Time of Our Life2020/03/13 22:45

 野球もキャンセル、
 フィギュアスケートもキャンセル、
 F1もキャンセル、
 そしてディランもキャンセル。

 そんな中、ちょっと可笑しかった記事。

F1開幕戦中止に対するドライバーたちの反応:ベッテル&ライコネンは発表前に一緒に帰宅

 さすがのキミ&セブ。あうんの呼吸、異常に素早い行動。世界中を舞台として飛び回るF1において、同じドライバー同士が親友で、しかも近所に住んでいるというのは、本当に心強いだろう。

 数週間前に、ある人が言った。
 「ELOの新譜。去年出たんだけど。これが良いんだよね…」
 そのときは、へぇ、そうなんだ程度の認識で、特にどうともしなかったのだが、翌週にたまたま点けたテレビの、バラエティ番組でBGMに使われた曲を断片的に聴いて、ああ、これはジェフ・リンズELOの新曲だ、買わなきゃ!と思った。
 聴いてみると、確かに良いアルバムだ。前作よりもさらに若々しい感じで、ポップに弾けている。

 特に良いと思ったのが、この "Time of Our Life" ―― ジェフ・リンズELOとしてウェンブリー・スタジアムで公演したときの想いを歌った曲だ。ちなみに、テレビで流れたのもこの曲だった。



 これぞまさしく、ジェフ・リンの天才的なポップセンスの詰まった一曲で、しかも感動的で、サビなど本当にたまらない。何か、半世紀を超しつつあるロックの歴史を俯瞰して感慨にふけるような、誰にも共通の懐かしさと愛おしみが染み出すような、心をつかむメロディだ。
 しかも、"Telephone Line" を上手く挿入したり、歓声や手拍子も効果的に加わり、一緒にウェンブリーの熱気を浴びているような気持ちになる。
 ただ一つだけ、惜しいのはエンディング。ブツッと切る演出は、この曲には向いていなかった。永遠の思い出に浸るようなフェイドアウトか、ビデオのように歓声と "Thank you!" で締めても良かった。

 ともあれ、この一曲だけでも、このアルバムは買った価値がある。

コメント

_ TKJ ― 2020/03/14 08:01

お久しぶりです。

すみませんが、もしそのバラエティ番組が2週間以内の放送だったら、番組名を教えて頂けないでしょうか。

_ NI ぶち ― 2020/03/14 13:23

> TKJさん
こんにちは。
うーん、確か先週土曜日の「出没!アド街ック天国」(テレビ東京)の「本郷」じゃなかったかなぁ。記憶が不確かですが…
あの番組、けっこうイカした洋楽使うんですよね。

_ NI ぶち ― 2020/03/14 13:35

そうだ、ついでに言えば、数週間前の「らららクラシック」,「グリーグのペール・ギュント」にも、ELO出てきましたよ。「山の魔王の広間にて」のカバーしたアーチストとして、けっこうな秒数流れて、映ってたなぁ。

_ TKJ ― 2020/03/14 14:52

有難うございます。タイムシフトに残っているか確認します。

私は、歌詞に出てくる、Phil (Hatton)にちょっと嫉妬しました。

_ NI ぶち ― 2020/03/14 16:28

> TKJさん
間違ってたらごめんなさいね~(笑)実は昔の曲だったりして~
そう、Phil、いいですよね。my friend Phil この人誰だろうって思ってたんですが、そうですか、Phil Hattonさんというのですね。

_ TKJ ― 2020/03/14 20:14

有難うございます。タイムシフトに残っていたので、無事確保できました。以下にシェアしています。

https://www.facebook.com/groups/129627970449549/?multi_permalinks=2914731675272484&notif_id=1584183091933273&notif_t=feedback_reaction_generic

_ NI ぶち ― 2020/03/14 20:39

> TKJさん
あ、良かった。合ってた。けっこう長く使われてましたね。そりゃ気付きますわ。
タイムシフト…便利な物がある世の中ですね…(←家電に弱い)

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