Long After Dark ― 2010/11/27 01:01
11月26日付で、Cool Dry Placeに、「カントム」のPart Two, Long After Darkをアップした。短い章なので、アップするテンポがやや早くなる。
まず話題になるのが、"You Got Lucky"。ベスト・アルバムにも入っているし、印象的なビデオの存在も大きいのだが、かと言って、「一番好きな曲」に挙げる人は少ないのではないだろうか。
私がまずそういう印象を持っている。良い曲だが、ややコード進行がマイナーに小細工が加わった感じで、しかも落とし切っていない ― やや尻切れトンボのような印象が否めない。それからやはり大きいのは、シンセサイザーの存在。私もベンモントと同じでシンセサイザーが苦手。…というのは柔らかい表現で、実のところ嫌い。ベンモントがやたらと怒る気持ちもわかる。
ともあれ、トムに言わせれば、何もかも良いことばかりである必要はないわけで、まぁ「良い感じの曲」がヒットすることもあるとのこと。余裕のある人は言うことが違う。その例えに挙げられたのが、リトル・リチャードの "Tutti Frutti"。リトル・リチャードと言えば、この曲を思い浮かべる人も多いのではないだろうか。
この章で一番面白かったのは、"Change Of Heart" のところ。ELOの "Do Ya" みたいな曲が作りたいという事で、出来あがったと言う。出会うよりずっとまえから、ジェフ・リンのファンだったというのだ。ELOよりも前、ザ・ムーヴの時から意識していたと力説。そのくせ、ベンモントがレコードを持っていたとのを聴いたと、他力本願なことを言っている。
私は詳しくなかったので、"Do ya" はELOという認識しかなかったのだが、どうやらザ・ムーヴ時代にはすでに録音していて、要するに主に二つのバージョンがあるらしい。
まずは、ザ・ムーヴから。
私はELOのバージョンに慣れていたのだが、このザ・ムーヴのバージョンも新鮮で良い。格好良いではないか。
そして、ELOのライブ。
本気で、この人誰だろうと思った。これはきっとSNLのような番組で、レギュラーコメディアンの一人が、ELOを紹介しているのだと思った。でかい頭。どうやったらああなるんだろう。風の抵抗が強くて歩きにくくないのだろうか。………
ジェフ・リンだった。
なんだか突っ込みどころの多すぎる映像で、そっとしておいた方が良いのかもしれない。でもなぁ、ウィルベリー兄弟だし。人気者だし。じゃぁ、ジェフ・リンにふれなきゃ良いんだ。
チェロはスタンド・プレイに向かない楽器だと思う。「モダン・キモノ」と称して、ミニ丈の着物を発表するファッションショーみたいな感じ。なぜか前列で踊っている女の子は6人は何者なのだろう。
"Do Ya" は良い曲なのだが。見る映像を間違えたのだろうか。トムさんもこの映像は見たのだろうか…?
"Do Ya" はともかく、"Change of Heart" は私が大好きな曲の一つ。まだ数えるほどしか、TP&HBの映像が見られなかったときに、この曲をSNLでTP&HBが演奏している様子を、NHKが放映したことがあって、それこそ穴があきそうなくらい、見ていたという経験が要因だろう。
確かに、2002年The Last DJのライブで演奏したときは、雰囲気がおかしかった。殺気立っているというか、居心地の悪い感じというか。トムとマイクの間ですでになんだか空気がおかしい。寒かったドイツを思い出すとか、別にどうということもない感想を、彼らは残している。長くやってていると、そういう曲の一つや二つは、出てくるのかもしれない。
まず話題になるのが、"You Got Lucky"。ベスト・アルバムにも入っているし、印象的なビデオの存在も大きいのだが、かと言って、「一番好きな曲」に挙げる人は少ないのではないだろうか。
私がまずそういう印象を持っている。良い曲だが、ややコード進行がマイナーに小細工が加わった感じで、しかも落とし切っていない ― やや尻切れトンボのような印象が否めない。それからやはり大きいのは、シンセサイザーの存在。私もベンモントと同じでシンセサイザーが苦手。…というのは柔らかい表現で、実のところ嫌い。ベンモントがやたらと怒る気持ちもわかる。
ともあれ、トムに言わせれば、何もかも良いことばかりである必要はないわけで、まぁ「良い感じの曲」がヒットすることもあるとのこと。余裕のある人は言うことが違う。その例えに挙げられたのが、リトル・リチャードの "Tutti Frutti"。リトル・リチャードと言えば、この曲を思い浮かべる人も多いのではないだろうか。
この章で一番面白かったのは、"Change Of Heart" のところ。ELOの "Do Ya" みたいな曲が作りたいという事で、出来あがったと言う。出会うよりずっとまえから、ジェフ・リンのファンだったというのだ。ELOよりも前、ザ・ムーヴの時から意識していたと力説。そのくせ、ベンモントがレコードを持っていたとのを聴いたと、他力本願なことを言っている。
私は詳しくなかったので、"Do ya" はELOという認識しかなかったのだが、どうやらザ・ムーヴ時代にはすでに録音していて、要するに主に二つのバージョンがあるらしい。
まずは、ザ・ムーヴから。
私はELOのバージョンに慣れていたのだが、このザ・ムーヴのバージョンも新鮮で良い。格好良いではないか。
そして、ELOのライブ。
本気で、この人誰だろうと思った。これはきっとSNLのような番組で、レギュラーコメディアンの一人が、ELOを紹介しているのだと思った。でかい頭。どうやったらああなるんだろう。風の抵抗が強くて歩きにくくないのだろうか。………
ジェフ・リンだった。
なんだか突っ込みどころの多すぎる映像で、そっとしておいた方が良いのかもしれない。でもなぁ、ウィルベリー兄弟だし。人気者だし。じゃぁ、ジェフ・リンにふれなきゃ良いんだ。
チェロはスタンド・プレイに向かない楽器だと思う。「モダン・キモノ」と称して、ミニ丈の着物を発表するファッションショーみたいな感じ。なぜか前列で踊っている女の子は6人は何者なのだろう。
"Do Ya" は良い曲なのだが。見る映像を間違えたのだろうか。トムさんもこの映像は見たのだろうか…?
"Do Ya" はともかく、"Change of Heart" は私が大好きな曲の一つ。まだ数えるほどしか、TP&HBの映像が見られなかったときに、この曲をSNLでTP&HBが演奏している様子を、NHKが放映したことがあって、それこそ穴があきそうなくらい、見ていたという経験が要因だろう。
確かに、2002年The Last DJのライブで演奏したときは、雰囲気がおかしかった。殺気立っているというか、居心地の悪い感じというか。トムとマイクの間ですでになんだか空気がおかしい。寒かったドイツを思い出すとか、別にどうということもない感想を、彼らは残している。長くやってていると、そういう曲の一つや二つは、出てくるのかもしれない。
コメント
_ NoelNagget ― 2010/11/28 00:56
_ NI ぶち ― 2010/11/28 21:36
>NoelNaggetさん
コメントありがとうございす!
"You got lucky" の場合「特にTP&HBのファンってわけじゃないけど、あのビデオは知ってるよ!」…という人が多そうですね。あのチープなビデオで…うふふふ。まぁ、私は意外と嫌いじゃありませんけどね。
ジェフ・リンのあの変な(失礼)な格好、「外見はあまり気にしない」とか、「放っておいたら、ああなった」などと言い逃れできる次元ではありませんよね。なにがしかの意志力でああなっているはず…で、あれか!あれで良いのか!
Shadeのことしか突っ込まない人々は、きっと他を突っ込むと可哀そうだと思ってくれる、やさしい人なんですよ…。
コメントありがとうございす!
"You got lucky" の場合「特にTP&HBのファンってわけじゃないけど、あのビデオは知ってるよ!」…という人が多そうですね。あのチープなビデオで…うふふふ。まぁ、私は意外と嫌いじゃありませんけどね。
ジェフ・リンのあの変な(失礼)な格好、「外見はあまり気にしない」とか、「放っておいたら、ああなった」などと言い逃れできる次元ではありませんよね。なにがしかの意志力でああなっているはず…で、あれか!あれで良いのか!
Shadeのことしか突っ込まない人々は、きっと他を突っ込むと可哀そうだと思ってくれる、やさしい人なんですよ…。
_ shoutchi ― 2010/11/28 22:04
Jeffの昔の映像や画像は概ねあんな感じですよ。
サングラスもOut of the blue以降、常に付けるようになったんじゃないかと思います。
確かに今でもボサボサなのに、昔は更に爆発しているので、あまり見たことのない人はビックリするでしょうね。
小鳥が住み着きそうですからね。
個人的には最近よく被っているあのボサボサにジャストフィットする帽子の方が気になります。
サングラスもOut of the blue以降、常に付けるようになったんじゃないかと思います。
確かに今でもボサボサなのに、昔は更に爆発しているので、あまり見たことのない人はビックリするでしょうね。
小鳥が住み着きそうですからね。
個人的には最近よく被っているあのボサボサにジャストフィットする帽子の方が気になります。
_ NI ぶち ― 2010/11/29 21:38
>shoutchiさん
概ねあんな感じ…にしてはへんてこすぎます!私が70年代を知らな過ぎなのか!小鳥が住み着いているうちは良いですが、「ひつじのショーン」に出てくる巨大ひつじ、シャーリーみたいに、お菓子とか、ケーキとか、生クリームとか、あらゆる物が収納されているかもしれません。
あの帽子は何の不思議もありません。あれは、ヅラとセットになっているんです。帽子を取れば、モサモサ頭も取れるようになっております(嘘?)。
概ねあんな感じ…にしてはへんてこすぎます!私が70年代を知らな過ぎなのか!小鳥が住み着いているうちは良いですが、「ひつじのショーン」に出てくる巨大ひつじ、シャーリーみたいに、お菓子とか、ケーキとか、生クリームとか、あらゆる物が収納されているかもしれません。
あの帽子は何の不思議もありません。あれは、ヅラとセットになっているんです。帽子を取れば、モサモサ頭も取れるようになっております(嘘?)。
_ Scottie ― 2010/12/01 00:17
だめです、くっくっく…ジェフりんの頭に小鳥が住んでる
ところを想像したら…ひぃぃぃ腹が痛い~っ
ところを想像したら…ひぃぃぃ腹が痛い~っ
_ NI ぶち ― 2010/12/02 23:54
>Scottieさん
私のおすすめは、小鳥よりもやや大きめの鳥です。コウノトリなんてどうかなぁ。タンチョウでも良いけど。
あの頭の人が、夕立に遭うとどうなるんでしょうね。
私のおすすめは、小鳥よりもやや大きめの鳥です。コウノトリなんてどうかなぁ。タンチョウでも良いけど。
あの頭の人が、夕立に遭うとどうなるんでしょうね。
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TP&HBをそんなに聴かない人が浮かぶ曲なのかな、と思うのですが。どうでしょうね。
そして、ジェフ・リンよ・・・なんだ、その頭。
本人的にはそんなに違和感なかったのかしら(元同僚にロイ・ウッドという飛び道具もいましたし)。
この映像に付いてるコメント見るとグラサンしてないことを突っ込む声ばかりなんだけど、もっと突っ込むところがあるだろう!と言いたくなりますよね。