The Leningrad Cowboys2014/11/15 21:14

 前の記事を書く都合上、YouTube でロシア民謡を検索したのだが、ちょいちょい顔を出してきたのが、長大なリーゼントとサングラス、恐ろしく先が長くとがったブーツ。そう、ザ・レニングラード・カウボーイズである。

 そういえば彼らはどこの国の人なのだろうかと思い(まさかロシア人のはずがないだろう)、Wikipedia で確認したところ、フィンランド人とのこと。なんか…凄いな、フィンランド。
 レニングラード・カウボーイズと言えば、まずはこれ。



 楽しそうだ…。
 バックに控える大人数の軍服姿の男声コーラスとバンドは、アレキサンドルフ・アンサンブル。ソヴィエト時代から続くロシア軍の正規音楽団。ガチガチの彼らと、すっとぼけたカウボーイズとのコラボレーションが最高。この動画はドイツでのコンサートの模様で、ドイツ語でカウントしている。

 私にとって、レニングラード・カウボーイズでとても印象的だったのは、1994年のMTVビデオ・ミュージック・アウォードの授賞式だ。
 この受賞式、実はトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズが登場していたのだ。私は当時、TP&HBを知ったばかりで、何とかして彼らの動く映像が見たいと思っていた。そして発見したのがこの授賞式。私が見たTP&HBのライブ映像の二つ目だった(一つ目は "So you want to be a Rock 'n' Roll Star" のビデオ)。
 この時、レニングラード・カウボーイズもやはりアレキサンドルフ・アンサンブルを引き連れて、レーナード・スキナードの名曲 "Sweet Home Alabama" を熱唱した。



 当時は "Sweet Home Alabama" を知らなかったのだが、このバンドの強烈さが記憶に残った。そして、もちろん大迫力のコーラスと、旧ソ連のイメージ。授賞式の番組エンディングでは、司会のロザンヌ・バーが、コーラス隊を侍らせて一杯飲んでいた。

 カウボーイズは今でも活動中とのこと。
 比較的最近のビデオが、こちら。メンバーがかなり入れ替わっているし、芸風も違ってきている。



 好き。こういうの大好き。Superdry極度乾燥(しなさい)的なの、大好き。
 撮影場所は絶対に日本じゃない。お寿司が食べたくなる。けど、ぺやんぐとか、わかめラーメンも食べたい。
 しつこく「馬鹿は死ななきゃ治らない」と力説。これは諺じゃないけどね。そうか…死ななきゃ治らないか…治らないだろうな。

 芸風は変わっても、リーゼントとブーツはそのままに、これからも頑張ってほしい。

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