Faces Reunion2020/03/06 22:05

 先月行われたブリット・ウォーズの授賞式で、フェイセズが再結成したという。
 実際のところは、ロッドのステージに、ロニーとケニー・ジョーンズが加わって、"Stay with Me" を披露したという趣向だ。

 相変わらず、ロッドとロニーのイチャイチャ加減は最強である。



 何が格好良いって、イントロでギターが響くと同時に、ロニーにスポットライトが当たるところ。その姿に切れと愛嬌があって最高。
 ロッドも、一時期まったくダメだったのが、すっかり持ち直していて、嬉しい。

 もっとも、フェイセズの再結成といってもロッドとロニーはしょっちゅう共演しているので、新味はそれほどないのだが。
 ただ、ロッドも入った上でのフェイセズ、2時間のライブがあったら、けっこう見たい。しかし、ストーンズも見たいわけで、そこは中々辛い。ロニーは一人しか居ない。

 そのロニー、授賞式には例によって地下鉄を使ったらしい。
 凄いな、ロンドン市民は。チューブにロニー・ウッドが乗っていても平静を保っている。

Time of Our Life2020/03/13 22:45

 野球もキャンセル、
 フィギュアスケートもキャンセル、
 F1もキャンセル、
 そしてディランもキャンセル。

 そんな中、ちょっと可笑しかった記事。

F1開幕戦中止に対するドライバーたちの反応:ベッテル&ライコネンは発表前に一緒に帰宅

 さすがのキミ&セブ。あうんの呼吸、異常に素早い行動。世界中を舞台として飛び回るF1において、同じドライバー同士が親友で、しかも近所に住んでいるというのは、本当に心強いだろう。

 数週間前に、ある人が言った。
 「ELOの新譜。去年出たんだけど。これが良いんだよね…」
 そのときは、へぇ、そうなんだ程度の認識で、特にどうともしなかったのだが、翌週にたまたま点けたテレビの、バラエティ番組でBGMに使われた曲を断片的に聴いて、ああ、これはジェフ・リンズELOの新曲だ、買わなきゃ!と思った。
 聴いてみると、確かに良いアルバムだ。前作よりもさらに若々しい感じで、ポップに弾けている。

 特に良いと思ったのが、この "Time of Our Life" ―― ジェフ・リンズELOとしてウェンブリー・スタジアムで公演したときの想いを歌った曲だ。ちなみに、テレビで流れたのもこの曲だった。



 これぞまさしく、ジェフ・リンの天才的なポップセンスの詰まった一曲で、しかも感動的で、サビなど本当にたまらない。何か、半世紀を超しつつあるロックの歴史を俯瞰して感慨にふけるような、誰にも共通の懐かしさと愛おしみが染み出すような、心をつかむメロディだ。
 しかも、"Telephone Line" を上手く挿入したり、歓声や手拍子も効果的に加わり、一緒にウェンブリーの熱気を浴びているような気持ちになる。
 ただ一つだけ、惜しいのはエンディング。ブツッと切る演出は、この曲には向いていなかった。永遠の思い出に浸るようなフェイドアウトか、ビデオのように歓声と "Thank you!" で締めても良かった。

 ともあれ、この一曲だけでも、このアルバムは買った価値がある。

Octopus's Garden2020/03/17 21:26

 ピーター・ジャクソンが監督をして、ビートルズのゲット・バック・セッションの映像を、 [Let It Be] とは異なるバージョンの映画にして公開するという。ポール曰く、「ぼくらの間には愛と友情があった」…とのこと。ほんとか。
 それはどちらでも良いのだが、否応なしに、ビートルズ以外の人が登場するのを、見なければならないのが億劫だ。

 特に私のようなジョージ・ファンにとっては、ゲット・バック・セッションはギスギスした空気が漂うわけだが、その中で一つの救いとなっているのが、ジョージとリンゴのほのぼのとした曲作りだ。
 ジョージがギターとピアノを弾きながらリンゴにコードをアドバイスしており、リンゴを見てにこっと笑うジョージの表情が良い。

 そのようなわけで、"Octopus's Garden" を聴く。



 私はギャラガー眉毛兄弟のファンではないので知らなかったのだが、有名な "Whatever" のライブで、コーダのコーラスで "Octopus's Garden" が引用されたそうだ。



 面白いところでは、ジャズの巨匠ベニー・グッドマンもこの曲をカバーしている。ビートルズが [Abbey Road] を発表した当時とのこと。
 ジャズのことはよく知らないが、格好良い。

White Jacket2020/03/20 19:22

 Heartbreaker's Japan Party さんが主催するオフ会などに参加して、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズの映像を鑑賞したりすると、必ず女子の間で起きるのが、トムさんのファッションチェックである。
 かくいう私は、辛口批評を自認している。これもまたトムさんへの愛情の証だろう。

 多くの場合、トムさんの髪型と変なシャツに言及されるのだが、前回のオフ会で特に話題になったのは、1999年のこちらの映像。
 当時の新譜 [Echo] のプロモーションのために、BBCのジュールズ・ホランドの番組に出たときだ。…このころは、バンドもいろいろ困難な時期だったが、UK には一応行っていたらしい。



 この白いジャケットはどうなんだ、トムさん。
 私はこの白いジャケットを、すごく似合わないと思っている。ちょっと、スティーヴン・スティルスっぽくない?
 思うに、トムさんは色素が薄いので、白いトップスだと全体がぼやけてしまうのだろう。金髪で白い肌、青灰色の瞳には、濃い色のジャケットの方が似合う。
 しかもこのジャケット、丈が長く、襟ぐりが寸詰まり。ちょっとダサいカントリーミュージック風で、ロックンローラーっぽくない。

 もしかして、ロンドンで購入したのかなぁと想像もする。白いジャケット,イコール、ジョン・レノンとか、Concert for Bangladesh のジョージをイメージしたのかも知れない。
 色素も、年齢も違うので、トムさんはなんか別のものを作り上げたっぽい。

 私が初めてTP&HBをライブで見たのは1999年だが、そのときトムさんがどんなジャケットを着ていたのかは、覚えていない。もしかして、この白ジャケットだったりして…?!

Tom Petty in Black2020/03/24 21:55

 トムさんに白いトップスが似合わないのだとしたら、何が似合うのか。
 濃い色なら何でも良さそうだが、究極的には黒になるだろう。

 黒い服のトムさんと言えば、これ。2003年の [Sound Stage] ――
 トムさんが時々見せる、奇跡の一瞬のようなキラキラ・ビジュアル・トムさん!
 前の年の[Concert for George] では、長いツアーの疲れか、お肌の調子が悪く、髪もボサボサだったが、このトムさんはお肌も髪もツヤッツヤ!ヘアスタイルも決まっている。
 ちょっと、アイラインを入れているように見えるのは私だけだろうか。テレビ向けかなぁ?気のせいかな?



 [Concert for George] の流れで、ウィルベリーズの "Handle with Care" を披露してくれたわけだが、幸福感が溢れていて、胸がいっぱいになる。
 スコット・サーストンのパートも良い。歌ってから、嬉しそうな表情をして歓声を浴びるところがお茶目だ。

 トムさんの黒い服だが、この後ジャケットを脱いでハイネックのニットになっても、格好良い。トムさんがステージで、襟の無い、こういうトップスでいるのはちょっと珍しい。
 キラキラの金髪、明るい瞳の色が映えて、素晴らしく格好良い。そんな、黒い服のトム・ペティ。永遠の輝き。

George & Tom in Bob Fest2020/03/28 21:59

 私は Twitter をやらないので、よく分からない。しかし、どうやら内容に問題のあるコメントや画像は、自動で規制がかかるらしい。
 それで先日、ある人がツイートした画像が「センシティブな内容が含まれている可能性のあるメディアです。」とされたのだが、それがこちら。



 まさかのジョージとトムさん。
 何がまずかったのだろうか。親密すぎ?
 でもジョージって友達には、すごく接近する人だから…あ、まさか今の世界の現状に照らし合わせて、この接近具合はまずいってこと?

 言うまでもなく、これは1992年10月、 [Bob Dylan The 30th Anniversary Concert Celebration] のリハーサルでのショットである。
 そして有名なのが "My Back Pages" のリハーサル風景だろう。今見ると、みんな若い…トムさんなんて、小僧っぽい(41歳)。

 ボブ・フェストに出演した面々の中で、"My Back Pages" のメンバーに選ばれた人の基準というのは、何だったのだろうか。大物という意味では、ジョニー・キャッシュが入っていない。
 でも、このメンバーがベストだったと、結論づけている。トラヴェリング・ウィルベリーズのライブをやろうとして、メンバーが一部が居ないので、関係性の近い連中を補充したんじゃないだろうか。