8弦ウクレレがやってきた ヤァ!ヤァ!ヤァ!2018/03/18 19:54

 ディラン様がフジロックにやってくる…?うーん…野外フェスは勘弁してください…

 以前から欲しかった、8弦ウクレレを購入した。
 本来はギターが弾きたいのだが、体格的に無理なので、ウクレレを弾いている。ハワイアンには興味無し。ウクレレでロックを演奏する!
 クラシック出身の私には、楽器をあれこれ持ち替える習慣がない。しかし、ロックファンとしては、12弦…もとい、8弦ウクレレを手に入れなければならない!そう、リッケンバッカー!…じゃ、なくてもいいから複弦楽器をやらねば!

 ウクレレの先生(ギタリスト)は、以前、迂闊に「欲しいウクレレ」を夢で語ったところ、私が次の機会に購入してきて、驚倒したという経験がある。

 「8弦ねぇ~、いま、あーんま今、手にはいんないっすよ~。すげー高いか、安物かしかないし、個体差も大きいし~どうっすかね~(警戒)ebay 見ると…これなんか、イイけど…あ、日本に発送してないわ…う~ん、Kさーん、最近の8弦のウクレレ事情は…はぁ、無い。一度そこらの楽器屋で弾いてみて、考えても良いっすよね…(警戒)でも、もうコリングス持っているから、8弦はそれほどでなくても…やっぱ、欲しいっすか?(笑)」

 欲しいっす。

 さっそく、楽器屋で高い8弦と、安い8弦を弾き比べてみた。
 結論。確かに、安い方は確かに安いだけの弾き心地。あまり心を動かされない。一方、高い方となると、音も良いけど、価格に見合うほどの魅力は感じない。
 決め手がない。こうなったら、偶然の出会いに賭けてみることにする。あまり安過ぎもせず、高過ぎもせず。見た目がそれなりに良さそうな8弦ウクレレを、インターネットで購入。大胆。

 やって来たのが、こちら。Pono, MTDX8 (Tenor 8-strings)



 でかい…話にはきいていたが、でかい。そして重い。特にネックが重い!



 イヤッホーイ!8弦ウクレレだー!3弦と4弦が、オクターヴになっている!
 ウキウキしながら弾いてみる…が、チューニングで一苦労である。当然一弦ずつチューニングする。私はピアノ弾きのため、爪を伸ばしていないので、僅かな隙間を使って一弦弾くのが難しい。しかも隣りに触ってしまわなくても、共鳴したりする。おお…これぞ、まさに複弦楽器!

 届いた翌日がレッスン日だったため、嬉々として持参する…。が、ここで問題。8弦だけを持参するわけには行かない。基本的に、8弦はストローク系専門で、ソロ系の演奏はいつものコリングスが必要となる。
 つまり、ウクレレ2本を担いで出かけるのだ。これがとんでもない事になった。有り体に言えば、こういう感じ。



 ウクレレの行商人…

 8弦とコリングス、2本見て大爆笑する先生。
 8弦を調整して、弾いてみると素晴らしく音量が豊か。これまた大ウケする先生。それにしても、ウクレレ2本というのは大変だ。

 「ダブルネックのウクレレがあれば良いんじゃない…?」

 もはや、本当に何が何だか分からなくなってきた。
 ともあれ、めでたく入手した8弦ウクレレ。これで何を弾くのか?さぁ、これはどうだろう。問題はきっと、あのソロだろう…さて、8弦ウクレレの運命や如何に?