリアスなトムさん。背後に並ぶギターの中に、マイク・キャンベル・モデルのデューセンバーグ発見。だんだん、「ウォーリーを探せ!」みたいになってきた。このジャケットは、ジェフの時と同じかも。
 お次は、ベンモント・テンチ。彼も出てるんだ…



 ベンモントにとっての、初めてのレコードは、ビル・ヘイリー。ピアノもクラシックで習っていたけれど、えらく難しく、大変で、ポップの方がやりたかったとのこと。
 相変わらずお坊ちゃまオーラ一杯の、端正なベンモントなのだった。

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