20 Stages / DVD ― 2014/12/06 21:30
シスター・ヘイゼルの最新ライブDVD [20 Stages] を見た。
2013年ヘイゼルのデビュー20周年を記念して敢行されたツアーから、選りすぐりの20曲をまとめたDVDだ。
先にCDを聴いており、それで十分なので映像にはあまり期待していなかったのだが…実際、期待するほどのものではなかったような気がする。
それはビジュアル面でという意味。ストーンズやTP&HBのようにルックスからイカしていていて、見るだけでも格好良さが迫ってくるような、ある意味派手はバンドではないので、かなり淡々としてしまっている。
もちろん、現地ライブ会場にいればそのパフォーマンスの興奮に飲み込まれて最高の体験になるのだろうが、DVDとなると、まぁ大人しいもの。ヘイゼルの良さはCDだけでもよく伝わってくる。
制作にはお金がかかっていない。カメラはどれも手持ちの小さなもので、画面が揺れまくる。クリップで留めるタイプの小型カメラも多用しているが…ライブ映像としては前作のほうがずっと良いので、これから見る人には前作[Live!] の方がお勧め。
こちらは、代表曲の "All for You" を全ての会場のバージョンをつなげたもの。雰囲気はだいたい分かる。
映像だからこそ分かる面白さといえば、会場がどんな場所なのかということ。キャパシティはせいぜい1000人くらいのライブハウスだったり、浜辺の特設ステージだったり。
これは一体何かと思ったのは、"One Love" に登場した、ホンジュラス。ホンジュラスの小学校みたいなところで、地元の子供達と心温まる交流…。
確認してみると、ヘイゼルとそのファン達(へイゼルナッツと呼ばれる)が出資して、ホンジュラスの Los Laureles という所に、子供達のための "Feedingcenter" を設立したのだという。安全な飲み物、食べ物を供給する、いわば給食センターのようなもの。
そのセンターを訪れたヘイゼルが、そこの子供達と楽しく歌っているというわけ。なんだか、いわゆるセレブのチャリティっぽさが皆無。オーラ絶無のそこらの田舎アメリカ人のおっさん達が、子供達と楽しく歌っているようにしか見えない。そこがヘイゼルの良さでもある。
一番大きな会場は、おそらく11月8日のゲインズヴィル,フロリダ・フィールドだろう。通称、ザ・スワンプ。もちろん、ゲインズヴィルはヘイゼルの地元である。ザ・スワンプはフロリダ大学のフットボールチーム,フロリダ・ゲイターズの本拠地。まともに観客を入れたら5万人ははいる。
もちろん、ヘイゼルのライブだけでそんな会場が使えるわけではなく、ゲイターズの試合前の大規模なイベントの一環だそうだ。要するに壮行会。
さすがに観客達の盛り上がりはイマイチなのだが、こんな大きな所で出来たのは、良い経験だったに違いない。このノリで、TP&HBの前座を務めてくれると良いのだが。
音を聞いていたときから気になっていた、"This Kind of Love" は、オーケストラとコーラス隊つき。コーラスはおそらく学生だろう。ドリュー・コープランドがスタインウェイのピアノをややおそるおそる弾きつつも、なかなか立派な演奏でよかった。
ヘイゼルにサポートメンバーとして加わったキーボードのデイヴ・ラグランデはいたって地味に映り込んでいる。一度だけ、サックスを吹いたときはさすがに前へ出ていた。
数曲、ケンとドリュー二人だけのアコースティック・バージョンもあったが、これはそれほど面白くない。やはりヘイゼルはバンドワークを見せて欲しい。
それから、2曲くらい、ライアンの姿がなかったような気がする。"Swan Dive" など、別会場でのライアンの姿を差し込んでいるように見えるのだが、どうしたのだろうか。
最後に一番面白かったのは、ボーナス映像。
なんと、1995年にニューヨークを訪れたヘイゼルの様子が残されているのだ。
全員に頭髪があって、どれが誰だか分からない!こういう頃もあったんだなぁ…
2013年ヘイゼルのデビュー20周年を記念して敢行されたツアーから、選りすぐりの20曲をまとめたDVDだ。
先にCDを聴いており、それで十分なので映像にはあまり期待していなかったのだが…実際、期待するほどのものではなかったような気がする。
それはビジュアル面でという意味。ストーンズやTP&HBのようにルックスからイカしていていて、見るだけでも格好良さが迫ってくるような、ある意味派手はバンドではないので、かなり淡々としてしまっている。
もちろん、現地ライブ会場にいればそのパフォーマンスの興奮に飲み込まれて最高の体験になるのだろうが、DVDとなると、まぁ大人しいもの。ヘイゼルの良さはCDだけでもよく伝わってくる。
制作にはお金がかかっていない。カメラはどれも手持ちの小さなもので、画面が揺れまくる。クリップで留めるタイプの小型カメラも多用しているが…ライブ映像としては前作のほうがずっと良いので、これから見る人には前作[Live!] の方がお勧め。
こちらは、代表曲の "All for You" を全ての会場のバージョンをつなげたもの。雰囲気はだいたい分かる。
映像だからこそ分かる面白さといえば、会場がどんな場所なのかということ。キャパシティはせいぜい1000人くらいのライブハウスだったり、浜辺の特設ステージだったり。
これは一体何かと思ったのは、"One Love" に登場した、ホンジュラス。ホンジュラスの小学校みたいなところで、地元の子供達と心温まる交流…。
確認してみると、ヘイゼルとそのファン達(へイゼルナッツと呼ばれる)が出資して、ホンジュラスの Los Laureles という所に、子供達のための "Feedingcenter" を設立したのだという。安全な飲み物、食べ物を供給する、いわば給食センターのようなもの。
そのセンターを訪れたヘイゼルが、そこの子供達と楽しく歌っているというわけ。なんだか、いわゆるセレブのチャリティっぽさが皆無。オーラ絶無のそこらの田舎アメリカ人のおっさん達が、子供達と楽しく歌っているようにしか見えない。そこがヘイゼルの良さでもある。
一番大きな会場は、おそらく11月8日のゲインズヴィル,フロリダ・フィールドだろう。通称、ザ・スワンプ。もちろん、ゲインズヴィルはヘイゼルの地元である。ザ・スワンプはフロリダ大学のフットボールチーム,フロリダ・ゲイターズの本拠地。まともに観客を入れたら5万人ははいる。
もちろん、ヘイゼルのライブだけでそんな会場が使えるわけではなく、ゲイターズの試合前の大規模なイベントの一環だそうだ。要するに壮行会。
さすがに観客達の盛り上がりはイマイチなのだが、こんな大きな所で出来たのは、良い経験だったに違いない。このノリで、TP&HBの前座を務めてくれると良いのだが。
音を聞いていたときから気になっていた、"This Kind of Love" は、オーケストラとコーラス隊つき。コーラスはおそらく学生だろう。ドリュー・コープランドがスタインウェイのピアノをややおそるおそる弾きつつも、なかなか立派な演奏でよかった。
ヘイゼルにサポートメンバーとして加わったキーボードのデイヴ・ラグランデはいたって地味に映り込んでいる。一度だけ、サックスを吹いたときはさすがに前へ出ていた。
数曲、ケンとドリュー二人だけのアコースティック・バージョンもあったが、これはそれほど面白くない。やはりヘイゼルはバンドワークを見せて欲しい。
それから、2曲くらい、ライアンの姿がなかったような気がする。"Swan Dive" など、別会場でのライアンの姿を差し込んでいるように見えるのだが、どうしたのだろうか。
最後に一番面白かったのは、ボーナス映像。
なんと、1995年にニューヨークを訪れたヘイゼルの様子が残されているのだ。
全員に頭髪があって、どれが誰だか分からない!こういう頃もあったんだなぁ…
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