Electric Gypsy2022/02/22 22:48

 マイク・キャンベル&ザ・ダーティ・ノブズの新譜収録曲 "Electric Gypsy" が公開された。
 なんだか、既視感満載なのだが、それ故の安心感が満点である。



 楽曲的には、完全にボブ・ディランに後期ハートブレイカーズをブレンドした感じ。ディランよりはポップに仕上がるのが、マイクのマイクたるゆえんだろう。たまらん。

 それにしても…マイクは、トムさんにそっくり過ぎである。
 ちょっとあり得ないことではあるが、もし「トム・ペティだけ」が好きな人がいるとする。トムさんの大ファンだが、他のバンドメンバーのことは知らない。
 その人がこのビデオを見たら、「完全なトム・ペティのパロディ,オマージュ」と思うに違いない。
 一番近い存在は、ビートルズに対するラトルズだ。

 歌い方が似るのは仕方が無い。マイクにとって最高のヴォーカリストであり、一番よく聞いた声だから、親子の話し方や訛りが似るのと同じように、マイクがトムさんとそっくりな声、歌い方になるのは当然だろう。
 しかし、容姿まで似てくるのはびっくりである。まぁ、確かにトムさんにはサラサラ・ロング金髪という目立つ特徴があったのだが―― トムさんもマイクも、あまり押し出しの強い顔をしていないのは確かで、ちょっとつかみ所の無い、不機嫌そうな、目鼻の作りの控えめな人ではある。
 歩き方、歌いならの仕草とかも、ドキッとするほど似ている。変なたとえだが、お通夜とかに行って、故人の兄弟姉妹に会ったりすると、故人にそっくりでぎょっとする感じ。その点、トムさんとマイクは赤の他人なのだが…

 トムさんが急に亡くなったりするから、びっくり展開が始まるのだが、マイクがフリートウッド・マックの人になったのもびっくりだし、普通に「もう30年やってます」みたいな顔で「マイク・キャンベル&ザ・ダーティ・ノブズ」が新譜をしれっとだして、全米ツアーをするっていうのも、びっくり展開。
 いまだかつて、フロントマンが亡くなって、こんな展開になったバンドってあるだろうか…?!

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