(I'm not your) Steppin' Stone2013/05/27 22:37

 トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズのツアーも、いよいよニューヨーク,ビーコンシアターでの連続公演が終わろうとしている。
 毎日数曲がかわるセットリストを見てると、今回のツアーの特徴として、お馴染みだったり、珍しかったりするカバー曲が、数曲含まれていることがわかる。"So you want to be a Rock 'n' Roll star" や、"Friend of the devil" など。
 私はもう数回TP&HBのライブを楽しんだから、これらのカバー曲が聴けるとても嬉しいが、その一方で "Free Fallin", "I won't back down", "Learning to fly" などお馴染みのヒット曲が聴けないのが残念に思われる人も居るだろう。この辺りの兼ね合いは難しいところだ。

 さて、今回のカバー曲の中で、モンキーズ・ファンをどよめかせているのが、"(I'm not your)Steppin' Stone" だ。



 私はこの曲を知らなかった。モンキーズは、[The Monkees Show] のDVDが欲しい欲しいと思いつつ、いつも後回しになっている ― 不義理をしているような存在だ。
 最初に "(I'm not your)Steppin' Stone" を録音したのは、Paul Revere & the Raiders、1966年。同年、すぐにモンキーズがカバーしたのが、この曲の一番のヒットバージョンとのこと。モンキーズの特徴と思われる、やや甘い感じが曲のハードさとのコントラストを成していて、凄く格好良い。



 これは確かに、TP&HBが好きそうな曲。Them の "Gloria" ともよく似ているし、これまた、TP&HBがカバーしている、アニマルズの "I'm Crying" にも似ている。
 そこで、[Sound Stage]。このライブは、マイクが素敵な爆発頭だった最後だし、トムさんの女優っぷり(本番に向けて容姿を完全に整える技術という意味)が最大限で発揮されていて、大好きだ。



 トムさんとマイクは、この手の曲を聴くとムズムズするし、ベンモントは格好良いオルガンを響かせずにはいられないのだろう。
 この格好良さで、まだまだ続くツアーを、頑張って欲しい。